08/12/20  [たんばらスキーパーク]_滑れることに感謝!
  08/12/21  [たんばらスキーパーク]_いろんな“1本”
  08/12/31  [斑尾高原スキー場]_もう大丈夫!
  09/01/01  [斑尾高原スキー場]_2009年はいい感じ!
  09/01/01  [斑尾高原スキー場]_いいじゃんすげえじゃん!
  09/01/17-18[黒姫高原スノーパーク]_くねくね&ぼよんぼよん!
  09/01/18  [童話の森スノーウェーブ]_黒姫高原XC大会
  09/02/18  [霧ケ峰スキー場]_霧ケ峰でクロカン練習
  09/02/22  [霧ケ峰スキー場]_第28回霧ケ峰スキーマラソン
  09/03/03  [GALA湯沢スキー場]_平日GALA


2008年12月20日 滑れることに感謝!

今シーズンの初滑りはたんばらスキーパークへ。
この時期でも心配なく滑ることが出来て、かつ、週末の1泊2日でも、のんびり出来る近場となると、たんばらか丸沼…

昨年は丸沼だったので、今年はたんばらという単純な理由で、一昨年に泊まったペンションを10月に予約を入れた。

しか〜し、今年の12月は暖かく、雪が少ない。

たんばらも例外ではなく、予定通り、11月下旬にOPENしたものの、降雪が少なく、1週間前でも、センターコースからファミリーコースへの細長いコース2本が滑れるのみ。
それでも雪がなくて冬休み目前の週末でもOPENの見込みすらたたないスキー場が多いのだから、不満を言ってはバチが当たるというもの。それに、我が家が行く直前に若干の降雪があったようで、ゲレンデトップから右側に下りるコースも滑走可能となったようなのだ。

恵みの雪に感謝!

そして、無事初滑りに行けることに感謝!!

千葉を6時ちょっと前に出て、関越道の上里SAへは7時40分頃に到着。
のんびりと温かい朝食をとり、8時半頃にSAを出発。沼田ICを下り、たんばらのペンションへは9時45分頃に到着!
この近さ、手軽さがいいね!
(さすがにトップシーズンだと、渋滞とかもあってこうはいかないだろうけどね)

しかも天気は快晴!

青空をバックにするゲレンデの雪景色、やっぱりいいね!!
いよいよ我が家も今シーズンの始まりだ!!!

さて、私はSATSと下部のファミリーコース、HIROとHARTは上部のコースへと別れて滑走開始。昨シーズンからエッジ付きのスキー板でゲレンデデビューを果たしたSATS、ボーゲンヘルパーを付けても、なかなか滑れない。そこで紐を付けたリュックを背負わせて、後ろから紐を持ってあげるだけで、あら不思議!ちゃんと滑れるではありませんか。

でもこの魔法のリュック?も昨年で終わり。
「今シーズンは一人で滑れるようになろうね」
と、オフシーズンからSATSにも言い聞かせていたのだが…

この前の月曜日にSATSが保育所で左手小指を骨折

全治3週間…

今回の初滑りは、どうしようかとも思ったが、SATSが
「おとうさん!スキーにはぜったい、いくよ!!」
と言ってくれたのだった。

ギブスも簡易なもので当て木(木ではないが)をして薬指と小指を包帯で固定するだけなので、ミトンタイプのグローブなら出来る。
しかし、初心者がスキーをするのに転ぶのは宿命、変な転び方をして3週間の予定が長引いては大変なので、少なくとも今回と年末年始は、紐付きリュックを背負わせて滑らせないとなるまい。

今シーズンの最初から、依存心が高まってしまいそうだが、まあ、滑れるだけでも感謝しなくちゃね。

ところが最初の1本は、怖い怖いのぐにゃぐにゃ状態。しかも1本滑っただけで
「ソリやりたい」と言い出す始末。
「ソリで一人で滑って転んだら、怪我している小指が危ないから、今回は持ってきてないよ」
と言い聞かすも、暫くの間、リフトに乗ろうともせず、不機嫌な状態が続いた。

でも、そのうち、あきらめたのか、リフトであがり、2本目からは、そこそこ滑って降りられるようになった。
ファミリーコースは斜度が緩くてビギナーにはちょうどいい。真正面に浅間山が見える。
の・だ・が、あまりに緩すぎて止まってしまうのが難点。しかも、少し右下がりの片斜面になっていて、すぐに右端に寄ってしまうので、時々左側に押し上げながら滑った。
おかげで、私は右足の付け根がパンパンだ。
途中から止まりそうな緩斜面では、紐を放して滑らせた。

朝早起きしたこともあるし、疲れもあるのだろう。ひょん(・・・)なことで、途中何度か機嫌を損ねて、すねて文句をいっていたが、タイミングよくHARTとHIROが現れたり、電話がかかってきたり、あるいは、少し放っておくと
「おとうさん、リフトのるよ!」
と怒りながら?もスキーを再開してくれた。
まあ、ひょんなことにもいろいろあるんですけどね、乗りたい番号のリフトに間に合わなかったととか、トリプルリフトが止まったとか、押さなくていい時に押したとか、ボーゲンヘルパーを外すタイミングががどうだこうだ・・・

でも何だかんだ言いながらも、夕方のリフトが止まる間際まで、滑ってくれました。

最後の方は、ファミリーコースではなく、第5リフトをあがって、センターコース下部を滑走。一応、紐付きだが、ほとんどテンションをかけることなく、滑っていました。
「おとうさん、ひも、ちゃんと りょうてで もってる?」
と何度も振り返って確認していましたけどね。
(後ろ向けるくらい余裕あるんだから、そのまま滑れそうなものだ)

まあ、今シーズンの初滑り、雪不足の割にはゲレンデも滑りやすい状態だったし、天気にも恵まれ無事怪我もなく済ませることが出来ました。

ホント、いろんな意味で滑れることに感謝です!

INDEXPageTop次へ

2007年12月21日 いろんな“1本”

たんばら2日目もはいい天気です。暖かいです。まるで春スキーのような感じです。せっかくある雪がなくなってしまいそうで心配です。
(う〜ん、年末年始のスキーは大丈夫なのか心配だ〜)

HARTが
「今日は絶対1本は一緒に滑ろうね」
と朝から言っていた。
SATSは相変わらず、たんたんとマイペースでゲレンデを滑っている。昨日の夕方のように上のゲレンデで滑れば、途中でHIROとSATSで休憩しているすきにちょいと1本と行けるのだが、今は、下のファミリーゲレンデを滑っている。

途中、HIROから電話・・・
と思ったらHARTから
「お父さん、いつ、上にあがってくるの?!」
・・・
「さあ・・・、SATS次第だね」
SATSに確認したところ、ファミリーコースを5本滑るということ。

「SATSが下のリフト5本滑ったら行くって言っているから。じゃあ後でね〜」

このとき、まだ2本目。

まあ、リフトが遅いこともあるのだが、リフトを下りてSATSが滑りだすまでに儀式?のようなお決まりのパターンがあるのだ。

ゲレンデベースからあがるトリプルリフト。
セーフティバーがついていて、私と2人で乗るので、股を開いて乗らないとあたってしまうが、これなら、手で押さえていなくてもまず落ちることはない。SATSもこのリフトが気に入ったようだ。
しかし、昨日は乗るたびによく止まり、途中から、点検のため?途中でCLOSEしてしまい、隣のペアリフトのみになってしまう。
これにはSATSもブーイングで、滑り降りてきて、リフト乗り場が閉鎖された時には、私に八つ当たりしたぐらい。
まあ今日は昨日の点検の成果か比較的調子はいい模様、しかし如何せん遅い!

漸くリフトで上がるとまずは、ボーゲンヘルパーを装着。
(HARTは、これだけで、板を履いた1本目から滑っていっちゃったんだよね〜)
  続いて、次はおやつ!
ある意味、おやつが食べられるので、スキーに来るのを楽しみにしているふし(、、)が多々ある。
これはHARTも同様。1日滑るときはポケットがパンパンだもんね。
でも、このチョコをリフトを降りて滑り始める前に、1個ずつ、そのたび、色を選んで食べている。だから、1日に何本リフトに乗ったか、一目瞭然なのだ。カウンターみたいなもんだね。

そして、滑走開始!
「お父さん、ちゃんと両手で持ってる?」
昨シーズンに続き、今シーズンも、紐をつけたリュックを背負い、意気揚々と滑り出していく。

今年はまずは、紐無しにしたかったんだよなあ・・・
まあ、今回は小指を怪我しているし、しょうがないか。
でも、ほとんど紐にテンションがかからないようにして滑っているんだよね〜。
そのせいか何回か転んじゃったけど・・・さすがに怪我した方の手をついた時にはヒヤリ・・・
まあ、本人はケロッとしていましたけど。

さてさて・・・

ついにノルマ?の5本を終え、上のゲレンデへ。

早速、HARTとHIROを見つけ合流するが、相変わらずSATSはマイペースで滑る。それにHARTをけん制しているのか、なかなか休憩しようとしない。
そろそろHARTが痺れを切らしそうだ。
ここでタイミングよくHIROがSATSを休憩に誘いSATSも渋々?休憩。

HARTとクワッドリフトを上がる。
スキー板はHIROと交換してきた。SATSと滑る時はショートスキーなので、普通の板では、“この1本”が初滑り、唯一の“この1本”を大切に滑りおりていこう。

リフトを降りるとコースは左右2つ。HARTが「右」というので、フォレスターコースへ。前半の林間コース風なところからコースが開ける。開放感があるコースである。でも景観を楽しみながらとなると

・・・

上からは2つコースあるし、やっぱり“あと1本”ね!

滑り降りて、SATSにみつからないように、HIROとはアイコンタクトで訴え、何事もなかったように再びリフトへ。

そして今度は左のセンターコースへ。この景色いいねえ。


ただ写真撮りながらだったので、“快適な1本”とはいかず、後から考えるとちょっと“もったい1本”だったかな。

その後はまたSATSと13時半まで滑り、“最後の1本”でチョコのカウンターも“0”になりました。

INDEXPageTop前へ次へ

2008年12月31日 もう大丈夫!

3家族で行く年末年始のファミリースキー、今シーズンは、小学生以下がいつでもリフトが無料な斑尾高原スキー場へ。ゲレンデから数10メートルのペンション『欧風的民宿あんでんせん』を10月の予約解禁と共に予約した。これならナイターも出来そうだ。

千葉を5時50分に出発し、6時45分に三鷹のTURU家に到着。
例年とおり朝食をいただき8時に出発。調布ICから中央道に入り、圏央道を使って関越道、そして上信越道へ。
9時50分、横川SAでKAWA家と合流した。
更埴JCTを過ぎ、須坂東IC付近で何故か渋滞、恐らく直前チェーン規制の名残りだろう。飯山ICで下り、斑尾高原へは12時10分頃に到着した。

ペンションでは部屋に入ることが出来たので、着替えて早速ゲレンデへ…というよりまずは昼食、ゲレンデベースにある『トワサンク』へ「食事すると自家製ケーキが無料でついてくる」に惹かれて入った。

リフト券は宿泊パックの共通3日券で大人1人9500円、ナイターは不可だし宿泊パックにしては割高な気もしたが、隣接するタングラム斑尾でも滑れるし、斑尾高原だけの3日券と500円しか変わらないし、初日や最終日に半日券や4時間券を併用したとしても、結局はこちらの方が安いかなと選定したのだった。
…が、ペンションの玄関に半日券が宿泊者割引で2000円との案内…これを知っていれば…

まあ細かいことは気にせずさあスキーをしよう!
予想(直前の天気予報では31日から2日にかけて冬の嵐だったのだ)に反して、いい天気だぞ。

私はSATSと第1リフトの初心者コースを主に滑る。
斑尾高原スキー場は、どのコースを滑っても最後はベースにたどり着くようになっていて、違うコースを滑っていてもよく会え、HIROやHARTや同行した皆を見かけると、その都度、SATSも手を振りご機嫌なのだが、ベース付近が平らなのが難点…
SATSと滑る時は私は機動性を第一にノーストックでショートスキー、勿論、一人ならこの程度の平坦な距離はたいしたことないのだが、SATSも左手小指を骨折していてノーストックなので、押しながら歩くとなるとちと疲れるのだ。

初心者コースを徹底的に滑って練習して、このコースくらい紐なしで滑れるようにしようと思ったが、SATSが
「こんどは、こっちのコースがいい」
と中斜面のパラダイスコースへ。
「こっちはきゅうだからうしろからだっこですべる」とSATS
「お父さんが紐を後ろで持ってあげるから大丈夫だよ」と言っても
「う〜、やだやだやだ、だっこがいい」
「じゃあ、さっきの初心者コースにしようよ」
「う〜、やだやだやだ、こっちがいい」とゆずらない。

最初のやや急に感じる斜面だけ、仕方なく後ろから脇の下を抱えて滑ってあげると
「イェーイ、ヤッホー」
と喜んでいた。スピード感はそれなりに好きなようである。

HIROから電話があり、第2クワッドリフト脇のジャイアントコースを皆で滑っていると言う。
「少し斜度はあるが広いからSATSも大丈夫じゃないかな」
と言うので移動することにした。リフトとリフトの間がそこそこ離れていて、乗り場付近でやや上りになっている。この移動がまた疲れる。がに股歩きでSATSを押すのも、ノルディックのいいトレーニングになるさと自分に言い聞かせ黙々とリフトに向かった。
ジャイアントコースは今まで滑っていたコースより斜度があり、SATSも最初は
「お父さん、こわい〜」
と言っていたが、
「大丈夫!さっきSATSが滑っていたところと同じくらいだよ、それにこっちは広いからジグザグ行けば大丈夫だよ」

ちょうどアプローチ部分の斜度がそれほどでもなかったので、“抱っこ”ではなく“紐付き”で滑り始めることが出来た。途中から落ち込むところで加速する。
「SATS、曲がりながら行くよ。はい左足頑張って右に行くよ〜、まだまだまだ左足、左、左、左…」

大きく曲がりながらコース幅いっぱいに使えと言われたって、初心者はそうもいかない。
直線的に下りて行くSATS。しかも左足で頑張っていたかなと思ったら急に右足に切り替えるので、後ろから 「左、左、まだ…」叫んでいた私の対応も遅れてしまう。
何しろ紐は1mしかないのだ。制御しきれずかわすのが精一杯でSATSが転んだ。
手を着いたので大丈夫か心配だったが、SATS笑っていたので一安心。それに・・・

もう大丈夫!

スキーで暴走気味で転んだ後に笑っていられれば、“しめたもの!”

その証拠に 「またクワッドリフトにのる!」 とSATS。ようやくスキーの魅力にはまり始めたかな。

17時近くまで滑りペンションに戻った。
天気もいいのでHARTとナイターを滑ろうかなと思っていたが、夕食前に風呂に入れず、夕食後もHARTはTURU家やKAWA家と遊ぶというので断念。
今夜は大晦日でナイター営業は24時までなので、あわよくば子供達が寝たら1人で行ってこようかなと思い、アルコールもセーブしていたがすっかり(やっぱり)一緒に寝入ってしまい、24時前のスキー場のカウントダウンのナレーションの音でHIROとともに起きた。

そして24時、カウントダウンの花火が上がる。

HARTとSATSも起こしペンションの窓から眺め、我が家は2009年を迎えた。

今年も楽しくスキーが出来ますように

INDEXPageTop前へ次へ

2009年01月01日 2009年はいい感じ!

2009年です。
新年は斑尾高原のペンションで迎えました。今年もいい年でありますように…

朝起きて窓を開けると少し曇っているものの風もなく穏やかな感じ。朝食中に徐々に明るくなって太陽の光も射し始めた。

いい感じ、いい感じ!

朝食を済ませ、待ち切れないHARTはさっさと着替える。
今日も私はSATSと滑るので、朝食の終りの時に、TURUちゃんに「HARTがすぐに行きたいみたいだからよろしくね」とお願いしていたのだが、SATSはまだ準備に時間がかかりそうだったので、朝一でHARTとフリー滑走をしようと私も急いで着替え、TURUちゃんには
「HARTと先に行ってるから普通に準備してていいよ〜」
と2人で飛び出した。

時刻は8時半過ぎ、リフトが動き出したばかりだ。しかも頭上にはまぶしいくらいの青空がひろがっている。

いいじゃん!いいじゃん!!

人もまだほとんど滑っていないピステの後が残った斜面を滑り下りる。

最高だね!

ゲレンデベースに下りるとフード付きクワッドが動いていた。チャンピオンコースを1、2人と滑って来るのが見えた。シュプールの後はまだそれだけ…

「HART、フード付き1本行ってこよう!」

HIROには、「SATSがやって来るまで第一リフト脇を滑っていて9時頃を目安にペンションから来るゲレンデの入り口辺りに行くよ」と言っていたのだが、こんなにおいしい条件が揃っているんだもの、行かずにはいられないよね。
天気がいいので、フードを開けて乗った。

2009年の初リフト、気持ちいいね!

ところが降り場の直前でリフトが停止・・・1分、いや30秒も止まっていなかったのかもしれないが、長くもどかしく感じるこの時間、
「早く動け〜」
漸く動き出してリフトを降りてチャンピオンコースへ。

このタイムラグが我々の前方から他のスキーヤーを消し、プライベートゲレンデにしてくれて、私とHARTの貸し切り状態。二人で一気に滑り降りた。

最高に気持ちいい1本!
新年早々いいスタートが切れたぞ。

HARTもこの1本が相当に気持ちよかったようで、私と別れてTURUちゃんと滑り始めてからも、当分の間、チャンピオンコースを滑っていたらしい。

まだ人はまばら、チャンピオンコースをもう1本行きたかったが、時刻は間もなく9時、約束通り、第一リフト脇を滑ることにした。HIROとSATSが来るまでにHARTとは2本滑ることが出来た。結果からすれば時間的にチャンピオンコースにも行けたけど、まあ、“至福の1本”で2009年のスキーをスタート出来たのだから、これ以上贅沢を言う必要もないでしょう。

さて、・・・

INDEXPageTop前へ次へ

2009年01月01日 いいじゃん、すげえじゃん!

さて、・・・

HIROとHARTはTURU家とKAWA家へ合流、私とSATSはまずは第一リフトの初心者コースを滑り始めた。
リフトに乗っている時にHIROから電話がかかって来た。KAWA家の下の子のビィンディングがズレてしまったらしく直し方を聞いてきたのだ。
昨日の滑り始め時にズレていたので、私が調整したのだが、ちょっと甘くなっていたのかな。

リフトを降りて、まず最初のなだらかなところは紐を持たずに滑らせた。
もちろん問題なし。
途中の斜度が変化するあたりからどうするかなあと思っていたら、またHIROから電話。さっきの電話の不足部分を説明する。その間にSATSは、斜度の変化部分に差し掛かるが、電話をしたまま
「ちゃんと後ろを開いてハの字でスピードを落としてごらん」
と声をかける。
「そうそうそう、ハの字にしていれば大丈夫、そう、OKOK」
SATSも私がHIROと電話をしているのは判っているので
「おとうさん、ひももって〜」の泣き言?も言えず、頑張って滑っている。

そして電話が終わった後も、そのままコースを紐なしで滑り切った。

いいぞ、いいぞ!

「SATSやったね〜、このコース、お父さんが紐を持たなくても一人で全部滑れたね!もう大丈夫だね、後でお母さんに教えてあげようね」
「ここだけだからね!きゅうなところではちゃんともってよ」
とちょっと照れながら嬉しそうにこたえていた。

よし、この調子で紐なし滑走の練習で馴らしてしまおうと思ったら、リフトを下りると
「こんどはこっちのコースにいきたい」
と初心者コースではない中斜面のパラダイスコースを指さす。
(まあいいか!)
昨日と同様前半を抱っこし、中盤から紐を持ち、途中からは紐を放して滑らせた。

暫く滑っているとHIROから電話があり、クリスタルコースで皆と滑っていてSATSも滑れそうだと言うのでSATSと移動。
SATSは、連絡コースが狭くて怖がり、クリスタルコースへ出たばかりの時はそれを引きずっていたが、下部の第11リフト乗り場にHIROとHARTの姿を見つけてから元気になった。
ちょうど斜面も程よくなったので、SATS紐無し滑走を披露した。

いいでしょ、いいでしょ!!

クリスタルコースのベースにあるレストラン「バンフ」で皆が昼食の休憩に入るというので、HARTと2人でフリー滑走を2本滑った。リフト2本を乗り継ぎ、クリスタルコースを上部から一気に滑るとそこそこロングランが楽しめる。

昼食時にもSATSを褒めまくっていたら、ポツリと
「ボーゲンヘルパーも外してみる」
と言いだした。
(おっ、いよいよやる気になってきたぞ)

昼食後はタングラム斑尾との境界のスカイビューコースへ皆で行った。
ヘルパーを付けずにとも思ったが、SATSには初めてのコースだったし、まずは紐無しヘルパー有りで滑らせる。途中でやや中斜面が出てきたが、後ろから励ましの声をかけるだけで、一度も紐に頼ることなく滑りきった。

いいね、いいねえ!!!
(でもいきなりヘルパー無しではきびしいかっただろうな)

このあと何本かスカイビューコースを滑り、メインゲレンデの方に戻った。もう紐無しは大丈夫そうだ。
そして、また第1リフトに行くことにしので、SATSに
「こんどは、ヘルパーも無しでやってみよう!」
とSATSのフリー滑走の挑戦が始まった。
第1リフト脇の初心者コースを滑っていくSATS、最初こそ、板の前部が重なったり、大また開きになって、少し“泣き”が入ったが、頑張ってくれて、ついにリフト1本分のコースをフリー滑走で滑りきった。

いいじゃん、いいじゃんすげえじゃん!!!!
(仮面ライ○ー電王の主題歌風に!)

「SATS〜、すごいね〜、このコース全部SATS一人で滑れたね〜」
と褒めちぎると、
「このコースだけだからね!」
と照れを隠すような感じで、嬉しそうにこたえていた。

INDEXPageTop前へ次へ

2009年01月17日 くねくね&ぼよんぼよん!

この週末は黒姫高原スノーパーク。
金曜日からの1.5泊、今年はゲレンデまで徒歩200mほどのアルマナックというペンションにお世話になった。
金曜日は会社を1時間早退、帰宅して夕飯を済ませ、19時過ぎに千葉を出発。
相変わらずの首都高小菅付近の渋滞は狙い通り?収束に向かっていたし、関越道の川越手前で事故渋滞があったもののたいしたことなく、途中、横川SAで給油(21時30分頃)、23時前に黒姫高原に到着した。ちょうどその頃から雪が降り始め、朝もまだ降り続いていた。
ペンションの奥さんの話では
「予報では午前中いっぱいで止むみたいですよ、予報ではね」
(ふふん、予報ではね)

ペンションからはライジングサンホテル前を抜けて前山ゲレンデへ。 昨年からエッジ付きの板をはいたSATSは、なかなか滑ることが出来なかったが、整備が行き届いた広い緩斜面があるこのゲレンデで、紐付きリュックを背負って漸く滑れるようになったのだった。なので今シーズンも、ここで紐付きリュックを卒業し、あわよくばボーゲンヘルパーも外せたらいいなあと思っていたのだ。
既に前回の斑尾で、緩斜面の初心者コースを補助具無しで滑り切ったSATS、今回のスキーで、この前山ゲレンデで、しっかり自分一人で、滑れるようになってしまおう。

ゲレンデはコースの上にもふわふわの新雪がうっすらとのっかって、気持ちいい。SATSも難無くフリー(補助具無し)で滑り出し、コースを上から下まで全部滑り切ることが出来た。
今回から、リフトを下りる時も座面から立ち上がる時だけ補助して、あとは自分で滑って下りさせた。こちらも難無くクリア。

やはり前回の斑尾で滑ったことが自信と気持ちの余裕になっているのだろう。
2本目には、先行するHARTの真似をして、コース脇の新雪に入り
「ゆきにもつ、いっぱ〜い」
と喜んでいた。

新雪で止まってしまったので抱き抱えて向きを変えようとすると
「やだこっちがいい、もうっ!ゆきにもつなくなっちゃったじゃないかあ」
と怒るので、また新雪に戻し押してあげた。
一押し2〜3m、なかなか進まないが、SATSが楽しそうだしまあいいだろう。

新雪ゾーンのあとは、コースの中にセッティングされた人工ウェーブに入らせた。
最初こそ、恐々と入ったものの、まだ誰も入ってなかったので、表面に積もった新雪が適度にスピードを抑えてくれて、すぐにSATSも笑顔を取り戻した。
「またボヨンコースにいく〜」

この後、HARTとHIROは他のコースに向かったが、私とSATSは、ひたすらここの新雪&人工ウェーブを滑り続けた。
もちろんフリー滑走でね。滑走スピードも徐々にあがり、私がデジカメを用意するのが間に合わないほどだった。
昨年もいた関西の高校(修学旅行らしい)生たちからも
「おっ、ちいせえ!」
と歓声?があがることがあった。

ここを離れセンターハウスのある中央のゲレンデに移動したのは昼食時。今回、食事券とソフトドリンク券付きのパックリフト(2日で大人7800円)券で食事は1品どれでもOK。この食事券が使えるところが、スキーセンターもあるコスモプラザというわけ。
せっかくなら一番単価が高いやつを選ぼうかなと貧乏性丸出しの私とは対象的にHARTもSATSもざるそばが食べたいと言う。
ならば、食券は明日用に使わずにしようとも思ったがどうなるかわからないので使った。
(ちなみに日曜日の昼食も子供達はざるそばだった)

昼食後は、また前山ゲレンデに戻る為にクワッドリフトに乗った。今回初の中級斜面にSATSは、ボーゲンヘルパーと紐を要求してきたが、
「しっかりとハの字でゆっくり行けば大丈夫!」
とフリーで滑らせた。一度だけ暴走気味になって転んだが、そのあともフリーで滑り切った。

天気の方は一瞬晴れ間が見えかけたりして、おっ予報通り回復するかなと期待させた時もあったが、結局は降ったりやんだりの曇り空が続いた。まあ予報だからね。
でも風は穏やかで、雪質もよくスキーを楽しむことが出来た。SATSもフリーで滑ってくれたしね。

16時頃、SATSとHIROが先にペンションに戻ったのでHARTと私もフリー滑走。
頂上を目指そうとしたが、クワッドリフトを上がると10m先もよく見えないほどの霧に上のリフトが包まれていたので諦めた。
クワッドリフトからの中斜面を滑り、そのあとは時間いっぱいまで前山ゲレンデを滑ってペンションに帰った。

夕飯はペンションとしては珍しい中華。我が家の他にも子供連れがいて、比較的くせのない食べやすいメニューとしてくれ、完食!美味しかったです。スープもつけば、なおのことGOODなんだけどなあ。

日曜日は、私はXC大会。朝食前に受付を済ませてきた。スタートは10時半頃。
天気もよく、SATSが大会前にも私と滑りたいと言ってくれた。ちょっと慌ただしくなるが、スキーに意欲を見せてくれるのだから、これは嬉しい悲鳴。そもそも私が勝手に参加するXC大会についてきてくれているんだからね。ペンションの部屋も帰るまで使っていいですよと言ってくれたので、荷物や着替えはそのまま、XCの荷物も持って急いでスキー場に向かった。

それでも昨日滑ったコースを2本滑ったところでまもなく10時、大会会場に向かわなけばならず、会場に近い黒姫ペアリフトを上がったところでHIROにお願いして別れた。

SATSが今回頑張ってくれてボーゲンヘルパーや紐つきリュックに頼らずにフリーで滑れるようになったとはいえ、リフトの乗り降りや転んだ時の対応等がHIRO一人では不安だと言うので、10時からずっと滑らずにそこで遊びながら待っていてくれた。
HARTはリフトを限定して一人で滑らせていた。
このリフト下り場から少し歩くとXCコースが見えるところに出る。
HIROからは
「大体何分くらいに、ここ通る?」
と聞かれていたので、目標ゴールタイムの25分から逆算して
「50分頃には通りたいね」
と答えておいた。ちょうど、終盤のきつい上り坂を上がってくるところで、SATSとHIROも応援してくれるし、ぶざまな姿は見せられないと言う意識も働き頑張ることが出来ました。

大会後、のんびりする間もなくスキー場に戻り、HIROやSATSに合流したものの、XCの道具をスキー場に置いたままにするのがいやだったので、急いでペンションに道具を置いて戻った時には既に11時30分になろうとしていた。
(1時間半かあ、待っている方はつらいよね)

SATSとまたいつものコースを滑る。リフトに乗っている時にコース上部のリフト沿いにくねくねコースがあり、家族連れが滑っているのが見えた。SATSを誘って入ってみる。今回で調子よくスピードを上げていたSATSだったがくねくねと規制されたコースにターンの始動が遅れて急制動になりながら、何とか滑って行った。
私は特に何も言わず後ろから着いて行くだけ、ターンに対する意識をSATSがどう持ってくれるかどうか、本人に任せるのだ。
(ただほったらかしているとも言う)

このくねくねコース、初心者のターンの練習には、否応なしにターンしないといけないので、ちょうどいいね。
それにくねくねコースが終わるところからコースを横切るように移動すればボヨンコースにも入れるのだ。
それからは、“くねくねボヨンコース”の繰り返し。

くねくね部分を滑っているときにHIROとHARTがリフトでちょうどやって来て、それを見つけて手を振っていたSATSは、ターンをし忘れて?コースから外れて新雪に突っ込んだ。

13時まで滑り、昼食のため移動。ここでHIROとSATSに先に入ってもらい、HARTとちょこっとフリー滑走へ。頂上へ上がるリフトは強風のため、止まっていたので、HARTが
「まだお母さんと滑っていないコースがある」
と第5リフトへ。リフト沿いのちょっと急な不整地斜面を下りる。HARTが
「急なとこでもほら、こうなるから大丈夫だよ」
とターンして板が完全に横になってしまい、後ろに下がったり前に行ったりジグザグに下りている。
「体の向きをずっと下に向けていれば、そんな風にはならないよ」
「へえ、そうなんだ」
と、そのあとはちゃんと滑り降りて行った。不整地部分が終わってからは、HARTより前を自分の快適と思えるペースでフリーに滑り降りる。HARTもほぼ同じペースでついてきた。

昼食後にSATSとくねくねボヨンを1回滑って、ペンションに戻った。
XC大会で、もしかして入賞の賞品がもらえるかなと私だけリフトを上がり会場へ行ってみたが、閉会式はもちろんテント等も片付けられた後だった。

15時に黒姫のペンションを出発し、帰り道、練馬の渋滞もたいしたことなく、18時半に千葉到着でした。

INDEXPageTop前へ次へ

2009年01月18日 黒姫高原XC大会

今日は黒姫高原XC大会

コースOPENが7時、大会の受付が7時45からなので、宿泊しているペンションの朝食前に行って来ようと6時40分頃にXC用の板をかついで出発。
大会会場となる童話の森クロスカントリースキー場へは、黒姫高原スキー場の前山ゲレンデを通って行くのが近道。
ゲレンデに到着した頃にはまだ月が出ていて、ようやく明るくなり始めたところ。
天気は快晴、山のシルエットが美しく、少しでも広範囲で写真を撮ろうとゲレンデベースまで滑り下りましたが、全くフレームにはおさまりませんでした。
(まあいいでしょう)

ゲレンデをゆっくり上っていく。
誰もいないゲレンデを一人歩いていく。
雑音もなく、スキー場独り占めみたいな感覚でとても気持ちいい。
心身共にリフレッシュした感じだ。

XC会場に着いてから受付までの時間はアップ用のコースでのんびりと足慣らしをした。
コースもOPENしていたので恐らく滑走OKだったと思うが、一番乗りだったので誰も滑っておらず、整備された神聖なコースに立入ることが気分的に出来なかったのだ。
(黒姫高原のゲレンデはしっかり横切ってきたくせに・・・)

昨晩WAXを塗ったまま、剥がさずに滑ったせいもあるが、あまり滑らない。
WAXがあってないのだろうか・・・
しかも朝の受付の時から眩しいくらいにいい天気で、これでは温度も上がるだろうし・・・
でも、SATSが大会前にも私と一緒に滑りたいと言ってくれているので、WAXをやり直している時間はない。
(でも、家族で黒姫高原にスキーしに来られるからこそ、この大会にも出場出来るわけで、こう言う気象条件をどう読むかもワクシングの難しさということで・・・)


受付後、ペンションに戻るため、ゲレンデを滑り下りて行く。まだリフトは動いていないので、またまた独り占め…ではあるのだが、大会のスタッフやボランティアの方が駐車場から歩いて上ってきたので、ご苦労様ですと頭を下げて滑って行った。
(ほんと、ありがとうございます)
8時にはペンションに到着、朝食時間にも無事間に合った。

競技開始は10時。30秒間隔で一般男子から2名ずつ、クラス順にスタートしていくことになる。
私は、昨年は一般男子だったが、今年はシニア40代のクラスにエントリー。
(ついに大台突入か・・・)

受付でもらったパンフレットを見ると、スタート時間は28分30秒だったので、10時前までSATSと滑り、会場に向かった。
控室でスキーウェアを脱ぎ、ブーツをはきかえ、板のWAXはスクレーピングとナイロンブラシを掛けてスタート地点へ。
ほどなくスタート前のコール。2名がDSとわかり、エントリーも、ぱっと見、6名だった。
(これなら、完走すれば入賞かな)

まもなくスタート、気温はあがらず、風があって少し寒いくらい。
(結果はWAXのせいには出来ないなあ)
スタートの係の人と話をしながらスタート時間を待った。

私はクラスでは1番目のスタートでもう1名がDSだったので1人でスタート。

板もそこそこ滑っている感じだが、最初の上りであっさり1人にパスされる。
すでに上半身の筋肉がピクピクしている。なれない動きで筋肉がギクシャクしている感じ。
でもまだ始まったばかり、下半身は大丈夫だったので自分のリズムが狂わないようにして上ることを心がけた。
ようやく最初の上り終わった下りでは、上半身をほぐしながら、ちょっと休憩モードで滑り降りる。昨年の経験からこの辺しか、気の抜けるところがないのだ。
下り終わらないうちに背後から滑走してくる音が迫って来て、下り終わったあたりで2人にパスされた。次は、なだらかな上りの林間コースへ。

コース脇のチェックポイントに配置されているスタッフやボランティアの方が、声援を送ってくれるので、
「あいよ〜」
と返事をしながら滑っていた。

林間コースを抜け、中盤にさしかかり、一時、メイン会場に戻る下り坂で、見知らぬ女性が黄色い声援をみょうに熱心にしてくれるなあと思い、思わず会釈までしてしまったら、直後に1人、私の脇を一気に通り過ぎて行った。
(そういうことだったのね)
そのあとは、また林間ステージ、きつめのアップダウンが連続して出てくる。ここからが正念場だ。

さて、今シーズンからの新しい板とブーツ、出来ればこの大会前に一度くらい試しておきたかったけど時間が取れず、結局ぶっつけ本番になってしまったが、なかなかいい感じ。
(今年のスキーは“いい感じ”が多くていいね!)
5センチ板を短くした分取り回しが楽だったし、ブーツとビンディングがパイロットタイプに変わり、2本のバーで固定されるようになり、上りも下りも安定した。

道具のおかげもあり、あきらかに昨年よりは、体力にも気持ちにも余裕を持って、アップダウンの続く難所に入っていった・・・が、急な下り坂では少し躊躇してしまい、ちょっと攻め切れない。先がブラインドコーナーになっていると、だんだん板がハの字になってしまう。スピードが上がった状態でのコーナリングに自信がないのだ。

それでも昨年よりはましで、急な下りの直後の急な上りのところだけは、
「いっちゃって〜」状態で行けたので、そこでのタイムロスはある程度防ぐことが出来た。
このあとまだ上り坂が続く。終盤にかかりきついところだが、ちょうど上り切ったところが、前山ゲレンデのリフト下り場の近くで、そこでSATSとHIROが応援してくれている。
だから、ぶざまな姿は見せられないと言う意識も働き頑張ることが出来た。

SATSは今回の黒姫で頑張ってくれて、ボーゲンヘルパーや紐つきリュックに頼らずに滑れるようになったのだが、リフトの乗り降りや転んだ時の対応等がHIRO一人では不安で嫌だと言うので、10時からずっと滑らずにそこで遊びながら待っていてくれたのだった。HARTはリフト限定で一人で滑らせていたけどね。

HIROから
「大体何分くらいに、ここ通る?」
と聞かれていたので、目標ゴールタイムの25分から逆算して
「50分には通りたいね」
と答えていた。

このポイントを予定よりやや早く通過、あとは一瞬下った後の短いけど急な上り坂を上れば、メイン会場のゴールへ向かうだけ。
中盤の下りで抜かれた人の背中もここまで見える状態で着いてこられたのも自分としては嬉しかった。

そして、ゴール。

自分としては、下りとコーナリングが課題として、うきぼりになったものの、確かな手応えで今年の大会を終了することが出来また。


大会後は、またSATSと滑ったので、閉会式には出ず公式記録も確認しなかったが、翌朝、大会のホームページに、もうリザルトが掲載されていた。
http://www.town.shinanomachi.nagano.jp/kurohimexc/index.htm

ぶっつけ本番に近かった割りに、昨年より約5分短縮して目標の25分以内を達成できたし、自分の記録が思ったよりよくて、正直なところ、びっくり、大満足!!

2月のにいがた歩くスキーフェスティバルに、いい感じで望めそうだ。

しかも、スキー大会事務局から賞状及び副賞が届きました。
目標タイムを切ることが出来たから賞状は欲しかったのでよかった、よかった。実は帰る前に会場に行ってみたのだが、既に全て撤収されたあとだったのだ。
こちらの都合で表彰式に出席できなかったのにかかわらず、わざわざ送っていただいて、スペシャル感謝です!!

来年もまた、頑張るぞ!!

INDEXPageTop前へ次へ

2008年02月18日 霧ヶ峰でクロカン練習

【第1部】英断
 今日はクロスカントリースキーをするために霧ヶ峰へ。
 一緒に行くTURUちゃん夫婦がやっている珈琲豆屋さんが水曜日が休みなので私は会社を休みました。でも、このところ忙しくて、会社を休みたくて休みたくてしょうがなく、口実を探していたところでした。先週の春一番以降、花粉症の症状が出始めたので、会社でも仕事中マスクをしていると
「風邪?、それともアレルギー?」と聞かれると
「会社アレルギーです。直すには会社休まないと」と答えてました(笑)。

今日の計画実行の決断は、昨日の昼休み、天気予報と積雪情報をもとに決めたのですが・・・

積雪情報に関して言えば、
霧ヶ峰スキー場に問い合わせたところ、
「下部のグランド周辺は出来るが上部は土が出ててクロカンは無理だ」と言う。
昨年クロカンをしに行った長門牧場も
「先週は出来たが、春一番が吹いた先週末の暖かさでかなりの雪が溶けてしまい、今はクロカンは無理だ」と言う。
八島湿原の積雪情報を聞こうと霧ヶ峰自然保護センターに電話したが、諏訪市の観光課だか、環境課だかにつながり、
「こちらでは現在の雪の状況は把握していない」ので車山観光センターだかを紹介され、紹介された番号に電話すると、車山高原スキー場につながり、
「車山高原ではクロカンは禁止されています」とか質問の意にそぐわない回答に聞く気を失い、ネットで八島湿原のライブカメラを見ようとしたら、会社のPCネットワークのセキュリティの関係で、見ることが出来ず…
とりあえず定点観測の積雪量を確認すると、24.5センチしかない。ちなみに先週の同数値は40数センチだった。最新データではなかったが関連するブログを見たら、木道も一部見えているとのこと。

う〜ん…

クロカンをするには雪が少ないし、まだ2月中旬、今後の積雪期待で

“計画延期”

の選択肢もある。

しかし・・・

自然相手のこと、待ったとしても積雪の保証があるわけはなく、逆にこのまま雪が無くなっちゃう可能性が否定出来ない。

う〜ん、どうしたものか…

最終的にTURUちゃんに決断を委ねた。
我が家は今週末に車山・霧ヶ峰に行くことになっていたからね。先週末に予定されていたにいがた南魚沼市歩くスキーフェスティバルが雪不足で中止となり、代わりの大会ということで、22日に開催される霧ケ峰スキーマラソン大会にエントリーしていたのだ。そもそも、この積雪状況では、大会自体の開催も危ぶまれそうな状況だが・・・。

そして、TURUちゃんからの英断メールが届く

“行きましょう”

了解!!


【第2部】練習
千葉を6時10分に出発し、TURUちゃん夫婦の住む吉祥寺に7時10分到着。コーヒーブレイクのあと7時半過ぎに出発し、途中、高速に入る前のコンビニで朝食を調達して中央道へ。諏訪ICを10時過ぎに下りて、ファミリーゲレンデ霧ケ峰スキー場の近くにある双葉屋さんでTURUちゃんのスキーをレンタルした。到着は10時半過ぎ。状況を聞くと、例年に比べても雪は少ないらしいが、クロカンコースも下のグランドだけでなく、上部も滑ることは可能とのこと。それに日曜日の大会も
「やるのはやるみたいよ、ただ長い距離は難しいみたいだけど・・・」
と聞いて、とりあえず、ホッ!

霧ケ峰スキー場の駐車場にとめ、クロスカントリーコースへ。
まずはベースにあるグランドで歩く練習。整備が入っておらず、下地が凸凹のまま固まっているのでちょっと滑りにくい。でも、平らなグランドは練習にはもってこいだし、広々として気持ちいい。体があったまったところで、コースに出てみることにした。

まずは林の中を登っていく。TURUちゃん夫婦は、クロカン初心者だが、ウロコ付きのツーリング用の板のなので、多少はずり落ちながらも何とか登って行った。ようやく登りきると、そこは一面の銀世界・・・だったらよかったのだが、コース脇には枯れ草が目立ち、またそれが立ち枯れ状態なので、視界をさえぎっている。その草の向こうはいい景色が広がっていそうなのだが、とても乗り越える気にはならない。
もっと雪が積もって入ればなあ、まだ2月半ばなのになあ。
少し行くと、右側に林へ戻るコースがあったが、もう少し先に鳥居が見えたのでそこまで行く。するとグライダーの滑走路方面に出て行けるようで、少しだけ雪が残っていたので行ってみると、そこには一大パノラマが広がっていた。富士山も良く見える。八ヶ岳も、蓼科山も車山高原の使用レーダーへ斜面が続いている。
しかし・・・、
 雪がな〜い・・・
  @(´・ェ・`)@ ショボーン
           ┐( -"-)┌ヤレヤレ...
でも開放感は味わえたからね。

コースに戻り林の中を下っていく。エッジの無い細いクロスカントリースキーの板は歩くの便利だけど、下りは慣れないとちょっと怖い。普通のスキーならなんてことの無い林間コースだったが、TURUちゃん婦人は、かなりてこずっていた。一度転び癖がついちゃって、どうしても腰が引けてしまうのだ。まあ、そのうちに慣れてきますよ。

林を抜けるとグランドへ。あれ、最初のグランドとは違うと思ったら、更にもう一面あって、3個目が漸くベースのグランドだった。

とりあえず1周終わったところで、時刻はちょうど12時。今度は八島湿原へ移動してみることにした。
しかし、着いてみると、昨日確認したブログにあったように、木道部がすでに露出していて、ハイカーやカメラを持った人が普通の靴で歩いていた。
我々は、テーブルでランチ&コーヒーブレイク!
八島湿原のクロカンは実現出来なかったが、なるべく湿原の真ん中の白い部分を見て、一応、雪景色を見ながらのアウトドアランチを楽しんで、再び霧ケ峰スキー場へ戻った。どうも今日現在、この辺でクロスカントリーを楽しむにはここしかないらしい。

1時間ほど、林の中を歩いたり、スケーティングの練習をしたりして、風も強くなってきたので撤収。

帰り際に、駐車場で後片付けをしていると、地元の長野日報の記者にインタビューされてしまった。平日に他県ナンバーの車が止まっていて、しかもクロカンの道具を持っていたのが珍しかったのでしょう。
相手の質問に答えながら5分程度、話をしました。後日、それと思われる記事もみつけました。
どぉぞっ♪ヽ(*'-^*)。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13449
記事では、東京都在住の会社員になっていますが、同行者が都内に住んでいるし、内容からして私のことと思われます。

ちょっと雪が少ないのは残念だったけど、週末のスキーマラソンの下見も出来たし、ちょうど良い練習になりました。
あとは、週末までに雪が降って上部のコースが滑れるようになることを祈るばかり・・・

雪ごいしなくちゃ!

 m(゚- ゚ )カミサマ

 八(^□^*) オネガイ!!

INDEXPageTop前へ次へ

2008年02月22日 第28回霧ケ峰スキーマラソン

第28回霧ヶ峰スキーマラソンに出場しました。

前日は車山高原スキー場でファミリースキーをしてペンションに泊まり、当日の朝、チェックアウト前に受付へ。
希望通り、“9部…30才台男子…3周”の部にエントリーさせていただくことが出来たようです。ありがとうございます。(40才以上の3周のカテゴリがなかったので、30才台にエントリーさせていただいたのです。来年からは30才以上男子にカテゴリを変えてくださいね。)

大会パンフレットをみるとコースが上部のグライダーの滑走路の方にも書いてあったので
「上の方も滑れるようになったんですか」と聞くと
「いえ、今日はショートコースのみになります」とのことでした。
これじゃにいがた歩くスキー10キロの目標からのスライドにはならないかと思いつつも、大会が開催されるだけ良しと思わないとね。

急いでペンションに戻り、チェックアウトを済ませてから、「ファミリーゲレンデ霧ヶ峰スキー場」へ。
ちょうどスキーマラソンの開会式をやっている放送が聞こえたが、私のスタートは11時なので、まずはSATSとスキー。HARTはHIROと滑り始めまた。リフト券は4時間で大人が1800円、小学生が1000円、未就学児は無料と格安なのだ。ただリフトは2本しかないけどね。HARTはスキー場につくと
「リフト2本が縦に繋がっているかと思ったのに、横なんだ」
と残念そう。

SATSは土曜日に、車山高原でファミリーコースのウェーブでスピードが出過ぎてジャンプしてバランスを崩して転び、後ろから来た子供に激突されてから、少し恐怖感が出てしまった様子。
昨日はその後、HIROとずっとソリ遊びだった。
おかげさま?で私は長男とフリー滑走を楽しめたんですけどね。

今日もSATSには後遺症?が残っているようで、最初こそリフトに乗ったものの、斜度の緩やかな左側に向かってゆっくり滑り降りるとスノーエスカレーターに向かっていく。
まあリハビリ?も必要かなと5、6本滑らせたが、
「ソリをしたい」
と言いだしたので、ちょうどおりてきたHIROとバトンタッチ。
その後、HARTと3本ほど滑って、私は歩くスキーの準備に車に戻り、HARTはソリゲレンデへ。ここ霧ヶ峰スキー場では普通のゲレンデよりソリゲレンデの方が1日中にぎわっていた。

準備を終え、スキーマラソン会場に着いたのはスタート20分前。体が冷えない程度にうろちょろしながらスタートを待つ。
スタート待ちの時、近くにいた人と話しをすると、私と同じく六日町の歩くスキーにエントリーしていた人がいた。いろんな大会に出ているようで
「私が出ている大会の中ではここが一番標高が高いかな。その分、調子にのって上り坂をどんどん行っちゃうと、後で急に足にくるね」
とのこと。ここ霧ヶ峰は日本で最初に高地トレーニングを取り入れた場所だと、閉会式でも言っていた。

さて、いよいよスタート。
スタートしてすぐに上り坂が始まる。水曜日に来て滑っていたので気分的には余裕があるのだが、上り切ると息も上がり、手足ともにすでにかなりの疲労感がある。
高度の影響・・・?
(ってその気になりやすいだから)

でもその後はほぼフラットな道と下り坂、体力の回復をはかる。思ったよりあっという間にベースのグランドまで戻ってくると

「はい62番、あと4周!」
(えっ?あ、あと4周?コース3周じゃないんだ…)

コースが短くなった分、周回が増えたようで、私は開会式にも出なかったし、競技説明も聞いていなかったので、その時初めて今日5周することを知った。

上り坂に再び突入。
周回数が増えたことを聞かされたショックか疲れか、1回目よりかなりペースが落ちた気がする。
(いや、気がするだけでなく、明らかに落ちているのだが・・・)

2周目の途中で、私の1分後にスタートした選手に抜かれました。
3回目の上り坂は、コースが全面的に滑れたらこれが最後の上りなのに…とか、やっぱり雪不足だよなあなんて思いながら滑ってました。

でも4周目ともなってくると、気持ち的にも開き直れたのか、上りもゆっくりながらもリズムはよくなりました。私はスケーティングで登るとき、右足が軸になる時にバランスをどうしても崩してっしまい、通常は、左足を軸にして登っています。練習のつもりで意識的に右足を軸足にして滑ると、2、3周目ではうまくいかなかったけど、4、5周目は何となくバタつかなくなりました。平らな箇所での休憩している部分が少なくなり、ストックで漕いだり、スケーティングしたり、力みが抜けていい感じ。

「はい62番、ラスト1周!」
「はいよ〜」
と大きな声で答える余裕も出てきました。とは言え、5回目の上り坂を上りきるとさすがに疲れましたが、最後の下りや平坦な場所でも、自分なりに前向きに滑ることが出来て、ゴールすることが出来ました。

暫くして、タイムの発表があり、
「37分52秒」
(いえ〜ぃ、40分切ったぜい!)
でクラス3位でした。
エントリーは5人で、TOPの人とはまだまだ差がありますけどね。でも4、5周目を滑っている時の気持ちとタイム的には、30分台の響きだけでも満足できたのでした。

でも閉会式で1周が1.7キロだと判明。
(5周で8.5キロを37分台の後半かあ・・・う〜ん、数字は微妙だけどまあ、いいか)

とりあえず、コースの写真は、yahoo!ブログに載せてあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/wangan_skier/58788745.html

さて、私が歩くスキーをしている間、HARTとSATSはずっと、そりゲレンデで遊んでいた。私もHIROも相手をしていなくても、2人で勝手に楽しそうに遊んでいた。HARTも
「このスキー場は、そりゲレンデの方が楽しい!」
と言っていた。
HARTはそうでもないが、SATSはあまりそり遊びさせてなかったかもなあ。ここみたいに気軽にソリ遊びができるゲレンデは貴重なのかもね。
やはり普段雪の無いところに住んでいる家族が、いきなり子供をスキーに連れて行くより、そり遊びの方が敷居が高くないもんね。

INDEXPageTop前へ次へ

2009年03月日 

INDEXPageTop前へ次へ