<<前月 〜 2006年7月 〜 次月>>

  [花見川]     06/07/01_今月もまず手長エビ
  [成田市某所]  06/07/01-02_親子で真鮒釣り
  [花見川]     06/07/08_手長エビ、今日はいい感じ
  [検見川浜突堤] 06/07/09_キスも釣れた
  [検見川浜突堤] 06/07/22_キス釣りは、グッグッgood
  [市原海釣り施設]06/07/23_いろいろ釣れた海釣り公園
 

2006年07月01日 今月もまず手長エビ  

待ちに待った週末。朝4時起床。夕べの天気予報では弱雨だったが、結構降っている。潮汐表を見ると、これから私が行ける時間帯はいまひとつ。でも明日は行けるかわからないし土砂降りではないので高架下に手長エビ釣りに行くことにした。
到着時の水位はこんな感じ
到着時の水位は、いつもの杭が20センチくらい出ているくらいで流れは穏やかに逆流しているか止まっているか。これから満潮に向かうので水位は増してくるのだろう。ここでは私の場合、上げ潮で杭が見えなくなるといつも駄目なので、勝負は前半。いつもどおり、まず杭そばに仕掛けをセット。2本目をセットして、キキアワセると1匹目を早々にゲット。なかなかいい滑り出し。
しかし・・・、他のポイントではアタリすらなく、2匹目が釣れたのは30分後。
その後は全く駄目。
この白い軍団が鬼門???
何かの稚魚が群れ、鯉等がそれを追って回遊している。5月終わりに私が手長エビ釣りを始めたころもそうだった。何かの稚魚というか、鯉が群れているときは釣れなかった。その時は時期が早かっただけなのかもしてないが、でも今日も全く釣れない。よく見るネットの掲示板でも稚魚がいて、釣果がいまいちとの記載があった。
上流からゴミがいっぱい流れてきた
その上、水位が上がってくると、また海方向に流れが出て来て、草などゴミがたくさん流れてきた。仕掛けに絡まり、道糸を張ることも出来ない。どうしようもないので、1本しまって、ゴミをよけながら、脈釣り風にしてみるが、どうにもこうにもならず、納竿した。

1時間半弱で小型が2匹…雨はあがったたが、今日のこの時間帯(だけであって欲しい)、他に釣り人もなく駄目だったようです。
ゴミは持ち帰りましょう
釣り場にゴミが目立ちました。ビニール袋、ティッシュ、タバコの吸殻。釣れないせいもあってか、ゴミも目に付き、ちょっといやな気分。皆さんゴミは持ち帰りましょうね。

INDEXPageTop前へ次へ

2006年07月01-02日 親子で真鮒釣り〜SATSの釣りデビュー〜  

「HARTさあ、今度の週末さあ、成田の家に1泊したいなあ。そうすれば…」

と言うわけで、この週末は私とHARTとSATSの3人で成田の実家へ。

今回のHARTの目的は、コクワガタ取りとムシキング。HARTいわく成田のおばあさんと行くと欲しいカードが出るのだそうだ。私はというと、タナゴがいるかもしれないと言う池で釣りをしようと朝使った手長エビ釣り道具をそのまま車にのせた。

コクワガタとムシキング。これでHARTの目的はほぼ達成して5時前に帰宅。次は私の目的を・・・

「お父さん、30分くらい釣りしてくるね」
「えー、HARTも行く」
「SATSもいく〜」
「え〜、SATSも〜」(まあ、いっか)
SATSの釣りデビュー
田んぼ近くの池(水たまり)に着いてHARTと私の仕掛けをセット。先月は帰り際に大きなアタリが2回続けてあったのだが、狙いは一応タナゴなので仕掛けも針も手長エビのまま、というか、針はタナゴ針だからこちらの方が正当なのかな。とりあえず真鮒が釣れたあたりのポイントを探って見る。

さてウキの動きに集中してと気合いを入れたところで、
「SATSのはどれ〜?」と言うので私の竿を渡すことにした。
SATSの釣りデビューだ。脇から竿を支えてあげようとすると
「ひ・と・り・で!おとうさんは、あっちいってて!!」
でも竿先が水に浸かっているので
「両手でね」
と再三、脇から手を添えていた。

HARTは田んぼのあぜみちを行き虫探しをしては戻ってきて竿をあげ、また沈めている。
SATSと私は、相変わらず「ひとりで」「おとうさんはあっち」をしているうちに4センチくらいの小鮒が釣れた。SATSは釣りデビューでいきなり釣れたぞ。
SATSも喜んでいる。
時間も遅いので、約30分で片付け、この日はこの1匹だけだった。

2日目は、HARTは5時45分から起き出した。以前、HIROの実家に行った時も、夜中の内から起き出したことがあったが、興奮しているのだろう。

朝食もひとあし先に済ませ、「何して遊ぶ〜」状態。というか、早々におばあさんと話をつけ、今日もムシキングをする約束をしたようだ。しかしお店が開くまではまだまだ時間があり、もてあましているのだ。

「お父さん、また釣りに行ってくるね」
「そうだ、釣りに行けば、お店が開く時間になるね」
とHARTが私に同行。

竿を2セット出すが、昨日HARTが仕掛けを絡めてしまい、夕べは私も一緒に寝てしまったのでそのまま出すと「HART、お父さんの竿でやる」と竿を取られた。
まあいいかとシモリウキの部分が絡んだ仕掛けを付けた。HARTが使いたくないのが分かるくらい使いにくいので、シモリウキを固定している爪楊枝の先をはずしてほどいたら、すぐに元に戻った。
HARTも真鮒をGET
相変わらず藻がいっぱいなので、切れ目を狙う。水の中で魚が反転するのがキラリと見えた。そして、6センチ、4センチくらいの小鮒を連続ゲット。HARTが
「こっちで釣れるんだあ」と移動してきた。

HARTは手長エビの時のようにしんちょうにゆっくりあげているので
「鮒の場合(あれ、タナゴ狙いじゃなかったっけ?)はもう少し早くあげていいんだよ」
と教えた。その後、HARTも小鮒が釣れた。
「やったあ」と満足した様子。

約1時間弱で6匹の小鮒が釣れた。でも今回もタナゴは釣れなかった。
水中を泳ぐ小さな魚でヒレが大きく見えた気もするのだが、タナゴを釣りたい先入観がそう見せただけかもしれない。ずっと確認できないかもしれないけど、とりあえず鮒が気軽に釣れる場所があることは嬉しいことだ。

家に帰ると10時少し前で、すぐにHARTはおばあさんのお昼ご飯の買い物にムシキングカードを持ってついて行った。

関連記事 [GH2]コクワとフナとムシキング
INDEXPageTop前へ次へ

2006年07月08日 手長エビ、今日はいい感じ  

到着時の水位はこんな感じ 今日は、今季のテナガエビシーズンで私の釣行時間帯ではおそらく絶好の潮まわり、中潮だが、久しぶりに干満の差の大きい下がり潮。
4時半過ぎにいつものポイントに到着。先客が1人。挨拶をして下流側に。1番乗りとはいかなかったが、いつもの杭周りに1本目を仕掛けることが出来た。杭は既に水面から30センチ以上見えていた。2本目を壁際にセットし終えたところで1本目の竿をあげると幸先よくゲット。
本日の大物賞
その後もいい感じで釣れる。オスが続く。型もいい。手の先まで20センチくらいの大物も釣れた。
杭周りの流木になんとウナギを発見。網があったらすくえそう。
隣の人に「ウナギがいますよ」と言うと、車からリール竿を持ってきたが、その時にはちょうど隠れてしまった。結構大きかったですよ。稚魚は何回か見たことがあったが、こんな近いところにいるとは…ただびっくり…
りっぱなウナギも

本日の小物賞









水位が下がるにつれ、メスが混じりだし、小型の個体が多くなる。抱卵したメスは2匹に1匹ぐらい放流。3センチに満たないくらいの小さなエビも釣れた。ある意味、さっきのビッグサイズよりすごいかも。

かなり水位が下がって短い竿ではつらくなった。見えるところは小さいエビばかり。ポイントを絞れず一気にペースダウン。でも満足行くくらいは釣れているし、焦りもない。納竿予定時間まであと15分ほど。際から1mくらいは水深が15センチもなさそうなので短い2.1mの竿をしまった。

水深が少しでもありそうな障害物周りに落とすがなかなかアタリがない。
最後の1投でも最後に1匹なんとか釣りたいともう一度、いそうなとポイントを選ぶ。2.4mの竿では目一杯だが、遠目の杭の下流でやや深いところに仕掛けを入れる。

そして・・・、
上に上げると言うより手前に引く感じで道糸を張ると、コツンコツン、来ました待望のアタリ。釣れない状況から自分で選んだその日初めて入れた。

ポイントで思った通りに釣れて、大満足での納竿。

INDEXPageTop前へ次へ

2006年07月09日 キスも釣れた  

昨日、手長エビ釣りから戻り、泥抜き用の容れ物に移しているとHARTが
「明日の朝も、手長エビ釣りに行くの?」
「明日は、サッパ釣りに行こうかなと思っているけど」
「ふーん、じゃあまた24匹釣ってきてね」
(一緒に行きたいと言うのかと思ったのだが・・・今月の海釣り公園はいつかな・・・)

連日の4時起床。心配して雨はまだ降っていないようだ。
2週間前の状況からして、サッパを24匹釣るだけならば、もう少しゆっくりでもいいのだが、サッパの前にキス釣りを少ししようと思い、起きて10分後には出発した。
到着時の突堤、人がいない
しかし、キス釣りの餌であるイソメ等は持っていない。仮に買ったとしても、週末の早朝の短時間、しかもキスのポイントとしてはかなり渋いところで、使う数はたかが知れている。そこで、持ち合わせの万能餌、昨日の手長エビの残りであるミミズを使ってみることにした。釣れなくてもともと、釣れたらラッキー、そんな気持ちで、最初の30分をキス釣りにあてることにした。

検見川浜の千葉側の突堤に着いたのは4時半頃。路駐の数はそこそこあったのに、2週間前キス釣りでにぎわっていた、入口付近のポイントには誰もいない。人がいない=釣れない・・・不安がよぎる。

とにかくやってみないことには始まらない。ミミズを餌に2本投入。1本はジェット天秤10号の仕掛けで置き竿、もう1本はでゆっくりサビいて、釣り始めた。誘導式天秤も始めて使ってみた。錘の着水音でもキスが散ることがあると釣りの本に書いてあったので錘は6号と小さめにした。少し流される感じはあったが、サビいているのならいいのかなと勝手に解釈。一方、置き竿は、風はそんなに強くなかったが少しラインが風になびいて竿先が揺れるのが、アタリか、とついつい、期待して見てしまう。

全くアタリのないまま、5時を回ったところでそろそろサッパに移動しようかとまず1本撤収。サビキ仕掛けをすぐ付けられるよう、発泡中通し浮きと集魚板に付け変えた。
ちょうど、常連風?だが、手ぶらのおじさんが通りかかり声をかけてきた。
「何か釣れましたか」
「2週間くらい前に来たらキス釣りの人がいっぱいいたので、釣れるかなと思ってやったんですが駄目ですね。人もいないしもう駄目なんですかね」
「人がいないのは、今日は天気悪いからじゃないですかね」
「とりあえず、サビキでサッパを釣ろうかと思って・・・」
と置き竿をあげる。
ミミズでキスも釣れちゃった
念のためにゆっくり巻いていると、ゴツと言う魚信らしきアタリ、リールを止めるが竿先に変化無し、一応合わせを入れ、また少し巻く。またゴツ、来たかなとリールを巻くが何となく重い気がする程度で楽に巻ける。でも、いよいよ近づいてきて魚影を確認。あのシルエットは…
15センチ位のシロギスが釣れた。喜びよりも信じられない気持ちの方が強かった。だって餌はミミズ、しかもドバミミズですよ。

常連らしきおじさんは、私がキスを釣り上げた後、周りの様子を伺うように先端の方へ突堤を歩いて行った。こうなると当然気持ちは、サッパよりはキス。サッパは1時間も釣ればいいのでもう30分粘ってみることにした。竿1本で投げてはゆっくりサビいてくる。しかし、その後はさっぱり…

他の餌だったらもっと釣れたのかは分からないが、使ったミミズ僅か3匹。もしアオイソメを買ったとしたらほとんど手付かずで残してしまうことになる。まあ当初の意図通りミミズの万能性は証明出来たと言うことで。

もう6時前。やはり釣果は残したいとサッパ釣りへ。ちょうどさっきの常連風のおじさんが帰ってきたので様子を伺うとあまりよくないとのこと。
突堤の好ポイント、曲がり角にも人はまばら
確かに突堤曲がり角付近のポイントも人はまばら。行って見るとサビキでサッパも釣れていたが、中国語っぽい会話が飛びかっていたので、やはり先端へ。先端には2人いたので、2週間前と同じ手前の外側で釣ることにした。時刻は6時を回っており、残り時間はあと30分程度。果たして息子のリクエスト24匹に届くか・・・

ポツポツと釣れるがペースはあがらない。6時半頃、先端付近の1人が帰ったので入らせてもらった。もう1人のおじさんは釣ったサッパをさばき始めた。そこに知り合いの人が来て話をしているのを聞いていると
「サッパ食べるのか、猫のエサか」と笑い飛ばすのを
「いや、孫のエサ。から揚げにしてあげると、孫が喜んで美味しいって食べるんだよ」
「俺は今まで食べたことねえや」
「バカにしてっけど、結構うまいぞ」
(サッパを釣っても食べない人が多いみたいだが、もったいないね)

先端に移動してから少しペースはあがったが、回遊魚のサビキ釣りとしては物足りないペース。もっとも回遊魚だからこそムラがあるのだが・・・それでも、6時45分頃からややや上向きになってきて、もう帰らなくてはと思いながら7時まで延長し、サッパは18匹。まあキス1匹で6匹分以上の価値はあるだろうと急いで切り上げた。

突堤の先端から車まで歩いて15分。まあ歩くにはちょっといい距離。こちら側の突堤は自転車で入って来られるのでいっそのこと家から自転車できた(片道約7キロ)方がトータルでは早いかも・・・
釣った魚は食べなくちゃ
夕方、釣った魚をさばく。釣り人の楽しみということで、手際の悪い私を妻も見守って(見放して)いる。その間、SATSは40分のビデオ、HARTは任天堂DSでムシキング30分、ちなみに私はさばくのに1時間弱(遅すぎ)・・・これでも前より早くなったんだけどって、6匹少ないから???

写真の丸皿は酢漬け前に塩を振ったところ、楕円の方は、から揚げに。上の方にふた切れだけキスが。もちろん骨も揚げます。

まずは私がから揚げを試食。この前より美味いぞ。それを見て、HARTが手前にあったキスをペロリ。
「美味しい」
「今食べたのはキスだよ」
「え〜、もっと食べたい」
と残りひとつのキスに手を伸ばすので、
「ダメッ」とキスの骨とサッパのから揚げをあげた。サッパを食べ、
「美味しい・・・けどキスの方が美味いなあ」(そりゃそうでしょ)

INDEXPageTop前へ次へ

2006年07月22日 キス釣りは、グッグッgood  

今日は、検見川浜突堤へ、キス釣り。
先週、かなり釣れたとの情報があったので、どうしても行きたい。先週の時点では息子と市原の海釣り公園とも思っていたのだが、いまいちHARTが乗り気ではないようなので、単独行で早朝の検見川浜へ。路上駐車は少し気になったが、千葉県警の交通取締り情報を見ても対象区域にはなっていなかったので、気合の3時45分起床で3時55分出発。国道14号のフィッシング稲毛で餌を調達。話を聞くと検見川浜のキスは日によってムラがあるとのこと。先週は良く出てたとはこちらも情報入手済み。
到着時の突堤、今日も人がいない
キスのポイントは空いているかなと期待と不安を込めて、まだ明るくなりきらない4時20分に検見川浜突堤に到着。入り口付近のヨットハーバー側には1家族のみでガラガラ・・・そんなに出足が悪いのかな

4時半過ぎに、常連さんのおじさんが来て、
「どうだい?」
「今、始めたばかりです。」
その常連おじさんは、入り口付近で様子を伺っている感じ。その後来た知り合いの方との話を聞いていると、
「オラ、ここでアタリがあるかどうか分かるまで竿ださねえんだ。おとといは全くアタリがなかった。でも川の出口(ヨットハーバーの出口)で投網やって、いっぱい入っていたから、みんなあっちに集まっちまったんだべ。風に寄っても集まる場所が違う気がするなあ。」

その知り合いの方は私の隣で竿を出した。その人も先週の入れ食い状態を見て来たらしいが、私もその人も全くアタリ無し。常連おじさんは相変わらず入り口付近に陣取り、来る顔見知りの釣り人(と言うかほとんどの釣り人、皆が知り合い?)と同じ話をしている。
「魚がいれば釣るけどよお、いねえんじゃ竿出しても・・・」
突堤の真ん中あたり、人がいない
1時間以上粘ったが全くアタリがないので、突堤の曲がり角付近に移動し、内側へ仕掛けを投げた。周りで投げ釣りをしている人はいない。でもここでも釣れたという情報はあったし、竿をたてゆっくりサビいてみると、底の感じは素人なりにいい感じ。3投目くらいに、グググッと本日の初アタリ。竿をあおって合わせると、確かに何かはかかっている。リールを巻いて近づいた魚影は間違いなくキス。ちゃんといるじゃないかあヾ(^o^)

俄然やる気が出て来た。先ほど入口付近でやっていた人も様子を伺いに来て「1つきましたよ」と言うと、「こっちでも釣れるんだ」とびっくりしていた。続けて2匹目もゲット。いいねえ、いいねえ。だんだんと周りも気になってきたのか、問い合わせてくる人が多くなってきた。

ちょうど、先端の方から、先々週の花見川でも一緒になったトウヤさんが歩いてきた。私よりも早い時間から突堤に入っていたらしく、最初投げ釣りではいまいちだったようですが、その後サビキでサッパをかなり釣られた様子。しかもこのあと花見川でハゼ釣りの第2ラウンド。素晴らしい行動力です。

さて私もタイムリミットまで30分弱。目標は一家4人分。いつの間にか両隣には常連さん達も移動してきた。その中には入口付近で皆の様子を伺っていたおじさんも。人が増えたので投げる時に慎重になる。すると今まで思った通りに投げられていたのがややずれはじめる(あぶないあぶない)。でも先に私がポイントに入っているので気分的には優位(?)な感じ。たまたま入ったポイントがよかったのか思惑通り、2匹追加で目標達成。

周りでも釣れだしたので15分ほど延長することに。すると初めて置き竿にもアタリが。かなり重い。でもキスとは違う。入口付近でも隣で釣りをしていたおじさんが
「オマツリしちゃったか?」
「いやそんなことはないみたいですよ」
あがってきたのは25センチはあるギマだった。ヌルヌル〜、とどうするか考えている間もなくもう一方の竿にアタリで今度はキス。その後片付け間際ヒイラギが釣れた。帰り支度をしていると、お隣さんから
「もう帰っちゃうの?勿体ない、今日はついていたのに」と言われた。

ポイントを変えてからはそれまでの暗い気分から開放されて楽しく釣りができた。やはり釣れてナンボなところもありますからね。そういえば、本にはサーフなどでキス釣りをするとき扇形に投げ、足で広い範囲でポイントを探ると書いてあったよなあ。何しろ、ある意味常連さん達を自分のところに引き込んだ形になったことも気分がよかったし、ゆっくりお話も出来て、8月からのサヨリ情報も聞けてよかった。何より、身近な検見川浜突堤でキス釣りが出来てよかったよかった。


おっとギマがまだ桟橋で立って待っている…せっかく釣れちゃったのだから持ち帰って食べてみよう。
キスは天ぷらに、ギマは身と皮が固くうまくさばけなかったけど、肝と身をたたいて味噌とネギで肝和えにしたら結構いけました。でも身が多すぎたのか肝の味がちょっと薄かったかな。

INDEXPageTop前へ次へ

2006年07月23日 いろいろ釣れた海釣り公園  

今日はHARTと市原の海釣り公園へ。今年は毎月行こうねと決めており、これで7月は無事クリア。いつも開園の6時を目差し、前日の釣果を確認して対象魚を決めポイントを係の人に聞くのだが、朝は雨が結構強く降っていたし、昨日キスを釣ってかなり満足していたのでしばらく待機。HARTが「絶対行くの!」とうれしいことを言ってくれるので7時半過ぎ、カッパと着替えを持って雨が弱まった頃合いをみて出発。車の中で「今日はどちらの竿が釣れるかな」と話をしながら(HARTとの釣り対決はどちらの竿にいっぱいかかるかで決まるのだ)雨の中を急いだ。

途中コンビニで朝食を仕入れて8時過ぎに到着。この雨の中でも駐車場は半分以上埋まっていた。まずHARTにライフベストを着させた後、自分は、カッパを着てリュックと両手にクーラーボックスと朝食を持ったところでライフベストを着ていないことに気付く。暑いし持つには手があいてないし
「お父さん、今日はライフベスト着なくてもいっか〜」と言うと、HARTは少し考えてから
「やっぱりダメ、お父さん落ちて死んじゃったらHART一人で家に帰れないもん」
(その通り!さすが息子よ、ちゃんと育っているな、でも一つでもいいから荷物を持ちなさ〜い)

前日の釣果を見て本命を決めると言いながらも、昨日のアオイソメがほとんど残っているし、この時期ならやっぱりキスかイシモチと思っていた。しか〜し、昨日も今日も釣果無し…係の人に聞くと最近パッタリと釣れないらしい。一応キスのポイントは桟橋を渡っと右側の管理棟側でブイよりも先の砂地とのこと。やはり釣れないからであろう、その辺りはガラガラ。海側はサビキのイワシが好調らしく人がたくさんいる。

「HART、屋根の下がいいなあ」と言うので、唯一雨をしのげる桟橋下でやることにした。親子が一組真ん中でやっていたのでその右側で竿を出すことにした。その親子はサビキ(アミコマセ使用)でサッパを釣っていた。
我が家はキス仕掛けにアオイソメ。先ずはHARTの竿に仕掛けをセット。ここではHARTはまだ投げられないので下に落とす。次は私の仕掛けをセットしようと思ったら、いきなり、
「お父さん、釣れたよ」
と12センチくらいのギマを釣り上げた(あら早いのね)。HARTの仕掛けに餌を着け直して、さあ今度こそ自分の仕掛けをと思っていたら、HARTの右側に親子が入ってしまった。雨に濡れたくない考えは皆さん同じらしく、急いで左側のポイントに竿を置いて釣り座をキープした。HARTはまたギマを釣り上げた。今度は20センチ以上のもの。とりあえずキープ。
私もHARTの餌付けをしたりしながら少しサビいてみるとググッと来た。「よーしっ」と本命のキスをゲット(なんだキスも釣れるじゃん、係のおじさんヾ(^o^))。
「お父さん、キスが釣れてよかったね、これで2対1だね」とHARTとの勝負もさあこれからだ。

真ん中の親子は適度にサッパを上げている。
「HARTも隣の人みたいに釣りたいなあ」と言うので仕掛けをサビキに変更。
但し、いつも通り、餌無しで集魚板のみ。でも釣れちゃうから面白いしお手軽だ。しか〜し、HARTがサビキを始めるとその世話をする方は大忙し。「また釣れたよ〜」「絡まっちゃったあ」と次々声が掛かるのでキス仕掛けをサビいているどころではない。それでも、釣り座に戻り、竿をゆっくり起こした時に“ググググッ”と大きなアタリ、3秒くらい待って(待ったつもりで)大きく合わせると、来ました来ました20センチ超のいい型のキスが。もうこれで私は今日も満足満足、HARTの世話も楽しんで致しましょうといった気分。

真ん中の親子が早々にあがり、スペースに余裕も出来て、サッパはその後も順調に釣れた。上げる途中で落ちても、釣り上げてから落ちても「あ〜あ」笑っていられる気軽さがいいかな。でもバケツから飛び出した時にはHARTもびっくり。私は、サビキにギマが食ってきたのと、キス仕掛けの巻上げ間際にサッパが食ってきたことにびっくり。

我が家の両隣でもいい型のキスが上がり、私の竿にも続けてヒット。2点掛けで来た。時合いが来たかな。早速HARTに
「そろそろ、サビキをやめて投げ釣りにする?」
と言うと二つ返事でOK。再びキス仕掛けをセットし、私がチョイ投げをしてHARTに竿を渡す。私の真似を竿を立てて、アタリを確認している。すると早速「お父さん、来たよ〜」とリールを巻いている。ほんとかなと見ていると、しっかりキスの魚影が。
「わーい、HART初めてキスを釣ったあ」
と大喜び。その後HARTも2点掛けでキスがヒット。釣り上げてバケツまで移動する間にキスが外れ、桟橋の金網の隙間から落ちてしまった。サッパと違い、キスだと悔し〜い。

11時半前に名残り惜しんで納竿。今日の釣果はHARTと二人で
キス…12匹、サッパ…18匹、ギマ…4匹、そのほか、アサリやナマコ(?のようなゼラチンみたいな透明な物体)やヒトデまで・・・
いろいろなものが釣れて、息子とともにとても楽しい時間だった。

アオイソメは2日間使ってもまだ半分くらい残っている感じ(もったいないなあ)。となりの親子に、よかったら使ってくださいと渡して帰途につ着きました。

お持ち帰りはキス11匹(うち20センチ超3匹)とサッパ16匹。キス3匹は刺身で食べたら身がコリコリしてう〜ん美味。HARTもSATSも争うように食べてあっと言う間になくなった。キスのフライもHARTだけでなくSATSも次々おかわりしてくれ私も満足(でも、もっと刺身食べたかったなあ)。
サッパはというと、キスだけで夕飯までの時間を使い切ってしまったので、サッパまで手が回らず夕飯には並ばず…夜中に一人、酢漬けを作りました。

INDEXPageTop前へ次月へ