建物名称 大洗マリンタワー
所在地 茨城県東茨城郡大洗町
高さ 全高59.9m 展望台床面高55m
竣工 1988(昭和63)年
概要 大洗町は水戸市の東南部に隣接し、海水浴場を筆頭に水族館やアウトレットモールなど首都圏からの手ごろな行楽地として知名度が高い。また、物流や漁業の拠点となる重要港湾を抱え、北海道へのフェリー発着地としても知られる。
タワーの所有者は茨城県である。設置条例で定められたタワーの正式名称は「茨城県大洗マリンタワー」であり、「県民が港と海に親しみながら、その理解を深めるため」の施設であることが謳われている。管理委託は大洗町が請け負っており、実際の運営は町主体の第三セクター・大洗ターミナル株式会社が行っている。
TF式分類 第1種 I類
登頂日 2006年11月18日
 2006年11月18日の登頂記録
大洗マリンタワーの塔体はハーフミラーで覆われた三角柱で、福岡タワーとよく似た印象。レストランのある2階と展望台のある3階がそれぞれ異なる形状でオーバーハングしているのがこのタワーを特徴づけるいいアクセントになっています。
タワーが立っているのは港中央公園の敷地内で、周囲は芝生広場です。
その名の通り海に面したタワーですが、エントランスは内陸側を向いています。右手に設置されている券売機でチケットを買ってさっそく入場しましょう。
1階のエントランスホールは主に子供向けの展示コーナーで、海洋生物のパネル展示(写真奥)やタッチ画面によるクイズゲーム(左の「調整中」のやつ)、海の成り立ちや茨城県の観光情報などをスライドで上映するマリンシアター(右)が設置されています。
上から下までガラス張りで広々と海を見渡す3階展望室。さっき水戸で狭くて視界の悪いタワーに登ってきた身としては「やっぱりこれが展望タワーのあるべき姿だよな〜」との感慨を抱きます。
すぐ目の前はフェリーターミナル。苫小牧行きの東日本フェリー「へすていあ」が停泊中です。
タワーの西に隣接するのはこの年3月にオープンしたばかりの大洗リゾートアウトレット。ファッションや雑貨、レストランなど70店舗が集まっています。

壁面には「ドルフィン・ファンタジー」と題されたルミライトアートが描かれています。夜になるとポセイドンとイルカにまつわるギリシャ神話をモチーフにした幻想的な絵柄が浮かび上がるもので、千葉ポートタワーにも同じようなものがありますね。

その前の赤いロープにたくさんぶら下がってるのは願掛けのミサンガ。恋人同士で結びつけて愛を成就させてください、って趣旨なんだってさー。

それよりルミライトアートなんて明るいところじゃ見えねーよ! とツッコむ前に、ちょっと奥のカーテンをめくってみましょう。

遮光カーテンに囲まれて絵が見えるようになってるスペースがちゃんと確保されてるのですよ。これは気が利いてる。
2階は展望スカイレストラン「シーガル」。私はタワー内の飲食店を利用することはほとんどないのですが、今回はちょうどランチタイムということもあって取材陣一行でシーフードのスパゲティなどをいただきました。
再び1階へ下りてきました。おみやげ売り場があるものの、販売品目はお菓子や海をモチーフにした小物などが中心で、タワーオリジナルグッズはありません。
そんな中で唯一タワーがらみの商品がこちらのゴーフレット。まあ、包装紙にタワーの絵が描いてあるだけなので通常なら買わずにスルーするところなんですが、
ポストカードが1枚オマケについてるのが決め手となって買ってしまいました。
大洗マリンタワー

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