碇シンジ幻想計画

第壱話 使徒、襲来

今回の緒言:はじまりはじまり〜

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時に、西暦2015年。人類は謎の生命体、[使徒]の襲撃を受けた。
使徒に対する通常兵器の効果は認められず、国連軍は作戦の遂行を断念、
全指揮権を特務機関[ネルフ]へ委譲した。
当日、接収されたサード・チルドレン、碇シンジはエヴァンゲリオン初号機搭乗を承諾。
エヴァンゲリオン初号機が初出撃し、ネルフは初の実戦を経験する事になった。
第一次直上会戦と呼ばれたこの戦いでEVA初号機は頭部破損し制御不能となり、完全に沈黙した。
だがその直後、EVA初号機は暴走し、第三の使徒・サキエルを殲滅した。
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戦闘直後の気絶から回復したシンジは、ネルフの医療施設で簡単なチェックを受けた後、退院した。
だが、彼の父親であるネルフ総司令・碇ゲンドウは何の労いの言葉もシンジにかける事はなかった。
しかも第三新東京市にやってきたばかりのシンジはたった一人で宿舎に暮らす事になった。
ここに到り、作戦部の葛城ミサト一尉はシンジを引き取る事を決めた。
シンジを愛車のアルピーヌ・ルノーA310に乗せて帰宅する途中、
ミサトは技術部の赤木リツコ博士に連絡した。
「ちゃんと上の許可は取ったし、大丈夫だって。
 それにそんなに心配しなくても、子供に手ぇ出すほど飢えてないわよ。」
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と言いながらもミサトの胸の中は…。
“うふふ、中学二年生のかわいい男のコ〜。これは楽しくなったわ。”
ミサトの頭の中では、どうやってシンジを篭絡するか、その計画が立案されていた。
“シンジくん、お姉さんがエロエロ…もとい、いろいろとイイ事教えてア・ゲ・ル。”
シンジが引いているのにも気付かず、口元を緩ませてニヘラと笑みを溢すミサト。
ミサトの脳裏にはあられもない姿で抱き合ってるミサトとシンジの姿があった。
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そして帰宅後、まずはシンジが何か感じてくれないかと脱衣所に自分の下着を仕掛ける。
ペンペンの存在を知らされずに風呂を勧められたシンジは、
ペンペンに驚いて全裸でミサトの前に飛び出してしまった。
“わお〜〜!いきなりシンジくんのオール・ヌードよ〜〜っ!!
 しかも思ったとおりまだまだお子様…ああ、有難う御座いますマリア様。”
ミサトはシンジが風呂に戻った後、何故かマリア様に感謝した。(こいつ、リリアン出身か?)
そして、ミサトは入浴後、シンジに激励の言葉を贈り、お礼に?自分のオール・ヌードを開陳した。
“ああ…やってしまった…でも、もう戻れない…
 いつか必ず、シンジくんの道程をゲットしちゃうから!…ああ〜ん、シンジくぅ〜ん!!”
この日以来、ミサトが眠りにつくのは遅くなり、遅刻が増えていくのであった。
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今回の結言:最初にお断りしておきますが、元ネタのゲームが18禁ではないので、
      このシリーズも寸止めです。