デイサービスセンターとの出会い
●デイサービスとは
介護保険で利用できる介護サービスで、通所介護(デイサービス/日帰り)です。
デイサービスセンターで、食事・入浴などの介護サービスや機能訓練を日帰りで受けられます。
●初めてのデイサービス(2001年5月)
母が来て約一ヶ月。家の中での歩行練習も嫌がり、身体機能が益々落ちていく中で、それまで嫌がっていたデイサービスの利用を思い切って申し込みました。
利用にあたって、デイサービスセンターの方が、母を見に来て下さいました。
ところが、母は「1回行って断ってもいいですか?私は人見知りをするし、「出ずの神」ですから・・・」と答え、これから先どうなるのかな?という状態でした。
最初は、週1回でお願いしました。
ところがそれは、嬉しい誤算でした。翌日から「今日は行く日でしょっ!」の言葉が連発され、「今日は行かないよ」の返事をする毎日が続きました。
デイ初回の連絡帳から
(デイサービス職員の方から)
利用日(5月11日)・・・他の利用者の方が話しかけると答えられたりして、とてもいい社会交流をされているようでした。
ずっと車椅子に乗っておられるので、横になるようお勧めしましたが、「これでいいです」と言われましたが、帰ってからドッと疲れがこないか心配です。
来週もきっと来ていただけると信じています。
●デイ2回目の連絡帳から
(家族から) 利用日(5月18日)・・・数日前より、「今度行くのは何日?」と、待っているようすです。
16日頃より、歩き方が少し悪くなっていますので、一度は横になるようにお願いします。
(デイサービス職員の方から) 初回より健康チェックの数値は良好でしたね。
少し慣れていただいたのかもしれませんね。
昼食は、よく召し上がられました。
食後、ベッドで休んでいただいております。
今日も、表情がとても穏やかでした。
次回も・・・そしてこれからも、ずっと来ていただけそうですね。お待ちしています。
●デイサービス・デビューの日には、私も付き添って行きましたが、「私は、もう大丈夫だから帰ってもいいよ!」と母が言うので、予定より早く午前中で引き上げました。
連絡帳に書いて頂いている様子から、職員の方々の暖かい気持ちが伝わってきました。
●今、介護中の方で、『デイサービスなんか、本人が絶対行かないから申し込みできない・・・』と諦めている家族の方、介護に関するHPの掲示板を見ても、『悩んでいるより思いきって申し込んでよかった・・・』という書き込みが多く載っていますよ。
●私が今までに書きとめていたメモと、デイサービスセンターとの連絡帳をもとに、母の介護を振りかえってみたいと思います。
母を看るようになって、半年で5kgも痩せてしまい、悩んだこと、そしてセンターの職員の方から受けたアドバイスで、少しづつ元気になったことなどを、今後伝えていきたいと思います。