2人の天使と雷皇

◆其の十一


人とはなぜこうも愚かなのだろうか?

かなわない・・・・そうと分かっていてもわざわざ敵に向かっていき、そして死んでいく。

死とは己の生きてきた最大の証を壊す事と同意なのに・・・・。

        そんなバカな者達の残骸が次々と生み出されていき、

首から先が吹き飛ぶ者、体が半分無くなっている者、首があらぬ方向へと曲がっている者。

様々な死体、肉の残骸が通路をいっぱいにして、周りの空気は血の臭いで充満しきっている。

ある者は吹き飛ばされて、壁に高頭部をぶつけて頭蓋骨を陥没させ、

血の後を残してもたれかかって、まるで糸の切れたマリオネットのように体をだらんとしたまま光のない眼で宙を見ている。

廊下は血で赤一色に染められて、精神異常者の部屋のような雰囲気を持っている。

その中には、落っている内臓や、もとは体の一部だったものが散乱して、最早そこは人の踏み入れる空間ではなくなっていた。

気の弱いものが見れば卒倒しそうな光景である。

「弱い・・・ここの組織の者はここまで弱いのか?

 俺に一発も攻撃を入れる事もできない、

 負けると分かっているだろうにわざわざ意味も無く命を散らす。

 救いようの無い阿呆どもだな。ねずみでも逃げるという事を知ってるぞ。」

このあまりにもさんさんたる空間の中にただ一人、立っている者。

その少年は、悲しみのこもった哀れみの眼で、生という一回しかない晴れ舞台をもはや閉じた者に呟いた。

そして先に進むため一歩を踏み出そうとしたその時。

少年の目が厳しい目つきへと変化した。

「さて、もうこれが最後か?

 ・・・・・!!・・フッ・・・・ちょっとは楽しめそうだな。」

少年が前へ進もうとした時、何者かが近づいてくるのに気がついた。

その気配は酷く懐かしい、遥か昔に感じた事のあるもの。

「はああああっっ!!!!!!!」

少年は来るものを迎え撃つべく、自分が感じた気配が来るであろう通路の角へと手をかざした。

その手に集まるのは淡く輝く純白の光。

まるで、何も不純物が混ざっていない、聖なるものという雰囲気を感じさせる光だった。

手に集まるとともに手の平の真ん中が白く、そして淡く光り輝いていく。

それから数秒、静寂が辺りを包みこんだ。

「放て・・・聖なる破壊の極光・・・・」ボシュウ!!!!!

一転、少年の言葉と共にさっきまで何も音がしなかった通路が、

何かが解き放たれるかのような音と共に、閃光が一瞬辺りを走りぬける。

閃光が放たれた後には解かされたかのように丸い後をつけ、蒸気を上げる角だった場所。

何も起こらない・・・・・少年は無表情にその方向を見つめるだけ。

だんだんと晴れてくる蒸気、それまで白く曇って見えなかった所がうっすらと見えてくる。

その向こうに見える光景は、漆黒の翼。

六枚の漆黒の翼で体を包みこんで、黒い羽がはらはらと舞い散る中にいる少年。

漆黒の翼が体からもとの位置に戻されたあと、その場にいたのは碇シンジ、その人だった。

「ずいぶんな挨拶だね・・・・・」

シンジは呆れたような目で自分へ攻撃を放った少年を見る。

「・・・・ぷっ、あっはっはっは、いや、君ならよける術はあるだろうから、ちょっとためして見ただけさ。」

「・・・・・・・・」

「ああ、紹介が遅れたな・・・。俺は花咲 右京。詳しい事は言わなくても分かるだろ?″おじさん″?」

右京はシンジの目を見ながら言った。

「おじさん・・・・そう読んでほしくはないな・・・まあ、実際そうなっちゃうんだけどね。」

そう言いながら少し警戒した目で右京を見る。

「言っとくけど、僕は危害を加えない限り手はださないよ。

 今日の僕の目的は、大事なリリスが結婚したっていうから、どんな男なのか見に来ただけ。

 ま、それは成功したから後はリリスと話しをしたいだけさ。 

 どっちかって言うと、リリス本人の意思を聞きに来た方が大きいんだけどな。

 どういう思いで結婚という所まで踏み込んだのかって事を・・・・・ね。

          それにね、いずれおじさんと戦う事になるだろうけど、まだ期は熟していない。

 だから、今はお互い休戦って事でいいだろ?」

そう言うとスッと笑った。

その笑顔は言葉では表せないぐらい綺麗で、さっきまでの光景を作った者とは思えないほど優しさに満ち溢れていた。

シンジも右京の笑顔を見て確信した。

この人は僕らを殺しに来たんじゃない、本当にレイの事を心配してやって来たのだ、と。

シンジの確信はどこに証拠があるわけではない。

ただ、右京という人間を見て、殺意という者が感じられなかった。

それともう一つ、これから殺る相手に向かって、ここまで綺麗な笑顔を見せる事などできないはずだから。

ましてやその相手が自分なら、なおさらの話しだ。

「そう・・・・わかったよ。僕は君を信じるよ、右京。」

シンジもまた、自分の心を開いて最高の笑みを浮かべ、右京に言った。




ここは第三東京市上空。

そう、第五使徒ラミエルが到着し、目的となるアダムを求めている場所だ。

町は人一人いない完全な無人状態で、それはまるで突然人がいなくなってしまった神隠しを連想させる。

ラミエルが到着して数十分、ラミエルの正八角形の下の頂点が変形し、

ドリルとなってネルフの奥に眠るアダムの波動へと進行しはじめていた。

そこには何枚もの装甲があるはずなのだが、

それは意味をなす事もなく、なんの苦労もなしに使徒に簡単に突破されていっている。
 
本当にこの町の戦闘設備は意味をなしているのか疑問になってくるのだが、それはそれでおいておこう。

空に浮かぶ一粒の小さな影。

それは純白の羽をニ枚広げて空に浮かんでいる。

アルビノの神秘的な美しさが目立つ大神姉妹の一人、マナミの姿がそこにはあった。

マナミは無言で地下へと進行するラミエルを見つめている。

その瞳は何かを見定めるような鋭さが隠されている瞳だ。

「ラミエル・・・・見かけによらず強いのよねえ。

 さすが、セイちゃんの能力をコピーされた使徒ってところかな?」

マナミは一人で今はまだ遠い所にいる親友の事を思い出していた。

「さあて、まあ、ゆっくりと待つとしましょうか。

 知恵の実を受け継いでいった、リリンの知識が、かつての兄である者の人形を壊すところを。

 万が一の時は、あたしが直々にとどめをさして上げるわ。」

そう言うと、マナミは誰もいないビルの屋上へと降下していき、やがて姿が見えなくなっていった。



今、発令所の中は異様な雰囲気に包まれていた。

それというのも、さっきまで諜報部や保安部が歯がたたなかった少年を、

シンジがあっさりとつれてきたからだ。

「あ、こんにちわ。花咲右京です。そんなに会う事はないと思いますが、一応覚えといてください。」

右京は発令所にはいってそうそう、何事もなかったかのようにスタッフやミサトに挨拶をする。

ミサトは諜報部や保安部を躊躇なく殺していた少年に対する怒りやら、

さっきまで無類の強さを誇っていた少年が簡単にシンジによってつれてこられた悔しさや、

ネルフという巨大な力を持った組織がただの少年にいとも簡単に侵入されてしまった悔しさで頭がいっぱいだった。

「あ、あんた!!よくものうのうと私たちの前に出てこれるわねえ!!!

 あんたが殺していた人達は!!!!私たちの組織の仲間なのよ!!!!」

ミサトはかんぱついれずに右京を怒鳴るつける。

しかし、右京もなんのことなく当然のように言い返す。

「そう・・・・・。じゃあ、聞くけどさ、なんでそんな大事な人達を諜報部やら保安部やらにしてるわけ?

 保安部というのは一定の人物や組織などを守る事にあるわけでしょ?

 諜報部も、普通にはできないような事をしながら危険を冒して情報を集めたり、

 捜査をしたりするんだから、いつ死んだっておかしくはないはずだと思うけどね。

 それに、俺は逃げようとするものまで殺そうとはしない。

 保安部やら諜報部やらの人間は半分裏の世界の仕事をしているはずだ。

 なら、自分が相手にしているものがどれぐらいの力を持っているのか、

 自分で敵う事があるのかを直感で感じ取れないからこうなったわけだ。

 それを察知して逃げようともせずに、

 わざわざ、殺気ぷんぷん出しながら「殺しますよ」なんて意識向けられたら、こっちだって相応の対処をしなきゃいけない。

 軍にいた者がいるならわかるだろ?殺し合いは殺し合いだ。

 確実に殺されなければ、自分が殺されてしまうかもしれない。

 まあ、あの時、俺が殺さなくてもいつか殺されてるよ。裏の世界は常に死の影がまとわりついて来るんだから。」

        そう言うと、レイの居るエントリープラグのある場所に行くべく、眼を閉じる右京。

・・・・・フッ・・・・・・・・

右京は精神をじわじわと広げていく。

自分の知覚神経でネルフ内部のあらゆる場所、通気口からどんな小さな個室でも、どこに何があるかが全てわかる。

まるで自分がネルフという施設と体を共用しているかのように、

ネルフの中で動き回る者や息づかいが全て右京の感じるものとなって伝わってくるのだ。

普通のものならばここまですることはできはしない。

それにいたる前にすでに精神が押しつぶされてしまい、

・・・・いや、その域に達するまでもなく、精神がかかる疲労に耐える事なく崩壊してしまう。

そんな事ができるのは人を超越した者のみ。

つまり、その事が右京が普通の人間ではない事を証明してしまっている。

が、誰が予想しているのだろうか?

彼が自分達がもっともよく知っている使徒であるという事を。

その事を知る者は、この場にはシンジただ一人しかいない。

そう、彼は第一使徒・・・・・アダムである。

今は地下で眠っていると思われ、実際には加持リョウジがゲンドウを目指し運んでいるはずの。

「今、そこにいるのか・・・・・・・」

そう言うと、零号機のある所へと歩を進めていく右京。

「ちょっと、あなたどこへ行く気なの?」
        
リツコが尋ねた。

「綾波レイの居る所・・・・ですよ。」

右京はそう言いながらも歩みをやめる事なく進む。

「まちなさい!!!花咲右京!!あなたをレイのところへ行かせることはできないわ!!!!!」

ミサトが右京へと銃を突き出した。

一歩立ち止まった右京はミサトに振り向いて、

自分へ銃を構えるミサトに怯える事はなく、冷静に告げた。

「その銃、俺に当たると思うんなら撃ったらいいよ。ただし、撃った後でどんな事になっても俺はしらないけどな。」

右京はまた歩みを進め初めて、最後にはレイの元へ向かうためにドアを出た。

ミサトは最後まで撃てなかった。

右京の言った事がどう意味なのかが理解できたから、

自分が例え右京に銃を撃ったとしても当たる事はないとわかっていたからだろう。

リツコは目を閉じて、気持ちを切り替えるように呼吸を整えて、シンジに話し掛けた。

「シンジ君、なぜあなたはあの少年をここまで連れてきたの?

 それに、どう説得してつれてきたのかを教えてもらいたいわね、お願いできるかしら?」

リツコはそう言いながら壁にもたれかかった。

「説得なんて、そんなたいそうな事していませんよ。

 あなたがたのまったく感知できない所で今、運命という歯車が回り始めたんです。

 ただそれだけの事です。お互いそれを理解しているから、“今は”何もせずに穏便にしてるんですよ。」

シンジの眼は、どこか悲しそうで遥か昔を見ていた。

「ちょっと待ちなさいよ。あれだけの人を殺しといて、どこが穏便だっていうのよ!!!!」

ミサトは先ほどのシンジの発言に怒った。

諜報部と保安部は生きている者は、ほぼいないだろう。

なぜならば、花咲右京という少年によって、無残にもみな殺されていったのだから。

あれだけの人を殺しといて、穏便にすませたなどと言われて、ミサトは黙らずに入られなかったのだ。

「もう一度聞きますが、

 あなたは『殺す』という意識を向けられて、『はい、そうですか』といって何もせずに居るんですか?ちがうでしょ!?

 自分を殺そうとしている者をわざわざ生かしておいて、もしそれで自分が殺されたらバカらしいじゃないですか。

 右京君も言っていたように、この組織は極秘裏な部分も多くあるはずです。

 そういうところで様々な危険と隣り合わせの仕事をして、自分の命をはって働いてるんだったら、

 いつ死んでもいいというように腹をくくっておいてください。そうでなければそんな所で仕事をしないで下さい。」

シンジの言っている事に理不尽さは感じられないだろう。

常にそういう危険と隣り合わせの者は、死というモノの訪れを待ち構えるくらいの気持ちでなければならないのだ。

真のスパイや暗殺者は、自分が何か大切な人を持つ事を極力拒む。ただし、一部例外はあるが。

なぜならば、暗殺や人に知られてはならない重大な情報を知る職という仕事舞台に立てば、

必ずと言っていいほど自分をつけ狙う者が増え、

如何にして殺そうか、如何にして情報を得ようかと多くの者が考え合い、思案し、そしてそれを行なおうとする。

もしもそういう計画に自分の大切な人が利用され、そして死んでしまえばどれだけのむなしさ、悲しみをあじわうのだろうか。

そんな事になって、殺されたり、重大な情報を漏らしてしまったならば、その人はもう社会的にも死んでしまうだろう。

もちろん、大切な人を持つ事のメリットもある。

しかし、それ以上に失った時の見返りが大きすぎるのだ。

一旦その世界に入り込むと、もう表の世界で暮らす事は到底できはしない。

この選択は何も本人だけの事情でなり立っているわけじゃないのだ。

自分が想いを持ってしまった人が、もしくは想いをもつだろう人には自分のせいで死んでほしくはない。

そういう考えもちゃんと考慮されている。

人の死というモノと隣り合わせに生きている者は、

死というモノの恐ろしさと、生というモノの価値と大事さを、十分すぎるほど身に刻み込まれているからだと思う。




そのころ、ここはシェルターの中。

あいもかわらず、非難して来た人で混雑している。

闇皇・天野セイジも、その中に混じって、まだ小学一年生のハルカと共に使徒から非難していた。

ハルカは、どこもかしこも知らない人だらけなのを怖がって、

地面にあぐらをかいて座っているセイジの横にちょこんと座り、セイジの服のすそをギュッと握り締めている。

セイジはそんなハルカの方をたまに見ながらも、頭の中は外がどうなっているのかを考えていた。

来ている使徒はわかっている、ラミエルだ。

(ふう、外の様子はどうなってんだろうな。

 ま、シンジとあの二人がいるんだから、まちがえても負けたりする事は無いと思うがな。

 そんなことより、シェルターが襲われずに無事かどうかがな・・・・。

 ハルカと俺だけなら十分守れるんだが、この場所にいる人間全部となるとな・・・・・。)

セイジはぼうっと、結構な高さにある天井を見つめて、

その向こうで行なわれるであろうこの町を賭けた攻防の事を想像しているのだろう。

が、その想像もすぐとなりにいる可愛いお姫様の一言に一旦中段を余儀なくさせられる。

「セイジお兄ちゃん、トイレどこ?」

ちょっと恥ずかしいように、ハルカが口を開く。

そのしぐさは、幼いながらもやはリ恥じらいというものを感じているかのようだった。

「ん?ああ、トイレな。もうちょっと我慢してくれ、連れて行ってやるから。」

そう言うと、セイジはくんでいたあぐらをといて、どっこいせっと立ち上がる。

それに続いて、ハルカもセイジの後を追って立ち上がった。

ハルカのその手は、いまだセイジの服を硬く握ったまま離されていない。

そして2人は歩き出して、人ごみの中へと姿を消していった。



こちらはヒカリのいる場所。

そばにいるのはヒカリの姉妹のコダマとノゾミ2人に、トウジとナツミとケンスケだ。

もちろん、周りはセイジのいた場所と同じで人があふれかえっている。

シェルターの中なのだから、なんの不思議もないのだが。

「いいんちょ、わいはスリーペアやで!!!!」

トウジが持っていたトランプ五枚を、

シェルターの中に持ってきてみんなで座っているシートの上において、ヒカリ達の顔を見回す。

トウジの顔はいかにも自慢げだ。

が、ケンスケはメガネを光に反射させたまま不敵な笑いを浮かべ、ゆっくりと自分の手札を見せた。

「な、なんやとお!!!????」

見た瞬間、トウジが叫ぶ。

「ふふふ、トウジ、そんなカードで喜んでいたら、俺には勝てないぞ。」ニヤリ

そういうと、ケンスケは唇を横につりあげる。

ケンスケが見せたのはフラッシュ。

その笑みはゲンドウのニヤリとも対等にわたりあえるだろう(?)ほどのものだった。

「あ〜あ、わたしはどうせ負けたわ。」

そう言ってカードを放り出すのはノゾミ。

みればワンペア、そりゃあ放り出したくもなるだろう、いきなりこれだけいいヤツかまされたらなぁ。

同じように、ナツミもカードをすでに放り出している。

ヒカリとコダマは影でひそひそ話をしている。

ヒソヒソ・・・・・・「ねえねえ、お姉ちゃんが好きなのってあの関西弁の人?」

ヒソヒソ・・・・・・「な!?何言ってるのよ!?・・・わ、わたしと鈴原は・・そんな関係じゃ・・・・」

ヒソヒソ・・・・・・「あ〜〜、お姉ちゃん、顔が赤くなってる〜〜〜〜!!」ニヤニヤ

ヒソヒソ・・・・・・「ノ、ノゾミ!!」

とまあ、年頃の少女らしい、周りがピンク色になりそうな雰囲気の話題である。

「いいんちょとノゾミはんはどないなんや?」

トウジから突然声を掛けられたヒカリは一瞬ドキッとして、慌てて後ろに向けていた体を元に戻す。

「はい、わたしはストレートフラッシュね。」

ノゾミは誰かに言われる前にさっさと自分のカードを見せ、残るはヒカリだけである。

ヒカリは慌てて自分の持っていたカードをシートに置く。

「あっ、え、えっと、これなの。」

見せたカードはスリーペア、トウジとおんなじだ。

「なんや、いいんちょもわいと同じなんか。」

トウジはヒカリのカードを見て呟く。

(えっ!?本当!?ほんとだわ、あたしとトウジが一緒だなんて・・・・・(ポッ))

ヒカリの頭の中はすでにピンクに染まってしまったようだ。

年頃の少女というのは小さな事でも、好きな人と共通する者があれば嬉しいものなのだろう。

ヒカリも「恋する乙女」真っ最中だ。



外の状況とは違い、シェルターの中はどこも平和である。





あとがき

あっ・・あはは・・・、投稿・・・遅いですね、遅すぎですね。

理由にもなりませんが、まあ、私的に多忙なので許してくださいな。

其の十一は次への繋ぎみたいなものです。おそらくは次でラミエル戦は終わると思います。

て、言うかそれ以上書けないだろうし・・・・。

ほんで、ネルフへと侵入した少年は花咲右京という名前にしました。

理由は・・・ないです(爆)

イメージモデルとしては、らんま1/2の久遠寺右京です。

なんとなく。

セイジはなんかお父さんって感じですねぇ(笑)

ヒカリはなんか幸せって感じですね、いい事です。

そりでは、ごきげんよう。シンジと右京の戦闘を期待してた方、すんませんでした。