綾波レイ妄想計画

第8話 夏祭り

今回の緒言:♪むーらのちんじゅのかーみさまのー

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今日は夏祭り。(何か毎回同じ始まりだな…。)
第三新東京市の中央公園に櫓が組まれ、盆踊りが行われている。
浴衣に着替えたレイもシンジやクラスメート達と一緒に盆踊りの輪に加わっていた。
「踊る事がこんなに楽しい事だなんて知らなかった。」
レイはシンジに微笑みながら言った。
「僕もだよ。」
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さて、一通り踊って一同は夜店の屋台を見て廻ることにした。
「ヒカリ、輪投げやってるよ。」
「ホントだ。綾波さんもやってみる?」
「ええ。」
「ようし、負けないわよ!」
「また、アスカはすぐ勝ち負けにこだわるんだから。」
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「よっしゃ、ほんならワシらは射的で勝負や!」
「いいけど、どうやって勝負の判定をつけるのさ?」
「もちろん、ゲットした商品の数や!」
「ただし、使う金額は同じだからな。」
つまり、数撃ちゃ当たるでは勝てないと言う事だ。こうなると、射撃の正確性が勝負の分かれ目。
体力のあるトウジか、扱いなれているケンスケか、実戦の多いシンジか、勝負の行方は果たして?
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そして、楽しく遊んだ後は、買い食いだ。
焼きとうもろこしをほおばるシンジ。焼きいかをほおばるトウジ。焼鳥をほおばるケンスケ。
綿菓子を食べるアスカ。焼きりんごを食べるヒカリ。そしてレイが食べてるのは…。
「綾波、それは金魚すくいの…。」
最中の網だった。
「でも、おいしいもの。」
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今回の結言:金魚すくい、うまくいった記憶がない…