建物名称 スカイラウンジ
所在地 東京都北区
高さ 24m(全高?)
竣工 1970(昭和45)年
営業中止 1993(平成5)年
現状 1993(平成5)年解体撤去
TF式分類 第4種 I類(プチタワー)
概要 東京・北区の飛鳥山公園にあった回転展望塔。「スカイラウンジ」という正式名称はあまり浸透しておらず、一般にはもっぱら「飛鳥山タワー」で通じた。直径13mの展望台には喫茶店や大型の双眼鏡が備えられ、回転床は40分で1周した。展望台の“標高”は約40mで、好天の日には東京湾まで見渡すことができたという。しかし周囲に中高層マンションが林立し、間近を新幹線の高架橋が横切るなど次第に展望は損ねられ、1990(平成2)年に王子駅前に完成した17階建ての区営公共施設「北とぴあ」最上階に展望ルームがオープンするに至ってスカイラウンジの存在価値はほとんどなくなった。1974(昭和49)年度には24万5000人を数えた入場者数は1991(平成3)年度には11万8000人にまで落ち込み、最晩年には1日の入場者がわずか10人という日もあったという。飛鳥山公園の改修工事に合わせて平成5年9月限りで閉館し、解体された。
 1992年11月28日撮影
飛鳥山公園のスカイラウンジには、幼少の頃に父親に連れられて登ったような記憶があります。確信持てないくらい昔の話ですが。

この写真は、スカイラウンジが閉鎖されると知ってから撮ったものですが、それならなぜきちんと登って記録しておかなかったのかと、当時の自分を責めたい気持ちです。

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