ここは闇の中、何も見えない。 「碇君、もうすぐだよ。」 「もうすぐわれわれの計画の全てが動き始めるのだ。」 「われわれの計画は人類の最後の希望なのだよ。」 「このままでは、人類は滅亡の未来をたどるのみだ。」 13のモノリスが映し出され、その中の老人が口々に喋っている。 中央にいるモノリスの老人・キールが話し出すと、ほかの老人達が静まり返る。 「碇よ、準備の方はどうなっている。」 「議長、準備の事は問題ありません。」 ゲンドウが口元を隠して事務的に答える。 その横では、ユイと冬月が立ってゲンドウを守るような形になっている。 「そうか、ではお前の息子の話だがな。」 「はい、何かわかった事はありましたか?議長。」 「ああ、とても厄介な事になりそうだよ。」 「と、もうしますと?」 「お前はジェノサイドの五帝三皇を知っているか?」 キールの言葉に、ゲンドウの眉がぴくりと反応する。 「裏世界ジェノサイド・シティ最強の者達の事ですか?」 「ああ、そのとうりだ。」 「それとシンジに何の関係があるのですかな?」 「とても関係があるのだよ。君の息子は五帝三皇の一人、雷皇・碇シンジだ。 それだけならまだいい。だが、それだけではないのだよ。 雷皇の傍にいる2人の娘、この娘は雷皇に危害を加えるもの全てを破壊する。危険すぎるのだよ、貴様の息子は。」 キールが普段はあらわさないような深刻な顔でシンジの事を話す。 ほかの老人達も、驚きと恐怖の表情を浮かべて騒ぎ出していく。 ジェノサイドで生きる者がネルフにいる、しかもその頂点に君臨する者達の一人がだ。 シンジは委員会の計画の大きな爆弾となった。 シンジがどういう行動をするかによって、委員会をつぶす事も可能であり、ネルフを潰す事など簡単なのだ。 ゲンドウとユイと冬月は無表情を保っている。 「五帝三皇は1年前に死んだはずでは?たとえそうだろうと議長、所詮は子供、何もできはしませんよ。」 「ならばいいのだがな、そうもいかんのだよ。 雷皇が動いたとなると、ほかの五帝三皇も動き出すかもしれん。 そうなってしまえば、もう我らにはどうする事もできない。それだけの力を持っているのだよ。」 「ならば、『A・C』と編制した『Dの者達』を動かせば我らの方にも利があるのでは?」 「わからん、だがないよりは何とかなるかもしれん。すぐに手配しておく。」 そしてモノリスは全て消え、後には静寂だけが残される。 残されたのは、闇の中にたたずむゲンドウ達の影のみだった。 アメリカ・ニューヨーク裏通り 一人の少年が歩いている。 高校生ぐらいで、金髪にエメラルドグリーンの目が神秘的な美しさを生み出している。 至高の美とは、まさにこの少年のためだけにある言葉だろう。 「最近音沙汰なしだけど、シンジは元気にしてるかな?久しぶりに会いに行こうかな。」 少年は金髪の髪をさらっと手でとくようにしていじりながら呟く。 この少年の名は、ジャック・ガーランド。 少年の周りには、驚くほど異常な落ち着いた雰囲気が漂っている。 そして、ガーランドは路地の闇の中に消えていき、その後には数人の男達が虫の息で寝転がっている。 フランス、パリ大学の生物学研究室 「お姉さま、どうしたんですか?そんな真剣な顔をして。」 助手らしい女性が話し掛けた先には、白衣を来た14歳ぐらいの女の子がイスに座っている。 「うん、ちょっとね。」 (まさかシンちゃんに会いたく手仕事ができないなんて言えないよね。) 「お姉さまも疲れてるんだったら、休んだ方がいいですよ。」 助手の女性が心配そうな顔をして、コーヒーを飲む。 「ねえ、わたし半年ほど日本に行って来ていい?」 「当たり前じゃないですか。 あなたがどれだけ苦労しているかみんな知ってるんですから、誰も文句なんて言いませんよ。 もし、お姉さまをけなすような人がいるのなら・・・・《その人には“死”あるのみです》。」 助手の雰囲気が変わって、殺気に満ちている。 「じゃあ、近い内に行く事にするわ。シャル。」 (シーンちゅあーん、もうすぐ会えるから待っててね!!) セイラ・パレット、この少女もシンジを愛するも者の一人なのだろうか? ハワイ諸島のある砂浜 ビーチには少年が一人で寝ている。 アロハシャツにサングラスをかけて、ビーチパラソルの下で体をやいている。 「ひまだねえ、退屈でたまらないよ。何かおもしろい事ないかな?」 少年がそう呟くと、黒い穴があいて少年の体が沈んでいく。 「そうだ!!シンジから手紙が来たんだ。」 そう言うと黒い穴が別の空間に繋がって、部屋の中で少年は一枚の手紙をとりだす。 「なになに?・・・・・ふっふっふっふ、これで日々が楽しくなりそうだよ。すぐ行くからな、シンジ。」 そしてまた、少年は闇に姿を消していく。 そして残された手紙が、テーブルから風でひらりと宙に舞い、地面に落ちる。 『セイジ、SEELEがなにかしだしたよ。使徒達も来るんだって。 ついでに言うと、魔王達も動くんじゃないかなあ?どうだい?久しぶりに大暴れできるよ、日本にこないかい? 碇シンジ TO天野セイジ』 世界有数の財閥・月島財閥の敷地内の部屋の一室 和室の造りになっており、その真ん中で正座をしている少年、月島ハヤテ。 黒髪を背中まで伸ばしてロングヘアーにしていて、しまった顔つきと鋭い目つきがなかなか凛々しい。 周りの雰囲気はとても静かで、その中に鋭い緊張感がある。 そしてその雰囲気の中、吹き矢のようなものが四方から飛び出してきて、それをハヤテが腰につけた刀で叩き落としてゆく。 刀を鞘に収めた後には、勢いを失った矢がハヤテの回りに落ちている。 「岡野、何か用か?」 ハヤテがそう言うのを待っていたように後ろのふすまが開き、30代ぐらいの男が入ってくる。 「ハヤテ様、先ほどセイジ様がおいでになられました。」 「なんと言っていた?」 「三週間後、金曜の朝8:00、第三東京市の第三中学校にて待つとの伝言です。」 「わかった、ありがとう岡野。」 「いえ、では私はこれで失礼します。」 そう言うと男が部屋から出て行き、ハヤテのみの静かな空間が生まれる。 ハヤテは男が来たふすまと反対のふすまを開け部屋から出ると、外には広大な庭が広がっている。 部屋を出て廊下を歩いていき、その後には庭に満開に咲く桜の花びらがひらひらと木目板の廊下に舞い落ちていく。 「セイジが動くという事は、よほど面倒な事みたいだな。俺も行くか、みんなどうしてるかな。フフッ。」 月島財団当主、少年・月島ハヤテは、そう言いながら廊下の向こうに消えて言った。 ネオ ジェネシス マフィア。 マフィアとは言うものの、実態は裏組織・テロリスト軍団を潰す事を生業にしているグループである。 依頼料金は莫大な金額を要するが、成功率は100%をほこる。 メンバーは全て子供で、14〜16歳までの子供しかいない。 ネオ ジェネシス マフィアの資金源はいろんな所からきていて、 戦闘教習学校のような、中学校の教科+戦闘の心得などを教える事を中心とした学校・フレンズ (スパルタではない。悪い事をすれば辛いお仕置きが待っているが、 全寮制なので先生達も生徒と一緒に遊んで、友達のような関係で接していて、とても優しいので人気があり、なかなか入れない。)や、 クラリネ・コーポレーションという超巨大企業を経営して資金を集めている。 麻薬の売買や臓器売買、密輸などの事は一切やっていない。 そんな事をすれば、死ぬより辛い苦しみが与えられるからだ。 そのネオ ジェネシス マフィア(以下のジェネシスに略称)の学校フレンズの寮の一室。 14歳以上しかいない中に、一人だけ10歳ぐらいの金髪の女の子が住んでいる。 「シンジ兄様の所に行きたいな、でも八月にならなきゃ駄目なんだよね。フレンズの経営が忙しいし。」 そう言いながら校長が座るイスにちょこんと座って、自分の倍はある机の上で書類を片付け始める。 その机の上においてある名札は『校長 ルーシア・キュリア』。 日本のどこかの山の中 『ネルフにおもしろいものがあるよ。セイジも呼んだから、第三東京市にこない? ・・・、・・・・』 シンジの声がカップラーメンをすすっている少年の頭の中に次々と響いて来た。 「へー、ネルフか。結構面白そうじゃん。 セイジがくる前にさっさとやっちまわねーとな。おもしろそうなもんは、みんなあいつに盗られちまうからな。」 少年は、なんというか野性的とでも言うのだろうか、たくましい体つきをしていて、寝袋と登山用のリュックにいろんなものを詰めている。 九重ツバサ、16歳。 放浪の旅をして一年中すごしている。 噂によると、何やら世界的な巨大企業の次期社長だとか何とか。 だが、本人は実家に戻る気はなく、何者にも縛られず九重ツバサとして生きる事にしている。 髪は長くしたのを一まとめにしている。 ツバサはカップラーメンを食べ終わると、ごみをビニール袋に詰めて再び歩き出す。 山の中をぬけると、道路が通っていて看板が出ている。 【鳥取30km第三東京市585km】 「コリャ当分つかないわな。」 「ふっ、サキエルか。まあまあだね。こんなおもちゃじゃなくて、チルドレンの方をだしてくればいいのに。」 シンジは今、エヴァのプラグの中にいる。 第三東京に来た翌日、シンジ達はネルフにきてエヴァに乗る起動実験をしていた。 いや、しようとしていたと言った方がいいだろう。 シンジがエヴァに乗ろうとした時、突然警報が鳴り響いて実験どころじゃなくなったのだ。 今、初号機のみが地上に出ようとしている。 なぜ、零号機と二号機がないのか? 二号機はまだ出来上がってなく、ドイツで組み立てている最中だからだ。 零号機の方は、まだレイの起動実験を行なってない。 それゆえに、シンジが一人でサキエルと戦わなければならないのだ。 そんな状況だが、シンジの顔に恐怖や緊張などというものは見えない。 どちらかというと、薄く笑みを浮かべていて楽しそうにも見える。 『LCL注入完了しました。』 『拘束具、全て解除されました。』 『射出準備完了しました。』 シンジの前にあるスピーカーから、オペレーターの状況確認の声が聞こえてくる。 『指令、よろしいのですね?』 『出撃!!!』 ゲンドウの出撃!!!の声と共に、シンジの乗ったエヴァンゲリオン初号機がサキエルの前に射出された。 射出の時にかかるGにシンジが眉を寄せる。 『シンジ君!!歩いて!!』 (歩いて?何を言ってるのさ。敵の真ん前に出しといて、何を馬鹿な事を・・・・・・!!!???) あまりの滑稽さにあきれるシンジ。 だが、シンジの心に体に、何か懐かしい感じがとびこんできた。 それはシンジにとってとても優しく、忘れられはしない感覚だった。 「な・・んで?まさか・・・・・・。」 シンジが驚いて固まっていると、サキエルが初号機の顔を掴み上げて、その手の平から光の槍がでてきて初号機の顔に打ちつけられる。 『シンジ君!!!何をしてるの!!??』 ミサトの叫び声とサキエルの槍が当たるのはほぼ同時だった。 シンジはミサトの叫び声と、顔に広がる痛みに我に帰る。 「そうだった、サキエルのおもちゃがいるんだ。早く壊してそれから考えよう。」 そう言うと、初号機の手がサキエルの赤い玉・コアの所へむけられる。 使徒は再度、槍をうちつけようと手の平から槍を出す。 が、その手の平からでた槍は初号機に当たる事はなかった。 使徒のコアにそえられた初号機の手の平から、赤い透明な氷柱のような物が生えている。 その氷柱は使徒のコアを貫通し、サキエルを串刺しにしていて、使徒に動く気配は見られない。 『使徒、・・・完全に沈黙しました。』 オペレーターの驚いた声が聞こえてきた。 発令所のものは皆あっけにとられていた。 さっきまで使徒にやられていて、どう見ても危ないとしか見えなかった。 しかし、初号機・碇シンジは、一瞬でその状況を反転させて使徒を殲滅したのだ。 その時間は約2・3秒ほどしかなかった。 「これより初号機帰還します。」 シンジの声が聞こえると、再び発令所が動き出した。 「あなた、あんな力はないはずです。どうするんですか?」 「そうだ碇。また委員会がうるさいぞ。」 ゲンドウの横にいる2人が順に話し掛ける。 「・・・問題無い、邪魔ならば消すのみだ。」 (それができるのならば、委員会が動きはしないぞ・・・) 冬月は心の中でそう呟いた。 「あーっはっはっは!!!!!シンジよ、どうしたんだ?そんなガラクタに乗って。お前にそんなもん必要じゃないだろう!!!!????」 どこからともなく聞こえてきた少年の声、それはシンジのいるすぐ傍のビルから発せられていた。 その少年は黄金の槍を背中につけて、片目は海賊のように黒いやつでふさがれている。 「な、なんなのよあいつ・・・・。」 「・・・・あの人、何か違う・・・・。」 アスカ・レイが呟く。 「・・・・・・サキエル・・・・・」 エンゼルチルドレン・・・・・・、天使という力を与えられた、愚かな年寄りどもの目的を果たすための道具達。 シンジが多々の感情が混ざり合った目、だが殺気に満ちた目でサキエルを見つめている。 『シンジ君!!!あなたの知り合いなの!!??それにサキエルって!!??・・・・』 シンジがサキエルを、何か深い思いのこもる瞳で見つめていたが、不意にミサトの声がスピーカーから聞こえてきた。 いや、怒鳴り声がスピーカーから聞こえてきた。 発令所に響くのはミサトの声と、中にある機械音だけ。 誰もが突然の出来事に思考が停止し、固まりつづけていた。 シンジは反応せず、無言でエントリープラグのハッチを開けてエヴァから出て、サキエルの元へジャンプする。 2回・3回と三角跳びのように壁を蹴って上がっていく。 それはまるで鳥が羽ばたくような、だがとてもやわらかい感じが見受けれて、とても人間がやっている事のようには見えなかった。 シンジは数分でサキエルの元に上がってきた。 お互いを見つめあう。 そこにどういう思いが、感情がつまっているかは感じる事はできない。 サキエルは不敵な笑みを浮かべたまま、シンジは無表情でだらんと手に力を抜いて立っている。 だが、2人の様子とは裏腹に周りにはとても何もしていないとは思えないような、重く圧迫するような雰囲気が滲み出している。 人がいれば、体に何かの重りがつけられたようで、声をだそうとしても頭の中の何かがとっさに邪魔して発する事ができないだろう。 もはや、この2人のいる場所は周りとは違う『空間』となって、誰も邪魔はできないと思われた。 しかし、その静寂は破られる。 誰もいない空間にどんな空気が流れているのかも知らない、無知な者の声が。 『シンジ君!!!!!そのこがサキエルってどういう事なの!!!!使徒なのならさっさと倒しなさい!!!!!!』 葛城ミサト、使徒への復讐にかられる愚かな者の声が、各所に設置されたスピーカーから聞こえてきた。 サキエルはわずかに唇の両端をつりあげ、あまりにも愚かな声の滑稽さにうすい笑みをこぼす。 『聞こえてるんでしょう!!??なぜ早く倒さないの!!??』 ミサトにはわかっていないのだろうか?この少年から感じる、異常なまでの『恐怖』を。 発令所の者も、ミサト以外は画面越しからでも感じる、サキエルと呼ばれた少年の雰囲気に恐怖を感じていた。 それは、さっきまでとは別の静寂だった。 サキエルが口を開いた。 「シンジも落ちぶれたもんだな。こんな奴等とつるんでるなんてよ。昔のお前は・・・・」 「だまれ、昔の事を喋るな。ジェノサイドの“五帝三皇は”死んだ。何の用なんだよ?どうせ、SEELEにでも頼まれたんだろうけど。」 つづく言葉を遮って、シンジの平坦だが何か得体の知れない物を感じる声が発せられた。 サキエルの中で、いつも鳴り響く警告の鈴が鳴り響いていた。 何かを感じたサキエルの体に、黒い霧のような物が取り付いてゆく。 それは足元から、ゆっくりと風によって運ばれてくる闇の粒だった。 サキエルの体は、全て闇に包まれて、声だけがその場に響いている 「今日は別に何もしやしねえよ。様子見だよ、様子見。 けど覚えときな、やつが仕組んだ計画が動いたんだ。 これからは、やつの計画に選ばれた悲しき運命の子供らが、ここに集まってくるだろうよ。 この町におまえが来ている時点で、見えない何かが、俺達の中の“力”を引き寄せるんだろうよ。 いずれ他の使徒もここへ来る事になるだろう、他の高位天使も来るだろう。 その時はお前が雷皇に戻る時、すなわち本気になる時だ。 その時を楽しみに待ってるぜ。それと、お前の昔の嫁さん、生きてるぜ。どういう形かは教えないけどな。クックック。 次に会う時は、血と肉が乱れ飛ぶ戦場になる事を。」 「待てっっっ!!!どういう事なんだサキエル!!!!!!!」 シンジがサキエル包まれている闇に殴りかかる。 が、その前に風が吹き、風が吹くと同時にそれも散っていった。 シンジの拳は中をかすり、そのままそばに建っていた壁へと激突し、その壁に直径3m近くの穴が空いた。 散った後にサキエルの気配はなかった。 「・・・・・・・・・・生きて・・・いるの?」 シンジは上空に広がる雲と青い空を見て、悲しみと少々の嬉しさの混ざった瞳で、遠い過去を振り返るのであった。 しばらくの時間が経ち、シンジはその事は今はおいておく事にして、初号機と共にネルフへと帰る事にした。 シンジは服を着替え、廊下を歩いているとミサトが声をかけてきた。 「ちょっと!!シンジ君!!!なんであの時倒さなかったの!!!??いつでも攻撃するスキはあったのに!!??」 ミサトはやはり何も感じては、分かってはいなかったようだ。 サキエルのかもし出す、あれだけの恐怖という名の威圧感を跳ね除けている復讐心も、かなり大したものだが。 「なぜですか?実際に戦いをしているのは僕ですよ?ならばその判断も僕がしてもおかしくはないでしょう?」 シンジは何で?という顔で、怒るミサトに聞き返す。 が、そんな所もミサトの怒りを膨らませる事に十分の事なのだが。 「あなたの上司は私です。あなたは私の命令に従えばいいの!!!!」 「嫌ですね。もし、その選択が間違っていた時はどうするんですか? 初めに言ったでしょう?僕は死にたくはないって。僕がその命令を聞いて死ぬと思った時は、その命令を拒否します。 それ以上ぐだぐだ言うんだったら、一生植物人間で生活してもらいますよ?」 シンジから流れ出る殺気に気付き、ミサトとは後ずさってしまう。 シンジは、すっとミサトの隣を抜けて先にあるエレベーターに乗り込んでいった。
あとがき やっほ〜〜〜〜〜!!!!! こんにちわ〜〜、のマーシーです。 どうも気に入らなかったので、ラスト一回書きなおして短くなってしまいました。 しかも、なんか本文の方は半分ぐらいしかないし・・・・。 なんかこれからが心配になってきたな・・・・。 とりあえず、ま、どうにかなるでしょう(おい!!!)。 とにかく今日はここまでという事で、また会いましょう。 それと時田さん、あなたにヒカリとレイを改造する事は、100%無理っす。(なんてったて・・・ね。) そんなことすると、シンジの覇王破神拳で体の各部所を吹っ飛ばされますよ?(詳しい事はまた今度) ま、サヤカとマナミはそちらに行かせますので、ご存分にお話してくださって結構ですよ。 では、次回もチビットだけ戦闘シーンを書きたいです。 ご期待ください、ではでは。