今回の緒言:フォースと言えばフォース・フィールド(グラU) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― マルドゥック機関からフォース・チルドレンが見つかったとの連絡があった。 だが、ミサトはそれをリツコから聞かされて知った。 先日の地下の巨人を見て以来、リツコにも何かしらの疑心を抱き始めたミサト。 それはともかく、ミサトはフォース・チルドレンの顔写真を見て驚いた。 なぜなら、その人物はミサトもよく知っていたからだ。 “何故、彼が…。” ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 形振り構っていられない、ミサトはそう判断して加持を探す。 その頃、加持は自動販売機コーナーでカエデにちょっかいを出していた。 「どう、今度一緒にお茶でも飲みに行かない?」 「生憎ですが、加持一尉は私の好みのタイプからは大きくかけ離れています。」 「お取り込み中のところ、申し訳ないんだけど?」 般若の仮面を被った…じゃなくて般若の形相のミサトが現われた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― これ幸いとカエデが脱出した後、ミサトは加持に質問をぶつけた。 「コード707を調べてみるんだな。」 それが意味する場所…第壱中学校にやってきたリツコは校長室にトウジを呼び出して貰った。 「単刀直入に言うわ。鈴原トウジ君。貴方にエヴァ参号機のパイロットをやって貰いたいの。」 予想外の言葉にトウジは絶句した。ようやく口を開いて出た言葉は…。 「すんまへん…一晩、考えさせて貰えまへんか?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その夜、トウジは夢の中で自問自答していた。 自分は何故エヴァのパイロットになるのか、何の為に戦うのか。 その答えが見つかるまではエヴァに乗れない! “そうや…ワシは強くなりたい…みんなを守る力が欲しい!その為にエヴァに乗ればいいんや!” 「はっはっはっは!エヴァンゲリオンに乗れば強くなれると思っているのか?甘い!甘いぞ少年!」 「だ、誰やっ!?出て来いや!」 「鈴原トウジよ。フォースを学ぶのだ。」 トウジの前に現われたのはブーツにマフラーにマントの男…その名はシュバルツ! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回の結言:再び、新性記エヴァンゲリオンGに敬意を表して