粋狂いな人々・弐式

スーパーロボット大戦・涅槃 用語一覧


T オリジナル組織名

ミスリル宇宙戦隊 『ティル・ナ・ノーグ』

 犯罪の広範囲化に伴い新設されたミスリル作戦部における宇宙部門の総称にして拠点名。地球上の脅威だけでなく、宇宙にまで軍事的行動が見られる世界に危惧を抱いたミスリル上層部が作り上げた新部隊。宇宙戦闘に特化しつつも汎用型の機体であるエルシュナイデとそれを運用する機動戦艦『風伯』を運用して宇宙の戦闘行動に介入する。


特殊攻伐兵養成部隊 通称:漣

 リロイ・ファトラムが結成した特殊部隊。リロイ・ファトラムを頂点に東洋教導官としてヒョウエ・ナミハラ少佐相当官、西洋教導官としてネリリン・ハーユイ大尉相当官、更に加えて機動兵器教導官として元PTX隊のパトリシア・ハックマン少佐相当官が並ぶ。基盤となった部隊である蛍よりも幾分甘い訓練を課すことで兵士の養成における成功率を高めた。全候補者の3人に1人は部隊員として活躍できる。しかし、それでも幼少のころからの徹底した訓練によって白兵戦や機動兵器の操縦に関しては他の追従を許さない。準備期間を経て結成してから間もないために構成員は40人程度。準部隊員を含めれば総勢で総勢で130人程度。


U オリジナル企業名

ヘルムート社(財閥系軍事企業)

 老舗の財閥、浦木財閥によって立ち上げられた歴史のある巨大日本企業。近年、新興のマオ・インダストリー社やEOT機関などと比較すると人型兵器や宇宙航行船などの技術面では見劣りするものがあるが、扱いやすさやコスト面においては未だ第一線にある一流企業といっていい。DC戦争やバルマー戦役における人型兵器やスペースノア級の戦艦の活躍を目の当たりにし、腕のいい研究者技術者を集めている。宇宙航行船の分野ではそれ以後、それなりの成果をあげているようだが、未だにヒュッケバインシリーズやTDシリーズを上回る人型兵器の開発には至っていない。日本政府は言うに及ばず、アジア諸国に対してかなりの発言力を有している。現社長はユキタカ・ウラキ(浦木行隆)42歳。現在独身のおじ様。革靴を集めるのが趣味という粋人。ちなみにヘムルートという名は財閥解体後に常務に就任したジョアンヌ・ヘムルートの名から抜粋したもの。


シュライバー社(新興軍事企業)

 新興の軍事企業。経営が不振だった古参の武器関連企業ゼファー社をM&Aにより買収し一気に名が売れた。元よりシュライバーは軍用武器の製造開発を専門にしていたが宇宙建設用の機動兵器の製作がメインであったゼファー社を買収してからは軍事目的の機動兵器の研究に着手。独自の機動兵器HDSを開発する。機動兵器素体として非常に有能な機体でありながらも個人の好みにおおじてカスタムが可能ということで株価も一気に上がっている。


オムロック社

 宇宙でも使用可能な汎用艦船の製造に力を入れている巨大企業。軍事艦船にも力を入れているが宇宙輸送機の方が商売的には順調。そのために、新たな装備よりもコストダウンに力を入れている。民間用は流石に売り出してはいないが、宇宙艦船といわれれば真っ先にオムロックが出てくるほどに名前が売れている。


V オリジナル専門用語

STT要員(特別技能班、Special technical Team)

 宇宙戦闘、大気圏内戦闘における機動兵器操縦に特化した戦闘員。宇宙では白兵戦などほぼ考えられない上風伯には常にセツヤがいるためにほぼ白兵戦に関しては杞憂の必要がない。元々、ミスリルにはSTT要員などは存在しない。基本的認識としてSTT要員はセツヤを含めた将官が引き抜いてきた元軍人。お眼鏡にかなった人材なだけに小数ではあるが操縦テクニックに関しては本場SRT要員にも劣らない。


HDS(High mobile basic space suit in various environments) 読み方:エイチ ダブル エス

 シュライバー社製の機動兵器の総称。テスラドライブを標準装備した宇宙での行動可能な高性能機といのが売り文句。実際、カスタムを一切していない機体ならば癖がなく非常に使いやすい。しかしながら、HDSの真骨頂はその扱いやすさ瀬はなく容易にカスタムが可能なその自由度にある。基本素体には一切の武装が施されておらず、空いているスペースにシュライバー社製の兵器を好みによってチョイスして装備する。ユニット化の導入により、それが非常にスムーズ。更に、ブースター周りやエンジン関連、OSまでも個人の好みに応じてカスタムすることが容易な仕上がりになっている。







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