WhitemoonAndBlackmoon2,5話


 休日。学校もネルフも、白き月も休みなので――――エンジェル隊は毎日が休みのような気がするが――――町へ繰り出すことにしたエンジェル隊とチルドレン。今

日は、その様子を見ることにしよう。

「二人とも、何をしている?」

「ん?ああ・・・。覗き・・・。」

ガツンッ!いつの間にか持っていた10tハンマーで殴られた2人。

「くだらないことをしてないで早く準備するぞ。」

「「・・・・・・。。」」

「ふあ〜っ♪ひっさしぶりのやすみです〜♪」

「そうよねえ、どこいこうかなあ。」

ミルフィーユとランファが言うと、残りの三人が答える。

「きぐるみの店へ行きたいですわ(んなもんあるのか?)。」

「私は銃の店だなあ。」

「・・・おなかがすきました・・・。」

「あっ、私もすきました〜♪」

「私もすいてるし、まずは腹ごしらえしますか。」

ランファの問いに全員が賛成する。「「「「さんせ〜い!!!!」」」」

レストラン「R−GUN」

急いで店から飛び出す女二人。その後、店員の声が響く。「く、く、食い逃げだあ〜っ!!」

「「「「「く、くいにげっ!!!!!」」」」」

目の前で起こったことに驚く4人と一匹。だが、ランファとフォルテは頭を再起動させる。

((食い逃げが目の前→捕まえる→お礼→お金!?))

「「まてええええええええええええいい!!そこの食い逃げぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

「・・・・・・。さて、あの二人は置いといて、他を見に行きましょう。皆さん。」

「今回もうまく行ったわ、ゆうこ!」

「そうね、食事もうまかったし、りかこ!」

 この二人こそ、ごく狭い世界の中で最強のコンビとして名をはせたフードジャンキーである。もちろん、知る人ぞ知る「ゆ○蔵う○○いね。」の「E○t and

○un」の二人である。

「な、何か追いかけてくるわ、りかこ!」

「二手に分かれるわ、ゆうこ!」

二手に分かれ、追っ手をまこうとするゆうことりかこ。だが、フォルテとランファは絶妙なコンビネーションを見せる。

「ランファ、あっちの方!」

「分かったわ、フォルテさん!」

ズドドドドドドドドド・・・・・・。

さて、残りの三人はというと、なぜかゲーマーズの前に来ていた。

「あ、あ、ああっ!あれはっ!」ミントが声にならない声で驚く。それもそのはず、三人の目の前にいたのは、現在では有名な、そしてトランスバール皇国では、新進

気鋭の女優として大人気のでじこ、ぷちこ、ラビアンローズであった。

「ああ〜っ!あの帽子、欲しいですわ〜っ!あっ、あのうさみみもっ!・・・って、あら?」

はしゃぐミントがラビアンローズを見て、

「えーと、うーんと、そのー、あっ!」「な、何よ。」思い出した。

「うさださんですわね!」

ズゴゴゴゴゴゴゴガン!!

うさだは盛大に頭から商品棚に突っ込んだ。合掌・・・。

「私はラビアンローズよっ!」というのも遅く、

「ああっ、やっぱりどこかで見た顔だと思ってましたの!もし分かってたなら、サインもらったり、そのうさ耳もらったり・・・。」と、ミントは一人妄想の世界に入

っていった・・・。

「「まてええええええっ!!」」

「りかこ!あいつらしつこいわ!」

「気合よ!ゆうこ!今までこんな修羅場はいくらでもあったじゃない!」

なぜかまた合流し、走る四人。前に6人ほど誰かがいた・・・。

「ああ〜っ!むしゃくしゃする!」アスカが人目もはばからずほえている。

「あいつら何なのよ!ほんとに、むかつくわねっ!」

ケンスケも同意する。「あいつらのせいで俺たちのネル・・・。」それがケンスケの最後の言葉になった。

ドゴォッ!ケンスケの腹にゆうこの膝蹴りがクリティカルヒットする。

「ぐおおっ!」

「あれ、何かいた?・・・気のせいか。」

膝蹴りというか、両方が前を見ていなかっただけである。皆さん、前をよく見て歩きましょう(汗)。

「あ、あんた、ぶつかってその『どいてどいて〜っ!!』」

グシャアッ!!!アスカが文句を言う前にりかこのラりアットが後頭部に入り、アスカは昏倒する。かろうじて生きているようだ。

「きゃあああああっ!」「あれ?今、ゆうこの声が・・・。気のせいか。」

続いて、フォルテは銃を、ランファは頭に飾っているスタンガンまで持ち出して、振り回しながら追いかける。

「そこのっ!どきなっ!撃つよっ!」「雑技団アターック!」

「ああああっ!」「ぐはあっ!」

 ランファの攻撃はシンジをかすってゆうこに当たり、フォルテの銃弾はレイとりかこの肩を貫く。動きの止まったゆうことりかこを捕まえ、意気揚々と帰っていくラ

ンファとフォルテであった。ここに、二人の伝説は終わりを告げた・・・。

ヒカリがみんなを心配する。「ア、アスカ、大丈夫?」「ママ・・・。」ガクッ。

「レ、レイ、生きてる?」「もう、だめなのね・・・。」ドサッ。

トウジも男二人を起こそうとする。「シンジ、いけるか?」「無念・・・。」バタッ。

「ケ、ケンスケ、死ぬな!」「俺たち・・・扱い・・・悪・・・すぎ・・・だ・・・。」グワシャッ!!

「一人音が違ったり、アスカやレイの扱いが悪いことに関しては、ここでお詫びを申し上げます。」

「何をしている、主よ。」

「いや、こういうことはちゃんと・・・。」

「まだ仕事はあるんだ。行くぞ、主よ。」

「いやだなあ・・・。」

「ラクウェル殿を呼ぶぞ。お仕置きされなければいいがな・・・。」

「・・・・・・行きます。」

「・・・どうでもいいが、いい加減、なりきりはやめろ・・・。」

「そういや、残りの三人と一匹、忘れてた・・・。」

「やべっ!ウォルコット中佐二話目から忘れてる!」

「はあ・・・。願いましては、3370、4207、・・・。しっかし仕事が多いですねえ。司令も大変です。皆さん、ちゃんと休息取ってますでしょうか・・・。お

っと、仕事、仕事。」

「そういえば、タクトさん、レスターさん、クロミエさんは何を・・・。」

「ZZZZZ・・・・・。」寝ていた。


やっぱ私ギャグは書けません(涙)

しかしゆうことりかこを知っている人がこれを読んでいる中にいるのでしょうか?