今回の緒言:♪むーらのちんじゅのかーみさまのー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今日は夏祭り。(何か毎回同じ始まりだな…。) 第三新東京市の中央公園に櫓が組まれ、盆踊りが行われている。 浴衣に着替えたレイもシンジやクラスメート達と一緒に盆踊りの輪に加わっていた。 「踊る事がこんなに楽しい事だなんて知らなかった。」 レイはシンジに微笑みながら言った。 「僕もだよ。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― さて、一通り踊って一同は夜店の屋台を見て廻ることにした。 「ヒカリ、輪投げやってるよ。」 「ホントだ。綾波さんもやってみる?」 「ええ。」 「ようし、負けないわよ!」 「また、アスカはすぐ勝ち負けにこだわるんだから。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「よっしゃ、ほんならワシらは射的で勝負や!」 「いいけど、どうやって勝負の判定をつけるのさ?」 「もちろん、ゲットした商品の数や!」 「ただし、使う金額は同じだからな。」 つまり、数撃ちゃ当たるでは勝てないと言う事だ。こうなると、射撃の正確性が勝負の分かれ目。 体力のあるトウジか、扱いなれているケンスケか、実戦の多いシンジか、勝負の行方は果たして? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そして、楽しく遊んだ後は、買い食いだ。 焼きとうもろこしをほおばるシンジ。焼きいかをほおばるトウジ。焼鳥をほおばるケンスケ。 綿菓子を食べるアスカ。焼きりんごを食べるヒカリ。そしてレイが食べてるのは…。 「綾波、それは金魚すくいの…。」 最中の網だった。 「でも、おいしいもの。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回の結言:金魚すくい、うまくいった記憶がない…