「よぉ、沖田」

「高杉、停学とけたのかィ?」

「おかげさまで」

一体何度停学をくらっているであろう柄の悪いクラスメイトとは何故か気が合った。
毎回毎回面白いネタを仕入れてくるので一体何者なのだろうとたまに考えることもあるが。
そして今回も。

「そーいやさ、“良いモン”手に入れたんだけど」

「・・・良いモン?」

「そ。カーワイイ彼女さんがいる沖田にはぴったりのもの」















明日は休み。部活も無しということで、神楽は半場無理矢理沖田の家に泊まらせられていた。
泊まりといっても珍しくない。
もう既に何度も沖田の家は訪問したし、その行為をしたのだが、今日は神楽の様子がいつものとは違かったのだ。

「おま・・・何し・・た・・ネ!」

「へぇ〜、マジで効くんか、コレ。」








「何これ」

コトンと目の前に出されたのは小さな透明な瓶。
中では毒々しい色をした液体が揺れていた。

「んー、なんかなぁツレが作ったサンプルなんだけど」

「ツレって・・・」

高杉のツレと言えばここらじゃ誰もが恐れる不良集団“鬼兵隊”の誰かのことだろう。

「1滴だ。1滴だけでお前天国見れるぜ?」

「天国って・・・アブネェ薬とかじゃねぇだろうなァ」

「ま・・・危ないっちゃ危ないが、違法性はねぇ。自分じゃダメだ。彼女に使え」

「神楽に?」

「ま、簡単に言えば淫薬・・・媚薬ってやつだ」

「・・・・・」

「さっき言ったようにコレはサンプル。効くかはしらねぇ。でも、試してみる価値はあるだろ?」









それだけ言い残して去っていった高杉に、沖田は感謝した。
恐る恐るではあるが家到着後、神楽に渡したジュースの中に1滴、言われた通り液体を入れてみたのだ。
そしてこの美味しい展開。
神楽の表情は快感、苦しさなどの感情が交じり合い、とても淫らな表情だった。

「・・・どうしたんでェ?もしかして・・・もうイきそうとか?」

「・・・っ!こ・・んなん・じゃ、 イ きたくて・・もイけないネ・・・っ」

総悟は神楽を見てごくりと喉を鳴らした。
その間にも神楽はじわじわと強烈な熱に侵される。
神楽は強がってはいても、苦しかったのだ。
もうだめだ、と思いながらも自分からねだるのも情けなくて悲しい。
と、神楽の頬にふかふかした沖田のベットの布団の感触。
それと同時に唇がふさがれ、舌を入れられる。頬を伝って流れる唾液。
沖田は散々神楽の口の中を荒らすと、神楽は既に身体中に回った媚薬の所為で目がトロンとなり、身体を動かせない状態であった。

「神楽・・・」

「そ・・・ぅご・・」

行為のときだけ呼ばれる沖田の名前。
しかも甘く、切ない声で呼ばれ、沖田の顔から笑みが消えた。

「楽になりたい、だろ?」

あぁ、欲に負けてしまった。情けない。
神楽はそう思いながらも、思いのまま動かすことの出来ない自分の腕を沖田の首に回した。



それが合図。



沖田は欲望のまま行動をした。
神楽の胸についた飾りを何度も角度を変えて甘噛みし、舌先で弄くり遊ぶ。

「あ、あぁ・・・っ!」

媚薬の所為で神楽の感じやすい身体いつもよりも更に感じやすく、敏感になり、より高い声で喘いでしまう。
その様子を見た沖田は一度ふっと笑うと、さっと起き上がった。
それと一緒に神楽の身体を引っ張り起こした。
二人は互いに向き合って座る体勢になる。

「・・・そ・・ご?」

「全部、自分でヤってみなせェ。」

「・・え?」

沖田の言葉に一時停止する神楽。

「じゃないと・・・今日はやめちゃおうかなぁ」

その言葉にビクッとする。
苦しい。媚薬の所為で身体はもう限界に近い。そこはもう下着越しからでも分かるほど濡れている。

「・・っ・・!」

快感を貰うには自分でヤるしかない。


「・・・自分でヤったら・・・お前のくれるアルか?」

神楽が震えた声で訊ねると沖田は再びふっと笑って言う。

「もちろん・・・。」

あぁ、早く快感が欲しい。
そんな淫らな考えが神楽の頭の中でまわっていた。

まずは沖田のものを飲み込むため、慣らさなければならない。
神楽は一度ごくりと唾を飲み、自分自身のそこに手を当てた。
・・・・怖い。
怖くて指が1本も挿れられない。
その様子を見ていた沖田は神楽に近づき、神楽の手を取った。

「そーご・・・?」

「指一本だして」

沖田は神楽の指をつかみ、神楽のそこにあてた。

「挿れるぜ?」

「っあ・・・!」

沖田は神楽の手を使い、確実にポイントを突いてくる。

「っあ・・あ!」

「どうでぇ、自分の中は。」

「ーっ!」

沖田の言葉に羞恥心がこみ上げてきた。
あぁ、いつもここに沖田のものが入ってるんだ・・・。
そう思うと神楽は更に喘いだ。

「んぁ・・・あ、あ、」

沖田は一度神楽の指を抜き、今度は自分の指を一気に3本挿れる。

「んっやん!あ・あ、そぉ、ご・・・!」

「あーあー、・・・かわいいねぇ」

いつもこんくらい可愛げあればいいのに、と言いながら沖田は指の抜き出しを繰り返す。

「あぁ、あぁ!」

沖田は指の動きをぴたっと止めると、ガチャガチャと自分のズボンのベルトをはずし、下着も脱ぎ、そこに再び座った。

「ほら、慣らしてやったんでぇ…自分で挿れてみな。」

一瞬、びくっと肩が震える。
目の前では沖田が待っている。

神楽は恐る恐る近づいて、自分の秘部に沖田のそれをあてがう。

「・・・」

「ほら」

沖田は自身で神楽の入り口をつつ・・となぞった。
神楽は身震いをした。
覚悟を決めたのだろう。神楽は少しずつ腰を沈めてきた。


「ーっ」

ズブズブと淫らな音を立て、神楽は沖田を呑みこんでいく。
苦労をしながらも、全てを沈める。

媚薬の効果の所為なのか、神楽の足や腕は快感でいつにもましてがくがくと震える。
そこに追い討ちをかけるかのように沖田は神楽を下から思いっきり突き上げた。

「っは、ん。あ・・・」

「動いて?」

座っていたはずの沖田は何時の間にか横になっている。神楽はまだ馬乗りの状態。
沖田の手は神楽の小さな突芽へとのびていた。。
楽しそうに弄くりまくると、きゅうきゅうと神楽の締め付けが強まる。

「いや・・・だ!」

「いやじゃねぇだろ?こんなに濡れてるのに」

沖田はわざと神楽の羞恥心をあおるかのように結合部から溢れ出る愛液を手にとって神楽の太股へ塗りたくった。
神楽の顔は紅潮する。

「ほら、動きなせェ。」

「・・・・」

神楽が固まっていると沖田は神楽の突芽を強く押しつぶした。。

「あぁ・・・あ、んん!!」

その快感に神楽の腰は浮く。

「ほら、それでギリギリまで抜いて、もう一回体重かけて腰下ろしてみなせィ。」

神楽は沖田に言われた通り、沖田のそれをギリギリまで抜いて、もう一度体重をかけて腰下ろす。

「っあぁ!」

それから神楽は沖田に言われる前に、自分で動き出した。
先ほどのように出し抜きせず、自分の腰だけを回転させるように沖田のものを自分の中にしまったまま動く。

「ーっ・・・、あんまり締め付けんな」

「っは・・・あ、そんなこと・・・」

「・・・イき・・・そ、」

沖田のそれは神楽が動くたびに体積を増す。もう限界が近いそうだ。

「そぉ・・ご!・・・・う、動いて・・!」

快感が欲しいばかりに、神楽は沖田にねだった。
沖田はそのときの神楽の表情に心打たれたのか。ぐるんと自分と神楽の立場をかえ、
神楽は沖田のベットに寝転がり、その上に沖田が乗っている。


沖田が何度か突き上げると神楽はあっけなくイった。









































「高杉」

「おぉ・・・・なんだ、えらくご機嫌じゃねーの?」

「例のサンプルってやつ、もっと違うのとかねぇんですかィ?」

「・・・・もちろん、あるぜ」

3Zで不気味な笑みを浮かべる男が二人。
それはとてつもなく恐ろしい光景であった。











魔法のおくすり








アトガキという名のイイワケ
前ジャンルの文章変換してみました文。
媚薬ネタ。
高杉と沖田は仲が良いと面白いだろうなぁと思いました。うん。
18歳のそごたんはいろんなものに興味津々!(こら
20061217