大日如来(十三・十七回忌) 霊鷲山感応院 「極楽寺」 (真言宗)
御真言;おん ばざら だど ばん(金剛界) あ びらうん けん(胎蔵界)
真言密教を代表する仏で、正式名を摩訶毘盧遮那(マカビルシャナ)と言い、大日
如来と通称されている。摩訶とは優れて偉大であることを意味し、毘廬遮那は
光り輝くもの・太陽を意味します。すなわち大日如来の慈悲は陰ひなたなく
あまねく照らし、あらゆる衆生に及ぶことを表しているが、太陽の日は陰を
造るが如来の慈悲は差別をつくらないので、その働きはそれ以上であることを
表し、大をつけて大日如来という。お姿も一般に如来は質素な衣をまとっている
のみであるが、大日如来は胸飾りなど多くの装飾品を身につけ、頭には五智の
宝冠を戴いています。これは大日如来が仏教における最高位を表しています。
成就院を出て、江ノ電極楽寺駅横の踏切を渡ると左手に極楽寺の山門がある。山門前に
バイクを止めて境内に入る。こちらも鎌倉観音22番札所でもある。前回来たときは夕方で
参拝もあまりいられなかったが、今日は大勢の方が参拝されていた。朱印所で朱印を
頂き、境内を出るが、今回ほとんどのお寺でもそうであるが、春先と言うことで梅など
花も数多き咲き、ほんのり香りも楽しむことができる。バイクに戻り、成就院の虚空蔵堂に
向かう。