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まま、ミミママさんも覚えていてくださったんだね。
良かったねえ～♪
集合時間までは、残す１０分位になった。
ミミちゃんや僕の体調こと。
ミミパパさんのお仕事が忙しいことなどを、おしゃべりしていたら、
すぐに待ち合わせ時間になっていた。
でも、変だね。僕達だけで、誰も来ない。
そうそう、今日の参加メンバーはね、
ミチコママさん・・・ユイちゃん
ミミママさん・・・ミミちゃん
mikiさん・・・ミトンちゃん
ありすさん.・・・蘭丸くん
フィンママさん・・・マリーちゃん（お友達のワンコちゃん）
やしのみまま・・・僕ハッピー
以上、6名６ワンだよ。

このキャリーバッグはね、一番最初に僕に買ってくれたものなんだ。
でもね、これはバッグというよりもケースっていう感じでね、とても
重いんだ。
だから、今まで車でのお出かけ以外は使ったことがなかった。
あのね、このバッグには思い出があるんだよ。
平成16年の12月に裏磐梯に皆でお泊りしたときに、船に初めて
乗ったんだ。
船の中は頭が出ないバッグじゃないといけないということで、
思案した結果、パパ達はこのバッグに決めたみたいだ。
僕は男なのに何故ピンク色なのかというと、そこは、ほれっ！
ままの好みで決められたってわけさ。
とうわけで、僕はこのバッグに初めて入らせられた。
そう、おやつをエサに入ってしまったんだよね。
重くて、しかも、中は狭く感じられるけど案外広いんだよ。
だって楽にターンができるし、意外と僕はその時も
すんなり入ったような気がする。

ままは、妙に心配になってきて、改札口にいた駅員さんに、
「あのー、豊洲の改札口って、ここでいいのかしら？」と、すかさず
聞いた。
「ええ、改札口はココ一つだけですよ。」
まま、良かったねえ。
間違えていないよー
ままは、もう一度地図を見た。
なんだかこの地図だと改札口がもう一つありそうに見えるわー・・・
ままはぶつぶつ独り言を言った。
そして、ここに立っていると他のお客様に｣迷惑かも？と思い、
左の方を見ると、なんとミミママさんらしき人がっ！
ままは近眼だけれど、普段は面倒だから、眼鏡をかけていない。
きっと、そうだっ！
しばらく会っていないけれど、間違いない！
なんて思って移動しようとしたら、ミミママさんの方で気が付いて
くれた。
「あーっ！やしのみさーん！」

僕達が、豊洲へ行くのは初めだ。
というわけで、遅れないようにと早目に家を出た。
一回、日比谷で乗り換えるだけだから、1時間と少しあれば、
着くはずだよね。
僕は電車の中では大人しかったよ。
あっ！さっきも言ったかな？
あれっ、ここはもう日比谷なの？
有楽町線に乗り換えだけれど、ちょっとここで歩くんだよね。
すいすーいーって言う訳には行かなかった。
5分くらいは歩いたかもね。
「豊洲」へは乗り換えてからはあっという間に着いた。
うーん、まま30分も早く着いてしまったね。
ままは、先ずは心配だから、改札口の所に貼ってある案内板の
地図を見た。
あれっ！この地図を見ると、なんだか改札口がもう一つあるような
気がするわー

集合場所と時間はね、東京メトロ有楽町線　改札に１１時１５分に集合
なんだ。
ミチコママさんが今回の幹事なんだけどね、おもしろいんだよー
本当は最初はね、集合時間は11時20分だったんだ。
それがね、（５分早めました）って、オフ会直前の案内メールで、
注釈が付いていたんだ。
これって、何だか意味有りでしょう？
実はね、パパが以前こんなことを言っていた。
「約束の時間を守る確実な方法がある。
それはね、集まって欲しい時間の２・３分前の時間を設定するんだ。
そうすると、遅刻をする人はほとんどいないんだ。」
データー解析の結果そう出たらしい。
いや、パパが解析をしたわけじゃないけれどね。
ちゃんとした所の調査だったらしいよ。
僕はね、そのお話をフト思い出したんだ。

あれーっ！どういうことっ！
実は、確かに改札口はこの場所一箇所には違いないけれど、
同じ場所で出口に向かって正面の改札口と、向かって左側の
改札口と二手に分かれていたんだ。
そして、その真ん中に駅員室があった為に、死角となって
いたのだった。
のっけから、もう皆大笑いだった。
お腹がよじれるくらいに大きな口を開けてころころと
まま達は笑った。
僕も、バッグの中で笑ってしまったよ～♪
んもう、面白すぎるよ～～♪

結局、今回はどうだったかって？
決まりだよー
またまたおやつに釣られて入ったのさ！
でもね、自由に向きを変えられたから、大丈夫だったよ。
電車の中では、じろじろ人に見られる気配を感じたけれど、
平気のへっちゃらだったよ。
慣れたものさっ！な～んてね。
本当は、早くここを出たかったんだ・・・
でもね、僕はワンコなんだから、仕方ないよね。

今日のオフ会はね、豊洲のららぽーとにある、レストラン
「レドウブルー」で先ずはお食事をして、それから、その真前に
あるドッグランで遊ぶんだってー
まだこの秋に出来たばかりだから、きっときれいなんだろうなあー

えーっ！変ねえ。
ミミママさんと二人で、首を傾げた。
揃いに揃って私たち以外遅刻だなんて考えられないわよねえー
改札口はここ一つなんだしねえー
リリーン！携帯メロディーが鳴った。
あっ！ミチコママさんかも？
違った、かかってきたのはパパからだった。
「無事着いたの？」確認メールだった。
「大丈夫よ～♪なに？心配してくれたの？」
パパは余程ままのことが心配だったらしいね。
方向音痴だからね。
その後、すぐまた電話がかかってきた。
今度はホンモノ、ミチコママさんからだった。
「ねえー、どこ？」なんだか雑音で聞きにくい。
お互いに今どこ？どこ？って聞き合った。
「待ってー今移動するわね」
向きを変えて外に出ようとしたところ、携帯を耳にしたミチコママさんと
他のメンバーさんが眼の前にっ！

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？

平成18年11月25日の土曜日。
まま、今日は電車でGO!なんだってね。
ままと二人きりでの電車でのお出かけはこれで、二度目だよね。
一度目は昨年の9月17日だったよね。
僕は初めてキャリーバッグに入って、とても心細かったことを
今でも覚えているよ。
帰りは僕駄々をこねて、一生懸命力を身体全体に入れて、中へ
入ろうとしなかったんだよね。
あの時は、ままを困らせてごめんね。
今日はね、僕大丈夫だよ、きっとね。
だって、あれから僕は年を取ったからね。
一応、お兄さんになったつもりだよ。エッヘン！

というわけで、僕は文句を言いたくても言えない状態に縛られた。
ちょっといい子になりすぎたかなあ？
でもね、本当に今回はすんなり入ることができたんだ。