令 「みなさま、ごきげんよう。お久しぶりです!」 由乃 「ほんとお久しぶりよね。結局前回から一年近く空いているし」 令 「言われて見れば。二話後編の公開が去年の6月16日だから300日以上……」 由乃 「作者は「今度こそは!」と寝言をほざいているけど、 信じる信じないは読者さまの御心のままに、ってところね」 令 「でも、この三話、それも後編になってからだけど、更新の仕方も変わったね」 由乃 「あー、あんまりにも更新回数が少ないと読者様の読みたくなる気持ちだけでなく、 作者の更新意欲も減退するスパイラルに入っていくんじゃ? と今更考えたんだって」 令 「なんだかなぁ……」 由乃 「まあ、まとめて読みたい方は区切りの更新まで待っておく、というのも手かも」 江利子「そんなつまらない話は置いておいて!」 由乃 「あら、全く出番のない江利子さま、ごきげんよう」 江利子「ごきげんよう、志摩子どころか桂さんにも美味しいところを奪われている由乃ちゃん」 令 「(一年に一度でもこうなるのが、さすがというかなんというか……)」 由乃 「私はまだまだこれからいくらでも出番がありますので、はい」 江利子「そうかしら? こっちの投票でも私の方が圧倒的よね」 由乃 「あらあら、お祖母様ともあろう方が。あれは活躍ができていない方が上位にいくんですよ?」 江利子「へー。そのわりには明らかな主人公である祐巳ちゃんだけでなく、 今回大活躍の乃梨子ちゃんにもあなたより圧倒的に票が入っているみたいだけど?」 由乃 「……」 江利子「……」 令 「あ、そういえば、今回の話でようやく原作の数珠紛失シーンまで行き着きましたね!」 江利子「(脚本見ながら)えっと、誰が犯人なのかまだ話してはいけないのよね」 由乃 「まあここの作者にあっと驚く犯人みたいなのを期待すると、失望間違い無しですけど」 江利子「それは言えるわね」 令 「まあまあ(汗)それでもとにかくいよいよ最終話に突入ですよ!」 江利子「ようやく太古の昔に実施したキャンペーンの結果発表もできるわけね」 由乃 「今でもあの企画の結果を楽しみにしている人なんているんですかね?」 令 「(滝汗)さ、さて、話も盛り上がってきたところで次回予告にっ!」 令 「志摩子から借りていた数珠が無くなってしまった! 祐巳や瞳子の助けを得ながらも、結局見つからないまま週も空け…… 新入生歓迎会で乃梨子が直面した事態とは!? 最終話 運命の日 こうご期待!」 江利子「次にこうして会えるのは、いつになるのかしらね、由乃ちゃん」 由乃 「作者は夏までにはと言っていましたから……来年の春ですかね?」 江利子「そんなところか。 春に時系列も一致させて完結できました! とか言い訳したりね」 二人 「(笑)」 令 「……あのー、そこまで冷静なら、肝を冷やすような会話はやめてもらえないかと」