電子申告のお勧め
事務所通信vol.66
平成18年11月20日
顧問先各位
毎々、格別のご高配を賜りありがとうございます。顧問先の皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。
さて電子申告が開始されて約2年たちました。当事務所では既に電子申告を行う準備は整っておりますが、顧問先の皆様の方で、電子申告するには住基ネットのICカードが必要であったことや、電子申告を行うことのメリットが感じられない等の理由により実施していなかった方が多かったと思います。
この為、国税庁では電子申告の利用を増加させ普及させる為、少しでも納税者の利便性の向上させる為、幾つかの利用改善が行なわれてきております。
例えば、税理士関与の申告でも今までは納税者の方のICカードが必要であったものが、来年から必要ではなくなる予定です。また、還付申告については紙による申告よりも、還付処理にかかる期間が短縮されます。
納税者の皆様が、電子申告しない事のメリットは殆どなく、今までと違うことと言えば申告書の控えに税務署受付印をもらえないことぐらいです。(電子申告による即時通知・メッセージボックスの通知がこの代わりとなります。)
今後は電子納税証明書の提出等、役所や公的機関は電子による届け出を推進してくるでしょう。電子申告することの、納税者の負担はほとんどないと思いますので、是非電子申告されますようにお願いします。