第8回演奏会において

フィリップ・スパーク作曲『TOKYO TRIPTYCH』を世界初演!!

 

第8回演奏会においてジパング委嘱作品『TOKYO TRIPTYCH』を世界初演することになった経緯等を

吹奏楽マガジン Band Power に独占記事として掲載されました。

以下はその記事の抜粋ですが、

これをご覧いただきまして、今回の曲目の変更をどうかご理解、ご了承下さい。

ジパング メンバー一同

フィリップ・スパークが、トロンボーン4重奏を作曲!

 

スパークの新作、と聞けば、『シンプリー・スパーク』シリーズもあるけれど、「今度はどんな大作を書いたんだろう?」と思うのが人情というもの。ところが、その期待を素晴らしく覆す、驚きの“室内楽”が誕生した!

 委嘱したのは『トロンボーン クァルテット ジパング』だ

 

 1998年に4つの在京オーケストラのトロンボーン奏者によって結成、毎年、すみだトリフォニーホール大ホールでの定期演奏会とCDリリースを軸に、精力的に活動している。来月、2007年1月14日に第8回演奏会を控えている彼らが、スパークに作曲依頼をしたのは昨年の夏。その時スパークは「スケジュール的には2007年の1月仕上がりならOK」と約束したという。ジパング側としても“第9回”での初演を計画していたが、それが幸運にも先月末に届いてしまったというのだ! この想定外の展開に、さっそく音出しをした彼らは、その曲の素晴らしさに瞠目、一刻も早く世に出そうと、急きょ、第8回演奏会で世界初演することを決定した!

 スパーク本人も「私に初めて依頼された“チェンバー・ミュージック”だったので、作曲作業がとても新鮮だった」と語っているという。

 このまさしく新しい曲のタイトルは『TOKYO TRIPTYCH』。3楽章すべてにスパークの魅力が凝縮された、秀作である。音出しに立ち会った者によれば「カルテットだから4声しかないはずなのに、それ以上の“音楽”が聴こえる! 立体的で叙情的で未来的だ!!」とのこと。

 この“世紀の初演”を見逃すな!

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