綾波レイの朝は遅い・・・今はまだ夢の中・・・時間は六時。
レイの髪は蒼く、瞳は閉じているので分からない・・・。
しかしその寝顔は天使を思わせるほど可愛い・・・。
この寝顔を手に入れられるものは誰なのだろうか・・・。
レイの父親は海外に単身赴任。
母親のレイカは現在料理をしている。
一度レイを起こしに行ったが軽くあしらわれている。
レイは低血圧・・・朝に非常に弱い。
時間は現在七時・・・。
レイカは料理ができたのもう一度レイを起こしに行く。
しかしレイは。
「後五分・・・」
などと言って起きようとしない。
しかし時計はもうすでに八時を指している。
「レイ・・・もう八時なのよ・・・転校初日から遅刻するつもりなの?」
そう、綾波家は昨日こちらに引っ越してきた。
レイはレイカの言葉を聞きバッと起きあがる。
「お母さん!何でもっと早く起こしてくれないの!?」
「私は何度も起こしましたよ」
レイはレイカの呑気な態度にあきれているが、マイペースなレイカは動じない・・・。
レイはいそいそと身支度を始める。
着替えをして髪をとかし、鏡を見て一言。
「うん!今日もバッチリ!」
・・・何がバッチリなのだろうか・・・?
こうしてレイは慌ただしく用意が終わる。
そして転校初日の学校へと向かうのだった。
あとがき
はぁ〜・・・ヒロインのレイまで話が短いよ・・・。
ここに書いてる通りこの話はLRS。
と言うよりLRSしか書かない僕である。
次からは少しは長くなると思うんで・・・。
感想なんか送ってくれると嬉しいな・・・。