住まいの内装材として火災に耐える性能は、家族の安全を守るための必須条件ですね。無機材料で構成されているMOISSは、優れた防火性能を発揮し、煙や有毒ガスの発生もありません。建築基準法に基づく法定不燃材の認定を受けているので、その耐火性はお墨付きです。
MOISSの主成分である石灰、シリカは土へのミネラル肥料となり、バーミキュライトは土壌の中で有機質肥料の保持剤となり、風化してやがては土に還ります、環境によい素材なのです。
白を基調とした清潔感あふれる色合い。その中で、細かな微粒子が重厚で絶妙のコントラストを描く、いわば自然のデザインとも言えます。お手入れが簡単なのも大切なポイントで汚れた場合はフキンでさっとひと拭きするだけ、細かい汚れは消しゴムできれいにすることもできます。
セラミックでありながら粘り強い性能をもつMOISSは、驚異的な引き抜き耐力を発揮します。直接ピンを打ち付けることができる上、絵画や飾り棚、照明器具などの取り付けも、下地を選ばず自在にできます。
湿気による結露は家自体の耐久性を損なうと共に、ダニやカビの原因にもなっています、このダニ・カビの放つ菌が人体に悪影響を及ぼし、シックハウス症候群の要因になると言われています。湿気を自在に調節するMOISSは、数々の実験で調湿機能が証明されています。かつて日本家屋に使われていた土壁や木材のようにゆるやかに呼吸し、きれいな空気を作ってくれる優れ物なのです。
今までは、壁の表面をクロスで装い接着剤を使っていたものが多くありました(有害物質がでていたかもしれません)。MOISSは接着剤ではなくピン(クギ)で止めますので有害物質を出すことは有りません。また、MOISSはセラミックでありながら粘り強い性能をもち、たった直径0,6mmのピン(クギ)でも留め付けることができる美しい壁です、だから安心して住宅建材として使用できるのです。
MOISSは、有害物質を出しません。それどころか、他の建材やインテリアから発生する有害物質(ホルムアルデヒド)も吸着・固定化します。住まいの高気密・高断熱を保ったまま室内の空気をきれいにする、画期的な内装材です。