綾波レイ妄想計画

第6話 水泳大会

今回の緒言:レイが主役の筈なんだけど…まあ、いいか

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今日は第壱中学校の水泳大会。
「綾波の胸…綾波の太腿…綾波のふ・く・ら・は・ぎ〜。」
実は第壱中学校のNo.1美少女の呼び声高いレイ。
そのスクール水着姿を写真に収め、それを売って大儲けを企む眼鏡の男子生徒。
スタート台に立ったレイの背後に迫るカメラ小僧…だが次の瞬間!
「星になれっ!」
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2−Aの鬼委員長の鉄拳で彼は空の彼方に消えた。
「ケンスケぇぇぇ!?」
空を見上げるトウジ。
「呼んだか?」
突然反対方向から何事もなかったように現われるケンスケ。
「おのれは妖怪かっ!」
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「妖怪と言えば、こんな話を聞いた事がある…。」
夜のプールで誰もいないのに誰かが泳ぐ水音が聞こえる。
何かと思って水面を覗き込むと、いきなり腕が出てきて頭から引きずりこまれそうになる。
そして最後には頭をもぎ取られてしまい、プールは被害者の血で真っ赤に染まったそうな…。
「か、怪談はやめい!」
「ホントにトウジは肝っ玉小さいなぁ。」
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そんなこんなで水泳大会は終了した。
数々のシャッター・チャンスをモノにしたケンスケ。
「これなら新しいレンズどころか新型カメラも買えるぞ!」
既に獲らぬ狸の皮算用状態。
だが、彼の前にやって来たレイは言い放った。
「取り分は9:1よ。」
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今回の結言:今回のケンスケのアクションのモデルは、何を隠そう諸星○○○…