先日、出張で鹿児島に行った。 行く前から、ＨＡＲＴとＳＡＴＳに 「お土産買ってきてねえ、最低２つだよ〜」 と催促されていた。 ２日目の午前中で仕事は終わり、帰りの便は夕方だったので、午後はほとんど観光と化し、願わずも（？）お土産を買う時間がたっぷりあって、つい買い過ぎてしまった。 鹿児島と言っても宮崎県との県境に近かったので、両方の県のお土産があったのもいけない。 「買い過ぎちゃったかな」とＨＩＲＯにメールしておく。 サツマイモタルト、さつま揚げ、クロブタまん、大福、チーズまんじゅう、地鳥 、地元限定キャラメル、石、砂… > 石？砂？？ ＨＩＲＯからすぐに返信がきた。 石とは鉱石、小さいプラスチックのケースに自由に詰めて５２５円。 何故鹿児島で鉱石って？ 昼ご飯を食べた場所のお土産売り場にあったんで… そんなの観光地に行けばどこでも売っているって？ まあいいじゃないですか、ＨＡＲＴもＳＡＴＳも石が好きなんですよ。 と言って家族で旅行に行って売っていてＨＡＲＴが 「買って〜」と言っても 「こんなのどこでも売っているだから買わないよ」と一蹴していそうですが（笑） あと“砂”は小瓶に入った星の砂、これも鹿児島じゃないけど、息子達の好きなタカラ貝が一緒に入っていたのでつい、ねっ！ 先月だって、タカラ貝を探しに館山に行ったんですから ところで話しの続きは“石”の方。 ＨＡＲＴは化石や鉱石に興味を持っていて、月に２回通っている理科実験教室主催の去年の夏の野外実習では化石発掘体験に行き、今年は「鉱石のやつに行きたい」と言っている。 ＳＡＴＳは公園で遊んでいると、石を拾っては自転車のカゴに入れている。そして中でも気に入ったものはよくポケットに入れて家の中まで持ち込んできて 「おとうさん、きれいないし、あげようか」 とニコニコしながらやってくる。 最近はＳＡＴＳに私がちょっと強めの語調で注意すると、すぐに、なきべそをかいて 「そんなにおこらないで…、もうおとうさんなんかあっちいけ…、もうおとうさんには、きれいないし、あげないからね…、わ〜ん、おとうさんがわるいんだよ、ゴメンねして〜」 「お父さんが大きな声で怒って、ゴメンね」 「いいよ」 「でもＳＡＴＳ、○○はしないでね」 脇で聞いているＨＡＲＴが 「ＳＡＴＳのは普通の公園の石じゃん、お父さん、いらないよって言っちゃえばいいじゃん」 なんてちゃちゃを入れるが、あげるのを楽しみにしてるＳＡＴＳにそんなこと言えません。 （こんなんだからナメられるんだよな） ただ 「おとうさん、ＳＡＴＳがこのまえあげたいしどうしたあ？」 なんて不意に聞いてくるので、迂闊に捨てたりすると大変なのです。 さて５２５円の鉱石はＨＡＲＴとＳＡＴＳで半分ずつ分け、それぞれ３０数個ずつになったようだ。 その翌日以降、私が会社から帰ってくると、ＳＡＴＳがニコニコしながら寄ってきて 「おとうさん、かいしゃがんばってきたから、ごほうびにきれいないしあげるね」 と１つ鉱石をくれるのでした。毎日くれるので 「ありがとう。ＳＡＴＳの石なくなっちゃうよ」 「だいじょうぶだいじょうぶ、まだこんなにあるし、それに１０こまでしかあげないからね」 とこと。 ちゃんと、ＳＡＴＳなりの基準があるんだね。これだけ活躍してくれれば、たまの出張でお土産をつい買いすぎちゃうものまあいいでしょう。
(￣･￣)o” ｼﾞｬﾝｹﾝ ｸﾞｩ (￣ｰ￣)v” ｼﾞｬﾝｹﾝ ﾁｮｷ (￣0￣)w” ｼﾞｬﾝｹﾝ ﾊﾟｰ 顔文字はFACEMARK PARTY 顔文字パーティーさんを参考にさせていただきました