バンドジャーナル3月号より今月のニュー・ディスク

CD批評

オリジナル、アレンジとも高品質

CHANSON〜シャンソン

ラヴェル(桑田晃編):道化師の朝の歌/シャルパンティエ:典礼形式による四重奏曲/ラフォッセ:四重奏曲(4本の為のエチュード)/モーティマー:パリジェンヌ組曲/ピショロー:エクステース 他全9曲{★★}   ★★=特選

当団体の4枚目のアルバム。今回はフランスの作品集で、オリジナル曲の他ラヴェルの道化師の朝の歌やドビッシーの合唱曲まで演奏してしまう。何と大胆な....、しかもこれが実に面白く仕上がっている。前作のラヴェルのピアノ協奏曲第2楽章にも驚いたが、これこそがアレンジの醍醐味なのだ。オリジナル曲もどれもtb四重奏曲の特徴を活かして楽しめる内容。演奏も全体にとても高く、独自の個性も感じさせる。(梅沢)

(以上、バンドジャーナル3月号を原文のまま掲載)

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