デッドニングの解説


1.デッドニングとは
スピーカーの後ろから出る音をしっかりと受け止め、吸収させクリアな音へと変身させます
エクストレイルの場合、ドア周りは作業しやすいのですが
すなわち無駄な空間もあると言うことです

2.作業のこつ
写真ページにも書きましたが、第1の難関は例のビニールシートはがしです。
黒のねばねばブチルゴムがあちこちにつくので 根気の作業となります。
ひたすら根気です、技術はいりません
ある程度はがしたら布ガムテープでひっつき虫のようにしていくと次第にとれていきます
はがし終わったら、粘着シートのくっつきをよくするために、
ドアの内部とインナーパネルをアルコールやクリーナーなどで脱脂してください。
寒いときはシートを暖めて柔らかくしてください。

3.貼る場所
窓ガラスをあげた状態で作業します 。
スピーカーの後ろは重点的に貼ってください。
アウターパネルはドアをたたきながら弱点部分を探ってください
制振シートを貼ったらその上にスポンジなどの吸音材を貼ってください。
忘れてならないのはここは雨などの水が流れる所と言うことです。
スポンジはたっぷり水を吸った状態になります。
ドア最下部の水のたまる場所には貼らないでください。
普通のスポンジは劣化するのでエブトシーラーなどの耐水、耐久性のものを選んでください。

エクストレイルは開口部が大きいので大丈夫でしたがエッジで手を切らないよう気をつけてください
アウターを貼ったら次はインナーパネルです。
穴をふさいでドアを一枚のボックス状態にしていきます
このときドアロックのリンク棒が動くようにチューブをかぶせ、シートとの隙間に隙間テープを貼ります
内張の接する上端にも隙間テープを貼ります。

4.材料について
制振シートとしてエーモン製のキットがビデオもついているので入門用としてはいいでしょう。
またヤフーなどにも安く出回っていますのでお手軽なのはそちらだと思います。
でも隙間テープなど意外なところでホームセンターに売っているものと同じだったりするので
(人工芝用テープはブチルゴムです)予算に合わせて選ぶのもまた楽しいかと思います。

5.デッドニング効果について
最初スピーカーを交換する前だったのですが、明らかに音が違っていました。
素人にわかる位なのでスピーカー交換するより おすすめだと思います。