抜 群 無 益
群を抜けて益なし。坐禅は大安楽の法門なり。大安楽とは、争うもの、比較するものもない、相対のない無限の世界を行じたときに自ずと満ち満ちてくる心のやすらぎ。
楢崎一光著「禅語入門」(光文社)より