高灯籠とは現在でいう灯台のことです。鎌倉時代に建造され出見の浜にあって、夜間航行する船の目印になったといいます。方角を見失った時に住吉大神に祈るとこの灯籠の灯が煌々と輝いたといいます。
 現在の灯籠の場所は、海に面している場所でもなく、昔の風景は想像しにくいですが、台風により倒壊した灯籠を元の位置から200メートル東に離れた場所に再建したもので、住吉公園西側の国道26号線沿いにあります。

(参考資料)大阪府立中之島図書館HP錦絵にみる大阪の風景より