綾波レイ妄想計画

第3話 精神強化訓練

今回の緒言:正座でも座禅って言うんだっけ?

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今日は精神強化訓練の日。
カエデの前に胴着に身を包んだレイがやってきた。
「阿賀野三尉、今日は何をするのですか?」
「本訓練は精神の強化です。従って、精神集中を要する武道、その中でも弓道を行います。」
そう言って、カエデは弓矢を持ってきた。
すると、レイはやおら矢を三本手にした。
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「つまり、この矢を三本束ねて折れるかという…。」
「全然違います。そんなのだったら弓の立場が無いでしょ。」
弓に立場も何も関係無いと思うが。
カエデはまずレイにお手本を見せる事にした。
弓に矢を番え、弦を引き絞り、的を見据え、精神を集中し、満を持して矢を放った。
矢は見事に図星を突いた。
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「さあ、やってみて。」
レイも見様見真似で弓に矢を番え、弦を引き絞った。
「精神を集中して…何も考えず、ただひたすら的を見据えて…。」
カエデの言うとおりに的を見据え、精神を集中し、満を持して矢を放たんとしたその時。
「あ、シンジくんだ。」
カエデの一言で集中力がそがれ、矢はあらぬ方向へ飛んでいった。
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「阿賀野三尉、ずるいです…。」
「フフッ、まだまだね。」
と笑うカエデだったが。
「あ、碇くん。」
「え、どこどこ?」
慌ててシンジの姿を探すカエデの背後でニヤリ笑いをするレイがいた。 
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今回の結言:♪弓道〜一直線〜って違うか