今回の緒言:♪ごきげんよう、Party Night ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ミサトは突然ゲンドウに呼び出された。 今度は何を怒られるのかと思いきや、ゲンドウの口から出た言葉は…。 「葛城一尉。現時刻をもって君は三佐に昇進だ。」 それを聞いたミサトは一瞬呆気にとられた。 だが、無言のままのミサトは次のゲンドウの言葉に顔を引き攣らせた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「………不服か?」 「いっ!?いい、いいえっ!有難う御座います!!」 「今後も頑張ってくれ給え。期待しているぞ。」 「はい!」 「以上だ。下がっていい。」 だが、事態はそれだけでは済まなかった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <葛城一尉昇進祝賀パーティー会場> 何と冬月が幹事になってミサトの昇進を祝うパーティーが開かれていた。 だが、参加者達はミサトを労うよりも、料理やお酒の方に目が眩んでいるようだ。 しかも、各自一つずつプレゼントを持ってくるように、とのお達しが出ていたが、 それはミサトへのプレゼントではなかった。 プレゼントが全部テーブルに置かれると、いきなり抽選交換会が始まったのだ。 どうやら、NERV職員の士気を高める為のダシに使われてしまったようだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「一体誰の為のパーティーなのよぅ…ふん、いいもん、こうなったら思いっきり騒いでやる!」 ミサトは自棄になってマイクを握るやカラオケを熱唱し始めた。 歌う曲は…サイボーグ009<誰がために> ♪夢見て走る死のこ〜〜〜〜〜〜〜(息継ぎ)、おや〜 (ここで一同ズッコケ) 「何だったんだ、今の間は?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回の結言:ネタの使い回しだ…。