贖罪
第1話 外


 注意:この作品を読む前に、本家YUKIさんの表と裏の第1話の方をお読みください。

 ついでに、YUKIさんにも感想を送ると、表と裏が進んで、これも進みが早くなります。



『シンジ・・すまなかったな・・・・』

 そして、ゲンドウの感覚では、初号機に噛み砕かれたような気がした。



 最後にそのシーンが映った。

「・・・父さんが・・・最後に謝って・・・」

 神らしきモノから、力を与えられて、何かの管理者になっていたシンジが呟く。

「ムッ(碇君だけ・・・アレだけの仕打ちをしていた私には何もないと言うの)」

 同じく、シンジと同じような状態であるレイは青筋を立てている。

「どうしたの?」

 シンジが、隣で不機嫌そうにしているレイを不思議そうに見る。

「・・・やっぱり、私は、本人に実体験をしてもらわないといけないと思うの・・・」

 レイは、シンジと色々と接触してきた事と、神から与えられたモノにより、かなりの感情等を身につけて いた。

「え?・・・記録映像を見る限り、一応、最後には、父さん、謝っているみたいだったけど?」

 シンジが不思議そうに訊く。

「いいえ、本当に謝罪する気があるのであれば、碇君に直接言うはずだわ・・・アレは逃げ・・・死ぬ直前 に、あぁ言う事を言う事により、己の心の負担を少しでも軽くしようとしているだけ・・・(そして、私に は何の一言も無い)」

 冷静にもっともな事を言うレイだが、その心の内ではゲンドウに怒りを燃やしている。

 確かに、道具として使いやすいように、人形のような娘になるように無理矢理育てさせ、感情が芽生えよ うとすると、それを阻止するが如く、散々な事をして、道具として利用し続けくせに、何の一言も無いのだ から仕方ない・・・

「それに・・・本当に『すまない』と思うならば、あんな事はしないはず・・・いえ、出来ないハズ・・・ それに最初から碇君を手元で育て、協力してくれるように頼むはずよ・・・少なくとも、碇君に、少しくら い、心を開く努力をするわ」

 そう言って、レイはゲンドウのしてきた事の一覧をもう一度、シンジに(映像で)見せる。

 シンジがそっちに目をやっているうちに、レイは別の場所に時を止めて保管してあるゲンドウの魂の心を 覗き込んでみる。

 案の定、ゲンドウには、一片もレイの事に関しては、何の一言も謝ると言う感情は、何所にも存在しない 。

 完全に存在自体忘れている。

 その心には、ただ、ユイに再び会えた事に関しての満足感があっただけだ・・・

 これでは・・・普通、怒るだろう・・・

「(やっぱり・・・碇君にも本気で謝ってない!(‐‐#))」

 そうしていると、資料を見終えたシンジがレイに声をかけた。

「そうだね、やっぱり、それなりの事を経験してもらわないといけないよね」

「えぇ、アレには、シンジ君がどう言う事を経験していたか、体験させないと、本当の意味で贖罪をしてく れないと思うの・・・」

「それしか・・・ないんだよね」

 シンジはレイに尋ねる。

「えぇ・・・」

「じゃぁ、綾波はどうするの?・・・やっぱり、あそこに行っちゃうの?・・・ココに1人だけ、僕を残して ・・・」

 シンジは不安そうな顔でレイを見つめる。

「いいえ・・・私は碇君と一緒にいるわ」

 レイは首を振る。

「じゃぁ、どうするの?」

「・・・彼女に代わって、行ってもらうわ」

「彼女って?」

 シンジが訊く。

「それは・・・ユイさん・・・彼女も贖罪すべき人物だから・・・」

 何かの紙(?)を見ながら、レイがシンジに言う。

「そうか・・・母さんはどうするの?」

「彼女は、元々は皆に未来を残す為にやってたの・・・だからアレより罪は低いと思うの・・・(そのおか げで私がシンジ君に会えたのも事実だし・・・話せば協力してくれるかも)」

「それで?」

「少しだけ、事情を話し、行ってもらうの・・・贖罪の為に・・・」

「少しって?」

「それは私が判断するわ・・・碇君は準備が出来しだい、アレを送って、私はユイさんの方の準備をするわ ・・・」

「分った」

「じゃぁ、少し席を外すわ・・・」

 レイが去ると、シンジはゲンドウの魂を過去の自分の肉体に入れて覚醒させた。

 画面にゲンドウの魂が入ったシンジの肉体が見える



ん?私は初号機に噛み砕かれたのではないのか?
ここは?駅前か・・・何故こんな所にいる?
ん?シンジがいるのか・・・
そして私が見たものは、ガラスに写る私の姿だった。
・・・・・ユイ・・・・これが私に与えられた罰か・・・・
日付けは、第参使徒襲来の日・・・サードインパクトは当然阻止せねばならんが・・・それ以前に初号機を 動かせるのか?
爆音が響いた。
しまった、長居しすぎたか!
山の陰から使徒が姿を表した。
「くそっ」
私はミサイルが飛び交う中、荷物を抱えて走った。
轟音が近づいて来た。



 シンジの肉体に入ったゲンドウは色々考えていた。

「あれ?・・・今送るときに、別な力が・・・誰かな?・・・でも、父さん、動か、あ! 動いた、動いた ・・・フムフム、チャンとサードインパクトは防ぐつもりだね・・・」

 シンジは前の画面に映っているゲンドウを見ながらその思考を読み呟いていた。

「本当に、母さんの事だけだなぁ〜ほっとこうかな? でも、このままじゃ、危ないしね・・・仕方ない、 ミサトさんの時間軸をチョッといじって、場所を移動させてと・・・」

 シンジは、別の場所で車をとばしいるミサトの時間を少し止めて、ゲンドウの近くに、移して戻した。

『え?!・・・あ! アレはシンジ君ね! あぶない!』

 ミサトが車を使って、ゲンドウを庇う。




青い車が急停車した。
「乗って!!」
でかした葛城3佐!いや、葛城2佐だ。
私は急いで乗り込んだ。
葛城2佐・・・いや、1尉だったな・・・・まあ良かろう
国道に出て少しアクセルを緩めたようだ。
「大丈夫だった?」
「問題ない」
葛城1尉の顔が引き攣った。
「どうした?」
「い、いや、ねぇ、随分お父さんに似てるのね」
「当然だ」
私なんだからな。




「ふぅ〜何とか間に合ったな・・・でも、何で若干のズレが・・・あそうか、父さん、自分の姿に呆然とし てたし・・・考え事をしてたし・・・発現位置も少しズレてたかな?・・・でも、父さん・・・(^^;) 」

 シンジは冷汗を流しながら呟く。

「まぁ、ミサトさんに、保護されて、無事にネルフ本部にも着きそうだし・・・これで大丈夫だね・・・た ぶん」




初号機の事は着けば分かる、それまでに、これか らの事を考えておこう。
サードインパクトを阻止するには、この世界の私に勝たなくてはいけない、その為には力が必要だ。
冬月・・・・説得は難しそうだな・・・・
赤木博士・・・・話してる途中で人体実験されそうだな・・・
葛城1尉・・・・味方になったところで何の役にもたたんな・・・・
加持1尉・・・・無駄である事を前回証明したではないか・・・・
・・・・なんだ・・・話にならんでは無いか・・・
レイ・・・・・・・下手に話せば、この世界の私に報告されて消されてしまうではないか・・・
セカンド・・・どうやって手なずければ良いんだ?そうか、徹底的にやってしまって、奴隷にすれば・・・ ちょっと待て、ユイが知ったらどうなるんだ?
・・・・・・・
あとは・・・・・
あとは・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
何だ孤立無援ではないか・・・・
・・・・・・・・・・
とりあえず、レイをこちら側に引き付けねば話にならんな・・・・
ん?何時の間にか、ジオフロントに入っているではないか。
葛城1尉は、かなり不満そうな顔をしているが、どうかしたのか?



 シンジは、画面を見ながら、ゲンドウの思考を読んでいく。

「・・・説得ね、まぁ、普通・・・あはは、まぁ、リツコさんじゃぁねぇ〜・・・ミサトさん・・・まぁ、 確かに・・・加持さんって、そうだったんだ・・・まぁ、いくら、あのときの綾波でも、普通、怪しむかな ?・・・な! アスカには行き成りそれかい! 本当に何がいけなかったか分ってるんだろうか?・・・」

 ゲンドウの思考を読み、その考えにシンジは半ば呆れている。

 そして、案の定、ミサトが本部内の道に迷い、リツコに連れられて、ケージまで行く事になった。

 そこで、碇司令(ココでは大人のゲンドウを碇、シンジの肉体のゲンドウをゲンドウにします)と会う事 になった。



私との対峙か・・・シンジをある程度装わねばな 。
『久しぶりだな』
私は、顔を上げた。
「3年ぶりだったかな」
『出撃』
「条件がある」
『良かろう、後で執務室に来い』
「後払いは高いぞ」
『ふん、問題ない、赤木博士』



「あ、また、行き成り条件を出してるよ・・・まぁ、最初っから、大体の事が、分っているから、出来るん だろうけど・・・」

 ゲンドウがリツコに簡単なレクチャーを受けて、初号機に乗る。

「あ、そうそう、少しくらい手伝った方が良いよね」

 シンジはそう言いながら、画面に向って手を向ける。



そして、起動、シンクロ率は36.77%だが、 一部のハーモニクスに異常があるらしい。
止むをえんだろう。




「これで、父さんも初号機とシンクロ出来るよ・・・って、低! なんでだよ! ハーモニクスにも異常が でちゃってる・・・まぁ、いいか、まだ慣れてないしね」

 そして、ゲンドウが使徒を倒した。

「ふ〜ん・・・やっぱり、事情を知って、心構えが最初から出来ている人は違うね・・・使徒をアッサリ倒 してるよ」

 そして、ゲンドウはリツコから精密検査と言う尋問を受けた。



今、赤木博士の尋問を受けている。
「父は?条件の交渉に行きたいのですが?」
「今、司令は、会議中よ」
補完委員会か、下らん。
「ならば、私はまだ、ネルフ関係者じゃないな、ボランティアでの協力者に尋問は酷いと思うが?」
「尋問ではなく単なる質問よ」
「まあ、よかろう」
「じゃあ、初号機に乗ってみてどうだった?」
「交渉の材料に使いたいのでその質問には答えない」
赤木博士は黙り込んだ。
「じゃあ、質問は止めておくわ、貴方にわざわざ、こちらが知りたがっている事を教える必要も無いしね」
「そうだな・・・こちらから質問だ、交渉無しで、操縦者として登録された場合の諸条件は?それが分から なければ、交渉も何も無かろう」
「・・・そうね、大体でいい?」
「問題ない」
「・・・作戦部所属の3尉扱い、給料は1尉並、但し未成年であるため、その使用には、具体的には分から ないけど制限が掛かるわ、そして、エヴァによる戦闘と訓練、それと実験の協力義務、作戦命令に従う義務 が生じるわ・・・住居に関しては、準士官用の住居が用意されるわ、そして、警備及び監視がつくわね。あ とは、守秘義務かしら?」
「・・・・確か、私がサード、3人目だったな」
「ええ」
「そして、あの自衛隊の主力部隊を壊滅させた使徒相手に楽勝で勝ったエヴァは、少なくとも自衛隊の総力 よりも強いわけだな」
「・・・そうね・・・」
「それを動かす者が3尉か・・・十分すぎるほど酷い扱いだな」
「・・・まあ、その辺は交渉次第ね」
「警備は分かるが何故監視がつく?」
「機密情報の露呈を防ぐためよ」
「交渉決裂時は、今回の件に関する報酬の交渉に入るからな」
「そう」
「それが、決裂した場合、守秘義務もへったくれも無いと言う事を予め伝えておいてくれるかな?色々と困 るぞ、14歳の少年を無理やり乗せたと、少し 誇張気味に言っただけで、結構困ると思うぞ、それに、エヴ ァに関する情報、戦自辺りは欲しがっているだろうしな」
「分かったわ、伝えておくわ」




「・・・確かにそうだよなぁ〜・・・確かに、まぁ、モノは言いようだけど・・・怪しさ爆発だよ・・・そ れじゃぁ〜」

 リツコとの会話を聞きながら、シンジはそんな事を呟いていた。



 一方、レイは・・・

「ユイさんは?」

 そこには、誰も居らず、ただ、何かの気配だけがあった。

『我が送っておいた・・・彼の者にも贖罪は必要であるからな』

 声が響いてくる。

「ユイさんは送ったの?」

 レイは見えない声の主と、そのまま会話を続ける。

『あぁ、彼の者は、分っていたようだからな・・・お主等の事でも、心を痛めてたからな』

「大丈夫なの?」

『それなりのモノは与えた・・・では、看視者としての務め・・・しっかりな・・・』

 そのような声が響き、レイが頷くと、声を発していた気配は消えて行った。

「・・・さて、私は、碇君の所に戻るの」

 そう言いつつレイは、シンジの元に戻っていった。



 レイがもどって来ると、シンジは、ゲンドウと碇との交渉を見ていた。

 シンジはレイに気が付き、レイに微笑んでから、画面を見る

 レイは当然のように、シンジの隣に座り、一緒に画面を見る。




総司令執務室、対峙している。
間違いなく怪しんでいる。
「シンジ、条件と言うのは何だ?」
威圧感を掛けてどうする?毒蛇は自分の毒では死なんぞ
「赤木博士から、操縦者になった場合の条件、待遇を聞いた。その内容は既に知っているだろう?」
「ああ」
「先ず、1佐待遇と、作戦命令の拒否権を要求する。」
「・・・・・・・」
さて、何を考えているのかな?
「・・・・良かろう・・・・」
「セキュリティーレベルもそれに見合うものを」
「・・・・・・・良かろう・・・・・」
「それと、訓練及び実験に関しても拒否権を要求する」
「・・・良かろう・・・」
「警備及び監視は必要ない、私設のセキュリティーを雇う、そして、その費用を負担する事を要求する」
「・・・何故だ?」
「監視が嫌だからだ、他に理由がいるか?費用に関しては、その分浮く保安部の予算を当てればいいだろう 」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・良かろう・・・・・・・」
「では、報酬に関してだが、基本給は、1000万。使徒1体に付き、成功失敗に関わらず、1億。訓練、 実験は、時給100万、夜間、休日の場合5割増し。」
「高い」
「じゃあいくらならいいんだ?」
「基本給3000万のみ」
「・・・・・・・・8000万」
「4000万」
「7800万」
   ・
   ・
(暫くお持ちください・・・<(__)>)
   ・
   ・
「5000万」
「7000万」
「5000万」
「譲らない気か」
「お前もな」
「では、5000万、半年後との契約交渉と、契約金2億」
「・・・・・・・・・・・・良かろう」



 はっきり言って、碇はシンジになったゲンドウの事を怪しんでいるが、ゲンドウの出した無茶とも思える 条件を色々と呑んでいく・・・流石に給料の事では流石にもめたが・・・

「怪しんでいるくせに、司令の父さんは、僕になった父さんの出す無茶な条件を、色々認めてるよ・・・僕 も色々と無理を言えばよかったかなぁ〜」

 シンジがぼやいている。

「碇君、私が居ないうちにどうなったの?」

「それがね・・・」

 シンジが今までの事を色々と説明する。

「そう・・・(やっぱり、反省の色なし!)」

 レイのコメカミに少し青筋が見える。

「母さんの方はドウだった?」

「あの方が既に送っていたの・・・ユイさんは、私達の事も考えてくれていたって・・・」

「そうか・・・(やっぱり、母さんは・・・)」

 すると、画面が(レイの身体に入った)ユイの居る病室に変る。



「むっ」
身体動かしただけで痛いじゃない。
あの人ったらレイちゃんにこんな大怪我させてお仕置きね。
取り敢えず、リリスの力をちょっと借りましょう。
肉体の組成回復完了っと。
暫くは待つとしましょう。




 ユイはレイの肉体の大怪我に怒りながら、リリスの力で肉体の組成回復をする。

「あれ?・・・綾波、あんな事出来たの?」

 シンジが訊く。

「いいえ・・・私は、知らなかったわ・・・多分、ユイさんだから、出来たのだと思う(ユイさんに、あの 方が力を与えたような事を言ってたっけ・・・)」

 レイは、首を振りながら言う。

「ふ〜ん・・・(まぁ、母さんなら、綾波の力を引き出せてもおかしくないか・・・)」

 納得するシンジ・・・

 そして、碇がレイ(ユイ)の見舞いに来た。




この世界のあの人が来た。
面倒臭いのでこっちは司令にしましょう。
「レイ、体調はどうだ?」
「・・問題ありません・・」
「そうか」
司令は立ち去った。
何よあの態度!!絶対後悔させてやる〜〜!!




 ユイはそのそっけない碇の態度に激怒している。

「まぁ、当然だね・・・(まったく・・・)」

 呆れたようにシンジが言う。

「私も、これは酷いと思うの・・・あの時は何も感じなかったけど・・・」

 レイも怒るのを通り越して呆れている。

 そして、ベットで寝ているユイがヒマをしていると、今度はゲンドウが現れる。




レイが私の目の前にいる。
「・・・」
ちょっと待てよどう接すれば良い?

あっ、あの人が来た。
どう接するか迷っているわね。
取り敢えず私はお決まりの言葉ね。

「・・貴方、誰?」
「私は、碇シンジ、サードチルドレンだ。1佐扱いとなる」
「・・そう・・」

興味を無くした振り。

うっ、しまった。レイは興味を無くしてしまったようだ。
ど、どうすれば良い。
私がうろたえている内に面会時間が終わり閉め出された。

今ごろ、格好つけて、『ふっ、問題無い』とか言ってるんでしょうね。
う〜ん、ひょっとしたらあの人レイちゃんの隣に引っ越してくるかも、

「ふっ・・・問題無い・・・」
私は決め台詞を呟くと、宿舎に向かった。
レイの隣にでも住むか?



 2人の心を読みながら、シンジが言う。

「もしかして・・・父さんって、母さんに行動パターン、読まれまくっているのかな?」

 シンジが冷汗を流しながら言う。

「私は・・・司令は考えているようで、何も考えずに居るだけだと思う・・・いつも、難題は副司令に任せ っきりだったから・・・」

 レイがシンジに言う。

「つまり・・・『行き当たりばったり』って事?・・・いつも、『問題ない』って言ってたくせに・・・」

 レイの言葉を聞いて、シンジは心底呆れたように言う。

「私は、『問題ない』=『後は任せた』だと思う・・・」

 ある意味、確信をついているような気がするが・・・

「・・・まぁ、兎も角、今日はココまでにしておこうか?」

「えぇ、今日は、色々とやったから、疲れたわ・・・」

「じゃぁ、あっちで休んでよう」

「えぇ・・・」

 シンジとレイは画面と止めると、一緒に手をつないで、どっかに歩いて行った。

                             贖罪 表と裏と外 02に続く




あとがき

 なんか、わかり辛いといけないので、表と裏のシーンを画面として、出しました。

 今回は、一応触りなので、こうですが・・・これからは、間がドンドン抜けていくと思います。

 そんなわけで、チャンと表と裏を読んでないと、わかり辛くなると思いますので、そちらも読んで下さい ね♪

 表と裏を読んだら必ず、YUKIさんに感想を書いて送ろう!

 YUKIさんのやる気が上がるぞ!

 表と裏が出れば、外もドンドン出る予定です。(つまり、3話までは、順調に出る予定)

 外には、はたしてアスカは出てくるのかな?(でねぇ〜よ!・・・多分)

 もしかしたら、シンジとレイのラヴラヴな所を書くかも?

 そしたら、アスカ・・・爆発するかなぁ〜・・・

 よし! 今度はこのアイテムで防ぐか!(道具箱から何かを取り出すとりもち)

 さて、準備は万端だ! 行くぞ!(戦にでもいくのか?)


あとがき
YUKI「あやや、・・・あとがきのこれはアスカへの宣戦布告かな?」
レイ 「・・そうとも取れるわね、」
アスカ「アンタ!!この惣流アスカラングレー様に喧嘩売ってんの!!?」
とりもち「売っちゃいかんか?(平然と)」
アスカ「な、なんですぅってぇええええ〜〜〜〜!!!!」
とりもち「ふぉふぉふぉ! 」
アスカ「ふっ・・まあ良いわ、今日は武器を持ってきたから、ギッタンギッタンにしてやる!!」
とりもち「ふ、何を持ってきたのかな?(余裕面)」
アスカ「エヴァンゲリオン弐号機起動!!」
レイ 「・・弐号機パイロットは弐号機以外何も無いのね、」
YUKI「ふ〜む・・もう少し大人になればなぁ・・」
とりもち「アイも変らず・・・(呆れてる)出でよ! 四号機!」
アスカ「ふん、量産化の為に性能を落としてコストを下げたような機体敵ではなぁ〜〜い!!」
アスカ「さっき言ってたのは、このリリン印のプログソードよ!!」
YUKI「あれはなかなか良い武器だ。使いこなすの難しいけど、」
レイ 「・・アスカはネルフ所属ではなかったの?」
とりもち「じゃぁ、プログブレード&シールド」
アスカ「あ、あんですって」
とりもち「あれ? 確か弐号機も同じものだし、あれはS2機関のおかげで
     パワーが弐号機の八倍以上になってるよ」
とりもち「自己進化したし」
アスカ
「きいいいいい〜〜〜〜〜!!!!」
とりもち「まぁ、弐号機自体をぱわーUPさせて、カルテットシンクロしないと、勝ち目無いね」
アスカ「問答無用じゃああ!!!」
YUKI「激しい戦闘だな・・・」
とりもち「やっぱり・・・マダアスカじゃぁ無理だな・・・」
レイ (くいくい)
YUKI「ん?」
レイ 「・・時間、碇君が待ってる。」
とりもち「明鏡止水の何たるかが分ってない」
YUKI「そうだね、行こうか」
レイ (コクリ)
アスカ「・・・・・・」
とりもち「お前では、エースは名乗れん」
アスカ「・・・・・・うきゅ〜〜・・・・・」
とりもち「また来るがよかろう・・・ 」
アスカ「ふ、ふん・・きょ、今日はこの位で、か、勘弁してやるわよ・・・」
アスカ「次こそ見てなさい!!絶対にこの借りは万倍にして返してやる!!!」
とりもち「フッ・・・甘いな」(何か・・・アスカを鍛えているのか?)
とりもち「・・・・・・」
とりもち(アスカは弐号機に仕掛けられたアレに気付いてないな)


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