第31番 「鷲窟山 観音院」         

御本尊;聖観世音菩薩
御詠歌;深山路を かきわけ尋ね ゆきみれば 鷲のいわやに ひびく滝つ瀬
住 所;秩父郡小鹿野町飯田観音山2211

参拝記;法性寺を出て、来た道を戻り長若を右折し299号線を通り、農協の先道標に従い、
    右折し進むと観音院の駐車場がある。こちらも駐車場が一杯で空くのをちょっと待ち
    車を止める。観音院はここから約300段誓い石段を上らなければならないので、長女と
    父の三人で上ることにする。入口には仁王門があり、石像の仁王様で台座を含めると
    4mを越えるとのこと阿像に参拝の無事を願い、獅子段を上り始める。曲がりくねっており
    直線の階段ではないので先が見えず圧倒されることはないがやはりきつい。石段途中に
    句碑や石仏が立ち並んでいるが見る余裕が無く、約半分とかあと何段と書かれているが
    嫌気をさす感じがする。どうにかこうにか上り終えると、そこには三方を岩盤に囲まれた所に
    方形の観音堂と40m位の落差を持つ浄聖の滝が眼に止まる。滝下の池には鯉がおり、
    滝壺のそばには不動明王様が祀られている。身にかかる水飛沫に清涼を得られる感じが
    する。観音堂に行き参拝させて頂き、隣にある納経所に行き朱印を頂く。ここにもお守りや
    般若心経で書かれた観音様など心くすぐるものが売られている。後ろ髪引かれながら
    石段を下り、吽像の仁王様に参拝できたお礼を述べ皆と合流する。駐車場横にはお守り
    などの売店があり、冷やかしながら拝見し何も買わず、車に戻り菊水寺に向かう。
   
    
〜曹洞宗〜