「綾波レイ育成計画withアスカ補完計画」のビジュアルブックを入手したのは「碇シンジ育成計画」よりも後だった。 だから構想も後だったが執筆は先になった。 誰かがLRSを読みたいと言っていたせいかもしれない。(でも、アスカの方とDouble Releaseだが。) 「碇シンジ育成計画」のストーリーを見た後で、「こいつは何か書けそうだ。でも、本編を後追いしている感じだし、書くとしたらギャグだな。そうだ、4コマSS風にしてみよう。」と考え、plotを作成した。 その後、ヤフオクで「綾波レイ育成計画withアスカ補完計画」のビジュアルブックが出品されていたのを見つけ、「こっちでも何か書けるかも?」と思って入手した。それも、定価1500円をその数倍の値段で落札…。 いや、最初は定価以下の値段だったのだが、数が少ないのでどんどん高値が付いて…。 おまけに入札締め切りがほとんど月曜日の午前様…NETに接続していれば締め切り直前に最高値を入札する事もできたろうが、あいにく未接続で23時閉店のネットカフェを頼りにしている身では不可能な事…。 そして、定価の数倍の値が付けられていたのを見た人は、最初から高値を設定して出品し始めた…。 それまではどんなものも定価よりも下値で入手できていたのに…。 それはさておき、いよいよビジュアルブックの中を見たら…ホントにビジュアルばっかりだった。 ストーリーの紹介は微々たるもの(何月何日頃に何が起きるかの一覧表)で、これではストーリーが作れない…。 そこで、また逆転の発想である。 ビジュアルブックにはレイのいろんなコスチュームが網羅されていた。これに着目し、毎回違う姿でレイが活躍?する内容にしようと考えたのだ。当然、使徒戦の話など皆無となった。 エンディングも30種類以上(アスカの方は20種類以上)だったので、こちらも全部使わせてもらった。ただし、こちらはちょっと観点を変えて欽ドン風にしてみた。(「碇シンジ育成計画」はまた違ったりする。) 4コマSSはとにかくシンプルが基本。という事で、1コマ6行(自分のPCの画面で)を基本として執筆した。 と言う訳で、各話はわずか2kBと非常に少なくなったが、話数やエンディングの多さで全体では50kB以上となり、なんとか形にはなったと思う。 さて、Dreamig Angel「夢見るレイ」というタイトルは最後に決まった。その由縁はまた後に語るとしよう。 一つだけ言えるのは、世界観は一つという事である………。