OSのインストール
次に、パソコンを起動させるためのOS(オペレーション・システム)をインストールします。ここでは、Windows XPのインストール方法について述べています。
◎ BIOSの設定
パソコンが完成したら、まずBIOSの設定をしなければ起動しません。BIOSとは、Basic Input/Output Systemのことで各パーツがそれぞれ機能するように設定することです。設定方法は、マザーボードのマニアルに記載されていますが全て設定する必要はありません。主なものは次の通りです。
★ Load Setup Defaultsをクリックして、標準の設定にします。
★ BOOTデバイスの設定
最初は、CD-ROMに設定してOSをインストールします。完了したら、Hard
Discに変えます。
★ グラフィックボードをAGP又はExpress ×16に設定する。
★ USBを有効にする。
以上で大体起動しますが、ハードディスクでIDEとSireal ATAを同時に使用する場合には、設定が難しいのでマニアルをよく見てください。
◎ Windows XPのインストール
BIOSの設定が終了すると、いろいろな設定が有効になり表示される。最後に、BOOT
From CD.............と表示されたら直ぐリターンキーを押す。
押すタイミングが遅いとストップする。リセットボタンで再起動し、もう一度実施する。
1 ハードディスクのフォーマット
CDからインストールに必要なプログラムを呼び込んでくると、最後にハードディスクをフォーマットする画面が表示されるので指示に従って実
施する。ハードディスクを分割して使用する場合は、%で分割して領域設定をしてください。
2 インストールプログラムのコピー
フォーマットが終了すると自動的にWindows
XPのOSがインストールされる。各パーツのドライバー等が設定されWindowsが起動する。
3 各種ドライバーのインストール
Windowsが正常に起動したら、
★ マザーボードの各種ドライバーやソフトをインストールする。
★ グラフィックドライバーのインストール
★ LANカードのドライバーのインストール
4 インターネットの接続設定
LANドライバーのインストールが終わったらインターネットの接続設定を実施する。
以上でOSのインストールが完了し、世界で1台しか存在しない自作パソコンの完成です。