第32番 「般若山 法性寺」         

御本尊;聖観世音菩薩
御詠歌;願はくは 般若の船に のりを得ん いかなる罪も 浮ぶとぞ聞く
住 所;秩父郡小鹿野町般若2661

参拝記;久昌寺を出て、途中で昼食を取り法性寺に向かう。順路の関係で31番観音院を抜かし
    廻ることにした。久昌寺を出て小学校の前を通り、その先の信号を左折し突き当たりを
    右折し長若を左折し進むと法性寺がある。境内下はバスの折り返し場所になっている。
    駐車場はバスや車が一杯で止められず、どうしようか考えていたら丁度1台マイクロが
    出たのでそこに車を止められた。雨が降り出したので、妻と次女を残し参拝することに
    した。傘を差しながらの石段を上るのはちょっとつらいが登り切ったら急に雨が上がって
    しまった。ゆっくり参拝しなさいという観音様のお計らいか。本堂内の納経所には3名程
    朱印を待っていらっしゃる方がおり、母が並んでいるとのことなので、朱印帖を預け、
    その先にある観音堂に参拝することにした。観音堂は岩崖の中腹に舞台造りのお堂で
    そこに行くには岩を削っただけの石段を上る為、雨が降っていたので滑りやすかった。
    お堂にはスリッパに履き替えて中に入る。こちらの観音様はお船観音と呼ばれ、櫂を
    持って小舟を漕いでいる珍しい観音様である。お堂の裏の岩窟には子授け地蔵などが
    祀られており、幽玄な雰囲気をかもし出している。この先奥の院には奥の院があり、
    ご本尊でもある岩舟観音が祀られているが、岩盤を通らなければ行けないので、
    滑ると怖いので諦めてここで下りることにした。境内に戻ると母がまだ納経所で並んで
    おり、団体さんが前にいたらしく、10冊程もっていらっしゃる方がいたらしい。待つ間
    境内の本堂、池そして本堂前の地元の土産品を置く土産屋さんを見ながら時間をつぶし
    15分くらいお待ち朱印を頂くことが出来たので石段を下り、車に戻り観音院に向かうことに
    する。14時を廻り残すは3寺なので何とか今日結願することが出来そうである。
〜曹洞宗〜