埋蔵金伝説

   強欲強力詰(105手)の紹介

 フェアリー専門web雑誌「WFP」にて発表した作品を紹介しておきます。

たくぼんさんとの合作による大作です。
「強欲協力詰」105手 です。
たくぼんさんによると、このルールでは現時点での最長手数となるそうです。

埋蔵金


      強欲協力詰のルール

 基本ルールは普通将棋に準じます。
 先手後手が協力して、後手玉を最短手数で詰める手順を求めます。
 先手には王手の連続、後手には王手回避の連続という義務があり、
なおかつ、選択肢に駒を取る手がある場合は
優先的にそれを選択しなければなりません。



 本局の場合は、
初手で王手になる手は49成桂しかありません。
 駒取りではないですが、この手で確定です。

 2手目は成桂を何かで取るか28玉と逃げるかの選択がありますが、
駒取り優先ルールにしたがって、28玉を選択することはできません。
 どの駒で取るか3通りの選択が可能です。
 この場合、同とと取ってしまうと
次の王手の手段がなくなってしまうので失敗となります。
 したがって同玉が確定します。

 3手目は99龍がありますので他は選択できません。
(38銀とはできません。)

 4手目は駒を取る王手回避手段がないので自由に選択できます。
 先手に協力して詰めやすくなるような手を選択します。

 以後、このように手順を進めていきます。


JS版(手順・解説)
  初手から詰上がりまで一気に進みます。
  自分で考えたい方は解いた後で見てください。




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