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【難解?アドベンチャーゲーム攻略法】
 第3回「小公子セディ」

小公子セディ


 お父さんが亡くなり、僕とお母さんはお爺様と一緒に住むことになりました。ドリンコート伯爵家の跡取りとして僕ははお母さんと一緒にはるばるアメリカからやってきましたのですが、乗っていた馬車がお屋敷の前で止まり、僕が先に降りると出迎えたお爺様が言いました。「コリンドール家に外国人は入れさせん!!」お母さんを乗せた馬車はそのまま西のほうへ走り去ってしまいました。去り際にお母様は馬車から乗り出して何かを叫んでいましたが上手く聞き取れませんでした。僕は馬車を追いかけようとしましたが取り押さえられ、お城の中に閉じ込められてしまいました。
 お父さんが亡くなって悲しいけど、お母さんがいるから寂しくないと思っていた僕ですが、そのお母さんとも離れ離れにされ、しかも跡取としてみっちり勉強するようにお爺様に家庭教師までつけられ、城の外にも出られない日々が続き、僕は心底参っていました。

 「…お母さんに会いに行こう!!」

 そう決意した僕は、お城から抜け出していました。
 

シーン1:ドリンコートの街

僕は連れて行かれてしまったお母さんの行方を追って屋敷の外にでました。お母さんはどこへ…。町の人でお母さんを乗せた馬車を見かけた人がいないか訊いてみることにしました。

●黒人の坊やに話し掛けるとグラドーエのハングリーベア・レストランの「お試し券」をくれました。

どうやら線路沿いに右に抜けるとグラドーエへの道に出るようです。僕はドリンコートをあとにしました。

●道すがら黒人の坊やおじさんと話すと新商品の「スニーカー」をくれました。このスニーカーを履くと移動中のジャンプ力がアップするみたいです。


シーン2:グラドーエの街

僕はお母さんを追ってグラドーエまで来ました。ドリンコートとは違ってとても大きな町です。ここにお母さんは…。町の人でお母さんを乗せた馬車を見かけた人がいないか訊いてみることにしました。

●おなかがすいた僕はレストランのお試し券があるにもかかわらず、間違えてパン屋に行ってしまいました。照れ隠しでパン屋のおじさんに笑いかけると怒られてしまいました。その後で「忙しくてジャスニおばさんのお見舞いに行けないので代わりに行って欲しい」と頼み込んできたので、素直にお願いを聞いてあげることにしました。ちなみにおじさんはラルフというようです。
●ジャスニおばさんの家を訪ねた僕はラルフさんから預かった焼きたてのパンをおばさんに渡しました。そのあとおばさんにお母さんの話をすると「ラルフが教えてくれる」と話してくれました。
●用事の済んだ僕はパン屋のラルフさんに会いに行きました。早速ラルフさんにお母さんのことを訊くとカーティスさんが知っているかもしれないと教えてくれたのですが、またもや「カーティスに会うならこのスカーフを…」と頼まれごとをされてしまいました。
●時計台の前まで行くと馬車が止まっていました。カーティスさんです。頼まれたスカーフを渡し、お母さんのことを訊くと今度は「駅のルーニーが知っているかもしれない」と教えられました。…たらい回しです。大人って本当にひどい…。
●駅に着くと家庭教師が待ち伏せをしていました。彼の出す問題に正解するとルーニーさんに会えました。お母さんのことを訊くと「この前連れてこられた人かな…」とまで話して「実は大事な笛を落としてしまって困っているんだ」と言いました。やはり大人はひどいです。是が非でも笛を探し出さないと…。
●笛を探すといっても…と考えていると手を入れたポケットに「お試し券」が入っていたのでレストランに行くことにしました。レストランでビーフカレーを間食した僕におじさんはミルクをくれました。中にはいい大人もいるようです。
●少し食べ過ぎておなかがふくれたので街中を歩いていると猫の声がする家があったので訪ねてみました。お母さんのことを訊くと「今忙しいのよ。猫の具合が悪くてねぇ」とまた自分勝手なことを話し始めました。しかし気にはなるので猫のことを訊ねると「ドリンコートのミルクじゃないと飲まないのよ」と話しえくれました。僕の持ているミルクじゃだめかなぁ…と思い渡してみるとOKみたいで、代わりに笛をくれました。でも…この笛はルーニーさんが無くした笛みたいです。やさしいお婆さんかと思いきや、ひどいお婆さんでした。
●僕は笛を持ってルーニーさんを訪ねました。お母さんのことを訊いてから笛を渡すと喜んで受け取りました。再度お母さんのことを訊ねるとブランドさんがどこかに連れて行ったと教えてくれました。レストラン近辺をあるいている男の人の友達みたいです。
●うわさの男の人に話し掛けると薬屋さんの隣にいると教えてくれました。
●ブラントさんのお宅にお邪魔してお母さんのことを訊いてみると、「実は代官様がいなくなって困っているので探して欲しい」と持ちかけられました。大人のやり口にはこりごりですが、お母さんを探すためには仕方のないことです。素直に頼まれることにしました。
●代官様はどこへ…とりあえず隣の薬屋さんから訊いてみようと思って中に入ると、いきなり「代官様を探しているんだろう…?教えてやらんでもないがねぇ…」と話を持ちかけてきました。それにしてもひどい人ばかりです。この町に人はほとんどのひとが何かを要求してくるのですから…。とりあえず肩を揉んであげると「ホテルの上にいるお爺さんが知っている」と教えてくれました。
●早速、ホテルの上のお爺さんを訪ねたのですが中にはおらず…3回目の訪問でようやくお爺さんに会うことが出来ました。お爺さんは「次の鐘が鳴ったときに時計台の中でフルートを吹け」と教えてくれて、親切にランプも貸してくれました。
●時計台に入ると真っ暗で何も見えませんでした。お爺さんに借りたランプをつけると奥にドアが見えたので開けようとしたのですが鍵がかかっていて開きません。…しばらくすると、音楽が途絶えました。今かな?…と思いフルートを吹いてみると白髪のお爺さんが現れました。「セディ、この塔に登って調べてみるかね?」と話し掛けてきたので即答すると鍵をくれました。しかし「これから先も役に立つ…」とはどういう意味でしょうか?マスターキーみたいなものでしょうか?早速鍵を使ってドアを開けると梯子があったので登っていくと…そこに代官様がいました。代官様が何でこんなところにいたかというと、時計台が壊れてしまい直そうと思ったもののネズミが邪魔をして直せなかったので代わりに鐘を鳴らしていたというのです。壊れたことが伯爵様に知れるとお咎めを受けてしまうということで…。ひどい話です。全ての現況は伯爵様なのですね。とりあえず僕のフルートの音色で追っ払ってみよう…と吹いてみると逆にネズミたちが集まってきて笑われてしまいました。
●ネズミに笑われて悔しい思いをした僕はネコを使って追っ払おうと思い、ネコのお婆さんを訪ね事情を話しました。お婆さんは今度は親切にネコを貸してくれました。
●ネコを連れて時計台に戻ると、早速ネコを放しました。すると…なぜか止まっていた時計が動き始め、美しい鐘の音色も元通り奏で始めたのです。世の中不思議なこともあるものです。とりあえず代官様もお咎めを受けずに済みそうなので、一緒に時計台を出ると…町の人たちがみんな集まって、僕に感謝の言葉を述べ始めました。手のひらを返したような町の人たちの態度に、伯爵様の孫にあたる僕にひどい仕打ちをしたことがばれて報復を受けるのが恐ろしくて感謝している振りをしているのだ…と子供ながら察しましたが、そもそもの現況があの伯爵様では仕方ないなぁ…と僕も嬉しそうに振舞いました。


シーン2−2:グラドーエ〜ミクバム街道

どうやら線路沿いに右に抜けるとミクバムへの道に出るようです。僕はグラドーエをあとにしました。グラドーエから右方向へ進んだ先に駅が見えるのですが、その駅から少し戻った辺りの草むらを進むとミクバムに着きました。


シーン3:ミクバムの街

お母さんはミクバムの方へ連れて行かれたと聞かされ、この町までやってきましたが、町に入ると驚いたことにレストランや洋服屋さん、郵便局の前に行列が出来ていました。気になります…。

●行列が気になりましたが、町に着くなり行列に並ぶのでは疲れてしまいそうなので、普通の家の人に訊いてみる事にしました。訊ねた家にはトレイシーさんという女の人がいたのですが、足をケガして動けないと言うのでケガの具合を訊くと「ケガよりも働くことが出来ないのが辛いので、代わりに勤め先のレストランにいて働いてもらえませんか?」といきなり頼み込んできました。僕みたいな子供に…と思いましたがここは快く頼みを訊く事にしました。レストランは混んでいるので裏口から入るといそうです。
●レストランの裏口から入り「トレイシーさんの代わりに来ました」と店主に話すといきなり「ジャガイモを剥いてくれ」と仕事を言いつけられました。子供なのに…。
●ひと仕事終えてレストランを後にするといきなり男の人が声をかけてきて「おい小僧。税金を払え!!レストランに入ったからだ!!」と言われてしまいました。突然のことに顔が引きつってしまったのですが、男の人にはその顔が笑っているように見えたらしく、「いい笑顔だな。特別許してやるよ」と税金を取り立てられることは免れました。それにしてもいきなりなんでしょうか、この町は…。
●税金のことが気になった僕は代官屋敷を訪ねました。門番がいましたが僕のことを知っているみたいで素直に中に通してくれました。代官様に会って早速税金のことを訊ねると「町のためには仕方のないことです」と、あのTAXマンのカツ上げ行為を容認していました。ひどい話です。その後でお母さんのことも訊いてみたのですが、またしても西の方へ連れ去られてしまったようです。
●失望した僕は代官屋敷を出るとボーっとしていたのか女の子とぶつかってしまいました。女の子は「この町に古い牢屋があるって本当かしら?」と脈絡のない話をしてきたのですが、気にはなったので詳しく訊こうと思いましたが、それ以上のことは知らないみたいなので、女の子にさようならをしました。
●お母さんが町にいないことはわかったので、こんな町はさっさと出て行ってもよかったのですが、「西の方」だけではお母さんを探す情報として曖昧すぎるので、先ほどの古い牢屋のことを調べながら他に知っている人がいないか訊いてみることにし、とりあえず郵便局に行ってみました。局員さんに牢屋のことを訊いてみると「病院で何かわかるかも…」と話してくれました。
●病院へ行き牢屋のことを訊いてみると「パン屋の隣のバッカスさんなら知っているかも…」と話してくれました。
●バッカスさんの家に行き牢屋のことを訊いてみたのですが、耳が遠いのか「え?」としか言ってくれませんでした。仕方なしに出直すことにしたのですが…病院で耳が聞こえるようになる方法を訊こうとすると「もう教えることはない」と取り付く島もなく、仕方なしにその前に情報をくれた郵便局員を訊ねることにしました。
●郵便局に行き、バッカスさんのことを訊いてみると「わっ と言ってごらん?」と話してくれました。
●半信半疑でバッカスさんに「わっ」と言ってみると「おお、よく聞こえたぞ。何でも言ってみるがいい」と人をバカにしたような態度をとられてしまいました。しかしここで怒ったら今までの苦労も水の泡となるので、素直に牢屋のことを訊いてみると「今では牢屋の上にドイルさんの倉庫が建っておるぞ。レストランの上がそうじゃ」と教えてくれました。
●早速倉庫に行ってみたのですが、誰もいないし何もありません。なんとなくフルートを吹いてみると脈絡もなく階段が見つかりました。意味がわかりません…が、とりあえず階段を下りていくと牢屋がありました。中には代官がいたのですが話を聞いてみると、さっき僕が会ったのは偽代官だというのです。その後の話も半信半疑で聞いていたのですが、牢屋の扉は鍵がかかっており、確かに閉じ込められていたので、とりあえず昔もらった時計台の鍵を使ってみると…ウソかホントか鍵があきました。あの「これから先も役立つ…」とはこの事だったのです。しかし鍵は折れて壊れてしまいました。代官を牢屋から連れ出すと、突然うわさの偽代官が襲ってきましたが、(たぶん)本物の代官がやっつけてくれました。その後で代官様はお母さんのことについて「アニー様はドリンコートの北西にあるルーインというところにいらっしゃる」と教えてくれました。半年前に牢屋に閉じ込められたはずなのですが…。
なんにせよ町に平和(?)も戻ったし、お母さんの行方もはっきりわかったのでこの町をあとにすることにしました。


シーン3−2:ルーインへの道


シーン4:ルーインの村

ずっと西の方に連れて行かれたと聞いていたのに…いつのまにかお母さんは僕とすれ違いドリンコートの北にあるルーインに連れて行かれてしまいました。来た道のりを引き返し、ドリンコートも経て、ようやくルーインの村に着いたのですが…なんとも寂しげな村でした。

●村に入ってたくさんの家を訪ねたのですが、みな逃げていってしまい話すら出来ません。途方に暮れ、村の外れのカラスのいる森のあたりを歩いていると突然カラスに襲われました。するとカラスはなにやら落としていきました。「お守り…」僕はそれを拾いました。
●それからまたたくさんの家を訪ね歩き、ある家を出ると外は暗くなっていました。もの寂しさを感じ怖くなってきた僕はフルートを吹いていました。すると…どこからともなく少年が現れました。訊ねてみるとカールという少年で亡霊だというのです。彼も彼のお母さんも病気で死んでしまったようです。彼のことを訊ね終わるとカールは消えてしまいました。そして夜が明けました。
●カールが消えた後、おじさんの亡霊が現れました。おじさんにお母さんのことを訊ねると「村長に…」といって消えてしまいました。
●村長の家を訊ねると「かあさん、かあさん」という悲痛な叫び声が聞こえました。そのことを村長に訊いてみると「あれは孫…」と言って消えてしまいました。もう一度村長の家に入るとカールがいました。カールに叫び声のことを訊ねると「母さんが…、真っ黒な実…、カラスたちに…」と話してくれましたがそれ以上は何も聞けませんでした。実のことも訊いてみたのですが話してくれないので家を後にしました。
●カラス…ということで森に入ってみたものの何も得られず、また訪ね歩き井戸の隣のおばあさんを訊ねると、「鍵はルイス…、階段の隣…」と話してくれました。
●ルイスさんの家を訪ねると「鍵は捨てた」と言われてしまいました。どこで捨てたのか訊ねてみると「井戸」とぶっきらぼうに答えてくれました。
●早速井戸に向かい中にいるカエルさんに鍵のことを訊いてみましたが「ここから出してくれたらね」と教えてくれません。仕方なく井戸を後にし、カエルを出す方法を考えることにしました。
●村の人の知恵を借りようと訪ね歩き、女の子の家を訪ねると「大事なお守り…」と口走ったので、森で拾ったお守りを渡しました。喜んではくれましたが、他に情報も得られなかったので立ち去ろうとすると、去り際にお礼といって「犬の鎖」をくれました。
●これは使える…と思い、井戸に向かい犬の鎖を使ってカエルさんを引き上げました。カエルさんは「ほら、鍵」とぶっきらぼうに鍵を渡すといずこかへ去っていきました。
●鍵を使って、鍵のかかった階段の扉を開け黒い実のなる木のところに向かいました。カラスがいましたが気にせず実を採ろうとすると手を突かれ赤い血が流れ出しました。するとどうでしょう…黒い実はみるみるうちに金色に変わってしまいました。ためしにもう1個採ってみたのですがやはり金色になってしまいました。仕方なく、金色の実を持ち帰ることにしました。
●村長の家を訪ね、カールに金色の実を渡すと…カールのお母さんは永久の眠りに着くことが出来ました。そしてカールも…。村長の話によるとこの村の住民は悪霊にそそのかされて偽りの永遠の命を手に入れてしまったようです。永久の眠りに尽きたい村人の願望を叶えるため、金色の実を取りに行くことを村長と約束しました。
●金色の実を採り行こうとすると階段の前でルイスさんがとうせんぼをしています。ルイスさんはカラスに襲われたけが人を多く見てきたのでしょう…。僕は強い意志をルイスさんに伝えました。ルイスさんはそこまでの決心ならば…と実を入れるカゴをくれました。
●実のなる木の前に行くと、白いカラスがいました。白いカラスに話し掛けると「俺の問題が解けたら…」と言い、問題を出してきました。勉強をしていた僕は5問らくらく正解し、真っ黒な実を手に入れることが出来ました。
●金色の実を手に入れた僕は、皆さん(金色の実で成仏する人のみ)を永久の眠りに誘ってあげました。その後、見張り所に寄ってみると村長さんがいました。村長さんも永久の眠りに誘ってあげると番人が現れたので彼も同じく永久の眠りに誘ってあげました。すると村長さんや番人は色々と話をしてくれて、最後に鏡の結界を解くための聖水を受け取りました。
●鏡の結界の前に行き、聖水を使うと結界が解け、階段があらわれました。階段を上り、ある扉に触れると…闇が揺れ、大地が裂け、悪霊が現れました。悪霊に話し掛けると問題を出してきました。こんな問題楽勝…と思いきやずる賢い悪霊の罠にはまり間違えてしまいました。(…というよりひどすぎ)悪霊が少しずつ近づいてくる…僕は怖さのあまりフルートを吹き出しました。すると…お母さんの幻影が現れました。悪霊は幻影の中のお母さんと僕の姿に心を打たれ、改心しふるさとの大地の底の毒の沼に去っていきました。闇が晴れると…ルーインの村は消えていました。父さんの幻影もあらわれ僕を勇気づけてくれます。悪霊の残した西へ向かえという言葉に従い、西に向かおうとすると今度はハトが現れました。ハトは「白いカラス」と名乗り、そして飛び去って行きました。


シーン5:リーウェイズの町


ルーインの村を後にした僕はお母さんを追ってリーウェイズという町にやってきました。町に入るとなにやら物々しげな雰囲気で街の真ん中に人だかりが出来ていました。いったいなんの人だかりなのでしょうか…。

●下の町の人たちに話しかけると何故か怒っています。いろいろと話をしてみると、どうやら上の町の人たちが水門を閉めてしまい、水不足に陥っているようでした。怒った町の人たちは上の町と下の町の境界線に集まり、今にも戦争をおおぱじめようという物々しい雰囲気です。
●病院を訪ね、お母さんのことを聞いてみると「ホテルで聞いてみなさい」とアドバイスをくれたので、ホテルに行ってみると、先ほどはいなかったおばさんがいました。おばさんにお母さんのことを聞いてみると「見慣れない女の人なら見かけた」と話してくれました。もしかしたらお母さんかも…と期待を膨らませ、再度尋ねてみたのですが、それ以上の事は知らないようで、がっかりしました。ついでに町のことについて聞いてみると、おばさんの旦那さんが戦争に反対したために牢屋に入れられてしまったと聞かされ、挙句の果てに「この手紙を届けて欲しい」と、またしても身勝手な大人に用事を押し付けられてしまいました。もちろん反対することもできたのですが、唯一、お母さんの情報らしきものをくれた人なので、快くその頼みを聞くことにしました。それにしても…「ここはどんな町ですか?」と尋ねているのに「戦争だよ」という返事はどうなんだろう…。
●頼まれた手紙を持って牢屋に行きました。おじさんに手紙を渡し、町の事について聞いてみると、おじさんの妹が上の町にいるらしく、戦争を止めて欲しいと代官様に頼んで欲しと、直訴役をお願いされてしまいました。子供の僕が直訴してどうにかなるものなのか…と思いつつも、素直に受けることにしました。
●代官屋敷の前にいた門番に話しかけると、門番も戦争に参加しに行くと言い、門の前からいなくなりました。僕は門番のいない隙に代官屋敷に入り、代官様に直談判をしました。僕は権力を笠に着るのは好きじゃなかったけど、相手は代官なので身分を明かし、訳を聞いたり戦争を止めるようお願いしてみました。戦争を起こす原因が「水」であったため、上の町の水門を何とか開けることができれば戦争は回避できそうです。僕は上の町に行くことにしました。
●上の町に行く唯一の方法は旧代官屋敷を通り抜けることなのですが、旧代官屋敷のおばあさんはとうせんぼをして先に行かせてくれません。仕方なしに代官の力を借りようと代官屋敷に戻ると、代官はおらず、物陰にエイブと名乗る代官の息子がいました。僕は彼と話をして、彼の伝言を上の町のシンシアに伝えるという名目と彼の紹介を持って旧代官屋敷に向かい、ようやく上の町へ行くことができました。
●上の町で、牢屋のおじさんの妹さんに会いました。シンシアさんのことを聞くと湖のお城にいると教えてくれました。そのあと、おじさんのいる家を尋ねると代官様のところにいると教えてくれました。
●シンシアさんのいる湖のお城に行くため船着場に行くと、親切なお兄さんが船に乗せてくれました。ただ…お城の近くに連れて行ってくれただけで中には入れません。仕方なしに戻ってきた僕は門番小屋を訪ねました。すると下の町にいるおばあさんに写真を届けて欲しいと頼まれ、今回も素直に受けることにしました。おばあさんの家を訪ね写真を渡すと、「じいさんじゃ!!」と大喜び。「いいことをしたな」と思い、因果応報…きっとおばあさんがお母さんのことを話してくれるに違いないと思いきや、何も知らない様子。肩を落としながらとぼとぼと家を出ようとするとおばあさんが「じいさんはお城の門番じゃからお城に入れてもらうといい」と話してくれました。(心の中でラッキー♪と思いながら)僕はお礼を言っておばあさんの家を後にしました。
●門番小屋のおじいさんのところに行くと中に入れてくれました。すると思いがけない珍客が…。(ここは秘密にしておきます(笑))珍客と話をした後、長い通路を通ってようやく上の町の代官様のところに着きました。僕は下の代官様と同様に訳を聞いたり戦争を止めるようにお願いしてみました。水門を閉じた原因は町の真中の「柵」であったらしく、悪いのは下の町の代官様であったことがわかりました。僕はすぐにでも柵を撤去するように下の町の代官様にお願いしようと思い、足を動かそうと思った矢先に「娘のシンシアの病気を治してくれたら戦争は止めよう」と、ぜんぜん関係のないお願いをされてしまいました。まずは戦争回避だろうに…と思ったのですが、代官様の頼みを断るわけにも行かず、病気を治す方法を考えることを優先することにしました。
●病気を治すのであれば…といい医者のいる病院に行き、シンシアさんの病気を治す方法を尋ねると、体の病気ではなく心の病でこの病院に入院していることを聞かされました。そしてシンシアさんに会った僕はエイブさんの気持ちを伝えました。エイブさんの気持ちを聞き、会いたくてたまらなくなったシンシアさんを連れ僕は船着場へ向かい船長に下の町まで船を出してもらうようお願いしました。
●船に乗った僕たちは柵のある町の真中へ行き、そしてシンシアさんをエイブさんと引き合わせました。それを知り駆けつけた両方の代官様はエイブさんとシンシアさんが愛し合うことを否定しましたが二人の決意があまりにも固いことを知り、二人の仲を認め、そして柵を取り除き水門を開けました。そしてこの町にも再び平和が訪れました。
●そして…。

これでセディの冒険はおしまいです。セディは特別な子供ではありません。転んで怪我をしたときに、そっとハンカチを差し出す優しさと勇気。ね、君にだってある。さあ、今から君自身の愛と勇気の冒険に出発しよう!


おまけ:家庭教師攻略〜出題&回答一覧

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