みどりの森・ライブラリー

旅情報シリーズ5

 


万座温泉・白根山

かなり久しぶりの更新です。
今回は、生き生きとした雄大な自然を満喫できる万座温泉と白根山です。

殺生河原
ここはその名が示すとおり、実に危険な観光スポットです。付近に、有毒な硫化水素ガスが噴出している場所があるからです。山の空気はおいしいのが普通ですが、ここでは深呼吸するのはやめましょう。
中央の建物はロープウェイの駅で、ここから「白根火山ロープウェイ」に乗ることができます。
白根山
ロープウェイの終点がここです。この辺りはまだ雪が残っていて、少し肌寒かったです。付近はスキー場ばかりで特に観る所はありませんでしたが、ロープウェイの窓からは曲がりくねった「志賀草津道路」が見下ろせて、雄大な景色が楽しめました。
万座プリンスホテル
万座温泉は乳白色の硫黄泉。やっぱり硫黄のお湯がいちばん温泉らしい気がします。また、標高1800メートルという高い場所に位置するのも大きな特長で、「雲上の露天風呂」と呼ばれる露天風呂からの眺めが素晴らしいです。万座プリンスホテルの開業は昭和35年と意外に古く、それがかえってレトロな雰囲気をかもし出していました。「万座高原ホテル」の石庭露天風呂にも入れます。
横手山(のぞき)
県境を越えて、横手山に行ってみました。ここは長野県の志賀高原のエリアに入る場所です。写真は「のぞき」という所からの眺めで、本当はここから「スカイレーター」という乗り物とリフトに乗って、山頂へと行くつもりだったのですが、この日はあいにくスカイレーターとリフトが工事中で山頂へは行けませんでした。でも、とても良い天気で、「のぞき」からの眺めは最高。山頂へ行けなくても「まぁいいか」という気になりました。ちなみに、もう工事は終わっていると思います。
白根火山
ここは、草津方面へ行くバス、万座・軽井沢方面へ行くバス、志賀高原を経由して湯田中へ行くバスのそれぞれの路線が交わる場所で、みやげ店と展望レストランからなる「草津白根レストハウス」があり、広い駐車場、近くには弓池と湯釜という観光スポットもある、つまり白根山観光の拠点になる場所です。
弓池
上の白根火山から歩いてすぐの場所にこのようなきれいな池があります。周囲には遊歩道も整備されています。
湯釜
どうですか?このまるでCGのような映像。本当に別世界のようです。硫黄の成分でお湯が白くなるのはわかりますが、あの淡い緑色は一体どこから来るのでしょうか。自然のすごさを感じます。白根火山から歩いて10分ほどの所にあります。

今回は良い天気に恵まれて、最高の景色が堪能できました
万座温泉は、泉質も眺めもとても良いです
白根山の景色は樹木が少なく、いたるところから硫化水素ガスが出ていて、
活火山であることを実感しました
(2007年6月3日掲載)

 


乗鞍・奥飛騨の旅
【2005年10,11月号】
8月中旬に、乗鞍・奥飛騨方面へ行ってきました
ずっと前から、乗鞍独特の高原らしいさわやかな風景
そして、新穂高の壮大な絶景に憧れていました
インターネットで見つけた奥飛騨の温泉宿も、非常に楽しみです

善五郎の滝
今回の往路は生まれて初めて夜行バスを利用したのですが、予想してたより楽しいものでした。「乗鞍観光センター」でバスを下車し、最初に向かったのが善五郎の滝です。付近はやや険しい地形のため、かなり近くまで来て突如姿をあらわすのが印象的です。水しぶきがとても多く、マイナスイオンが大量に発生していそうです。
牛留池
国民休暇村から続く遊歩道を5分ほど歩くと、ひっそりした林の中に四阿があり、その四阿へ入ると目の前に別世界のような素晴らしい景色が広がっていました。水面に全く波がなく、鏡のように周りの風景を映し出していました。
一の瀬園地
乗鞍高原の写真が一枚だけ掲載されるとしたら、まずここの写真です。乗鞍高原の代表的な場所です。馬や牛の姿も見られ、のどかな高原らしい風景が広がります。園地内には「ネイチャープラザ一の瀬」や「座望庵」といった食事処・休憩所もあり、一日居ても飽きません。
乗鞍観光センター
乗鞍観光の拠点になるのがこの乗鞍観光センターです。センター内には食事処や売店、宿泊施設、コインロッカーなどがあり誰でも利用できます。
この日はここで乗鞍に別れを告げて、宿泊地である奥飛騨へと向かいました。お風呂が自慢の「奥飛騨ガーデンホテル本陣」という宿に泊まったのですが、とても親切丁寧な宿で良かったです。
新穂高ビジターセンター
翌日はさっそく新穂高ロープウェイに乗り、西穂高へと向かいました。ロープウェイの乗り換え地点である鍋平高原が意外と雰囲気が良く、喫茶などもあるビジターセンターに寄ってみました。次のロープウェイが出るまでの間、ハーブティーでくつろぎました。
西穂高口
標高2156m、ロープウェイの終点「西穂高口」です。この日は霧が多かったのですが、それはそれで幻想的な世界が広がっていました。新穂高ロープウェイは、日本初の2階建てゴンドラ、世界第2位の標高差を誇り、迫力満点です。

予想どおり乗鞍も奥飛騨もとても良いところでした
特に乗鞍は見所が多く、その高原内を周遊バス(夏と秋の行楽シーズンのみ運行)
が走っていて、楽に移動できるのがありがたいです
また、レンタサイクルで高原内を巡るのも良さそうです
予想外においしいものも多く、乗鞍観光センターのそばと、
奥飛騨の「朴葉味噌」(ほおばみそ)はオススメです

 

←戻る