全国公園ガイド・金沢城公園
金沢城公園 ★★★★☆ 金沢城をそのまま公園にしたような所なので、金沢城公園の歴史は、金沢城の歴史そのものである。今ここが、戦の拠点ではなく、地元の人たちと観光客の憩いの場になっていることに、深い感動を覚える(明治以降も太平洋戦争が終わるまで陸軍の拠点として使われていたらしい)。天文15年(1546)本願寺が金沢御堂を造ったのが始まりで、天正11年(1583)に前田利家が入城し、本格的な城づくりが始まった。その後、度重なる焼失や再建などを経て、明治に至る。戦後すぐに公園になったわけではなく、平成7年まで金沢大学のキャンパスになっていたというのは意外だ。兼六園と同様、手入れと整備が完璧なまでに行き届いていて、どこにいても美しい景色が堪能できる。 (石川県金沢市) |
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★アクセス JR北陸本線または北陸鉄道 金沢駅から北鉄バス11,12,91番系統などで10分「兼六園下」下車(石川門または大手門から入る)。このほか、バス停「広坂」下車(玉泉院丸口から入る)、などのルートもある。※乗車前に確認してください ★公式サイト 金沢城公園 ★取材日:2015.5.20 |
新丸広場 |
湿生園 |
河北門 |
五十間長屋 |