例によって、まずは執筆(?)した動機から: ストーリー元は「鋼鉄のガールフレンド2」ですが、自分は持ってないし、playもしていません。 最初はこれを元にした話を書こうとは思っていませんでした。 それは、これ自体がエヴァ本編の分岐物であるので、本編に対して書いてきた「超人機」の流れから外れるだろうと考えた為です。 で、ある時ヤフオクに「鋼鉄2」のビジュアルブックが出展されていました。 で、何故かストーリーぐらいは把握しておこうと思って入手(その前にまずはコミックスである程度、粗筋を把握)しました。 で、ストーリーを見るうちにこれは結構面白い、何か書けるかも?となった訳です。 中にはシンジとカヲルの♂x♂風味炸裂(18禁でなくてよかった…。)な部分もありましたが…。 でも、「マリみて」で同性の恋愛?に耐性が出来ていたので、これぐらいの♂x♂ならば許容できました。 ありがとう、「マリみて」。 内容構成について: 「鋼鉄1」に比べて分岐が複雑、本筋を一つに絞れない…ならば逆転の発想で「全ての流れを網羅」。 じゃあ、流れが滅茶苦茶になってしまう…ならば、どうしてそうなるのか、という設定を考えました。 それが、「仮想現実」の世界。 これなら、場面が飛ぶのもストーリーの辻褄が途中で合わないのもやり直しがあるのもOKでしょう。 実際、そういう効果を狙って場面の状況説明はあえて手を抜いており、セリフも誰のものかわかりにくくなったりしています。 まあ、これもある意味「マリみて」の影響を受けた為…とは言いませんが。 で、結局、主人公は実は仮想現実の中にいて、その世界のストーリーは何者かがある程度コントロールしていました。 で、「MATRIX」みたいな感じになりましたが、ヒントになったのは「MATRIX」ではありません。 確か、「特警ウィンスペクター」か「特救ソルブレイン」だったかな? 確か、主人公が狂った科学者に捕まり仮想現実の世界で大ピンチになる、という話でした。 (「MATRIX」自体見てないし…ホント。) という事で、本作ではどこぞの組織がシンジを捕まえて仮想現実の世界に放り込み、シンジが窮地になる時に本能的に頼るであろう誰か…つまりクミの情報を入手しようとしていた、という裏設定がありました。 そんな訳で、途中途中で入るツッコミや茶々は、シンジが見ている仮想現実を傍でモニターしている組織の人間によるものでした。 まあ、それはおそらく最後の部分にならないとわからないだろうし、取りあえずは「ツッコミ・茶々付きFF」等と思って頂けたのではないかと…。 (ビジュアルブックを持っている人は、随分と手抜きな作品と思ったかも。)