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Column食事 ●動物たち ホテル 働く人々
旅の疲れを癒すホテル。
ここでも、思わぬ習慣の違いを発見!
垣間見えた「らしさ」をご紹介します。
1.そこは迷宮だった
2.やっぱりお風呂がすき!
3.“Don't Step!!”
ホテル●水難の相あり?! page /3

ロンドンのパラゴン・ホテル。外観とロビーは立派。このあたりは、あのフレディー・マーキュリーも住んでいた、ゲイの街として有名?!


座面の破れているイス…。


3.“Don't Step!!”

 

最後のホテルは、ロンドンの郊外にあるパラゴンホテル。「すみません〜。このホテルが最悪なんですよ〜」と、必死に予防線を張る添乗員さん。着いてみると、なんだ、すごい立派なホテルじゃん!ロビーも近代的できれいだし…。「最近改装したみたいなんですけどね。これが、ロビーだけなんですよ〜」という。

「ついに布団部屋か…?」とちょっとどきどき。部屋に行ってみると、なるほど、一番狭いかも。でも、日本のビジネスホテル並かな。…と見ると、窓際のイスの座面が、破れているじゃないか!おいおい…まあ、たいしたことではない。それよりも肝心なのはバスルームだ。
前回の教訓を生かして、お湯を出してみる。ちゃんと熱いお湯が出た。ところが、今度はシャワーが出ない。というか、お湯の出口をカランからシャワーへ切り替える方法がわからない。親しくなったAさん・Fさんの部屋へ行き、教えを請う。が、やっぱり同じように困っているところだった。そこで、添乗員さんの部屋へ。「あ〜、それはね…」と教えてもらったら、な〜んだ。シャワーホースの根元についているリング状の金具を上げ下げするだけのことだった。「日本でも多いよ」と言われてしまった…。無知を恥じつつ、とりあえず安心して部屋へ戻る。

添乗員さんにさんざん脅されていたせいか(?)、さしたる不満もなく、最後のホテルを後にした。ところが、災難はAさんとFさんの部屋の方に訪れていたのだ。さあ寝ようとシーツをめくったら、なんとベッドのど真ん中に、黒々と足跡がついていたというのだ! ベッドメイクしたときに、土足で上がったに違いない。「我慢して寝た」というAさんだが、さすがに怒りはおさまらず、「チップは置いてこなかった! ベッドに、“Don't Step!!”って書いたメモを置いてきた」と言っていた。う〜む。何が起こるかわからない。

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忘れ物に注意

何が起こるかわからない、といえば…。イギリスは、アイルランド問題によるテロに長年悩まされている。そのため、ホテルのロビーや駅の待合室などに持ち主不明のバッグが発見されたら、まず爆弾が入っているものとみなされるのだ。
「一度、ホテルでひどい目に合いました!」と添乗員のOさん。夜も遅く、フロントから部屋に電話が。「危険物が発見されたので、すぐ外に避難してください!」あわててツアーのメンバーに連絡して避難。危険物というのは、ロビーに置かれていた正体不明のバッグだった。警察の爆弾処理班なども到着し、緊迫した雰囲気の中…。一人のおじさんが現れた。そのバッグの持ち主である。「すみません…忘れていっちゃって…」 当然、おじさんはこっぴどく怒られたそうである。イギリスで「爆弾騒ぎ」といったら、だいたいがこれだとか。

平和ボケしている日本人からすると、まるで滑稽に見えるのだが、それこそ歴史の違いなんだろう。テロに対して警戒が強まっている今でさえ、忘れ物=爆弾なんて発想は、日本人にはない。
とにかく、くれぐれも、忘れ物だけはしないようにしましょう!

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