第11番  南縁山 圓乗寺

御本尊;聖観世音菩薩
御詠歌;観音の おしえのままに 導かれ ただ円(マド)かれと み船に乗るらん
住 所;東京都文京区白山1−34−6

参拝記;寿経寺を出て、白山通を通り白山下交差点を過ぎ、右折するところを曲がり損ない
    先でUターンし浄心寺坂の途中にある圓乗寺に到着したが、車を止める場所が無く
    坂上の広い道に路上駐車し、妻を車の番で残し参拝に向かう。坂を下ると右手に寺の
    参道があり、参道入り口には有名な八百屋お七地蔵尊堂があり、参道を進むと右手に
    お七の墓がある。お寺の周りは高層マンションに囲まれ、薄暗さが何ともいえない気分に
    させてくれた。本堂は閉まっていたので外で参拝し、本堂右の玄関でインターホンを押し
    朱印をお願いする。ご住職がおられ朱印を頂くが、あえて書かしていただければ、朱印は
    どこも300円で圓乗寺納経所にも書かれていたが、自分と母で600円なので千円札を
    出したら、どこでもおつりを下さるのに、そのまま受け取り、ご苦労様と言われ、そのまま
    しまわれてしまった。ただ忘れてのかもしれないが、なんかご住職の心無さに寂しさを覚えた
    感じがする。そんな思いを母らと話しながら、上り坂を足取り重く、車に戻り大円寺に向かう。
備 考;八百屋お七:お七の生家は有数な八百屋で、1682年の天和の大火で池が焼け、菩提寺の
    圓乗寺に避難した時、その時圓乗寺の小姓山田佐兵衛と恋仲になったが、やがて家が再建
    され戻ったが佐兵衛会いたさに付け火をし、放火の大罪で捕まり火あぶりの刑にされた。
      
〜天台宗〜