阿しゅく如来(七回忌) 鷲峰山真言院 「覚園寺」(古義真言宗泉湧寺派)    


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御真言;おん あきしゅびや うん
阿しゅく如来はインドで古くから信仰された仏様であるが、日本での信仰は
広まらず、独尊としての造像もされなかった。阿しゅくとは、揺るぎない・動じない
の意味であり、揺るぎない菩提心の徳を象徴する尊とされ、いかなる煩悩に対し
ても心が動じないことを意味する。一般的な像は右手は下におろした着地印をし
左手は衣の端を握っている。左手で衣の端を握るのは、襲い来る悪魔の軍勢に
対し、確固たる姿勢で「彼らを退散させるのだ」という明確で強い意志が表されて
いる。
来迎寺を出て、金沢街道迄戻り分れ路に入り、鎌倉宮手前を左折し細い道を進むと、覚園寺の
山門が見えてくる。境内にバイクを止めて本堂を参拝する。自分はこのお寺には初めての参拝
であるが、多くの老若男女が境内で休まれていたが、皆さん一日何回かある巡観の時をお待ち
しているらしい。時間迄20分位あるので時間がないので本堂を参拝し、朱印をいただこうと思ったが
朱印所に誰もいないので、玄関の方に回り、朱印をお願いすると朱印所の方でお待ち下さいと言われ
暫くお待ちし朱印を頂く。朱印をお願いしていると、何人かのご婦人が朱印をお願いしようとしていたが
一人の方が朱印帖が鎌倉七福神のもので、ご住職も問われたが、おばさんは構わないから書いて
くださいと何の躊躇もなく朱印帖を渡していた。あなたは構わないかもしれないが、書かれる方の
ことも考えてお願いした方がよいと思う。せめて普通の朱印帖位持っていてほしいと思った。
バイクに戻り報国寺に向かう。