このHOW TO は,MI-E1向けMOREソフト「パーソナルデータベース2」の活用ドキュメントです. しかし,MI-C1など,他機種版のパーソナルデータベース2でも,適宜読み替えることで同様に利用することができます. |
パーソナルデータベース2 | |
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御覧のように,横画面アプリケーションです. おそらく,一画面に表示できる情報量を考慮して横幅の狭くなる縦画面を避けたのでしょう. 画像を利用したデータベースを作成できますので,利用用途は広いですね.例えば観光名所データベースを作るときにそのスポットの地図を張り込んだり,野球チーム選手データベースを作るときに選手の写真を貼っておいたり.ちなみに,右の写真は,私の呑み屋さんデータベースです. |
ファイル名 | ファイル内容 | 備考 |
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ZPIN.EXE | パーソナルデータベース2 | 購入ページから入手可能 |
PDB2UTIL11.LZH | PDB2ユーティリティ | PDB2を高機能化するユーティリティ |
「本」に関する情報の例 | |
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タイトル | ザウルス MI-E1 スーパーブック |
著者名 | FPDAJ MI-E1プロジェクト |
出版社名 | ソフトバンクパブリッシング |
発行社名 | ソフトバンクパブリッシング |
初版発行日 | 2001年4月25日 |
価格(税抜) | 2,200円 |
ISBN番号 | ISBN4-7973-1615-2 |
お勧め度 (5段階評価) |
5 |
内容の要約 | ユーザの視点から使いこなしポイントを徹底的に解説したMI-E1ガイドブック.本体機能からMOREソフト,各種備品からWeb情報と,すべての情報が網羅されている. |
データベース編集 起動時の画面 | |
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データベース編集を起動すると,このような画面が表示されます. |
データベースの新規作成方法 | |
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1. 新規作成を押すと,白紙のデータベース項目編集画面が表示されます.ここで「新規項目作成」をタップすると,左図のような,項目作成画面が表示されます.ここで,項目と,その項目で扱うデータの種類を設定するわけです. 左図は,店名を入力する「名称」の項目を追加しているところです.お店の名前=文章(単語)ということで,入力タイプは「テキスト」を選択しました. | |
2. 店舗の場所を地図ビューアと連携させたいので,「データベース詳細設定」をタップして,「地図と連携する」をONにします.また,うっかり消してしまうのを避けたいので「データベース削除を禁止する」もONにしました. 「地図と連携するをON」にすることで,データベース項目には「緯度」「経度」「スポットアイコン番号」が追加されます. | |
3. どんどんと項目を追加していった結果,左図のような項目一覧となりました.あとから新規に項目を追加することもできますので,最初は気にせず,適当に作っておいてください. こういう項目を作った理由は,以下の表にまとめてあります. |
飲み屋さんデータベース 項目リスト | ||
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項目名 | 入力タイプ | 備考 |
店名 | テキスト | 飲み屋さんの店名 |
店名よみ | テキスト | 店名のよみがな |
ジャンル | テキスト | お店のジャンル.和風居酒屋・創作料理などなど. |
エリア | テキスト | 所在エリア.新宿・吉祥寺などなど. |
電話番号 | テキスト | |
郵便番号 | テキスト | |
住所 | テキスト | |
FAX番号 | テキスト | |
コメント | テキスト | お店の感想,お勧めの品など |
営業時間 | テキスト | 営業時間とオーダーストップ時間 |
定休日 | テキスト | |
交通アクセス | テキスト | 最寄駅や徒歩時間,目印などの情報 |
フロアガイド | テキスト | 個室の有無などの席情報 |
予約 | テキスト | 予約の可否や予約手段(電話,e-mail) |
定員 | テキスト | お店の定員,何人規模の飲み会が最適か |
料金 | テキスト | コース料理の値段や,標準メニューの価格など |
駐車場 | テキスト | お店の,もしくは最寄の駐車場の有無 |
駐車場料金 | テキスト | 駐車場料金 |
施設 | テキスト | その他,特筆すべき店舗施設 |
カード | テキスト | 使えるクレジットカード |
最近の利用日 | 日付/時刻 | 最後に利用した日付 |
備考 | テキスト | その他,特記事項 |
URL | テキスト | お店のWebページ |
緯度 | テキスト | 所在地の緯度(地図ビューアとの連携情報) |
経度 | テキスト | 所在地の経度(地図ビューアとの連係情報) |
スポットアイコン番号 | 数値 | 地図アイコン(地図ビューアの連係情報) |
地図 | イメージ | お店の地図(地図ビューアと連携しないときの地図) |
写真 | イメージ | お店の写真など |
画像つきのデータ入力手順 | |
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0. 今回,データベースに登録する地図画像は,あらかじめパソコンで作成しておくことにしました.お店のWebページからダウンロードしたり,パソコンで自分で作成したりして入手した地図をJPEG形式で保存し,CLIPLINKなどでMI-E1に転送しておいてください. | |
1. 新規作成を押すと,白紙のデータ入力画面が表示されます.この画面で,画像ファイル以外のデータを入力することができます.手書き入力などを使って必要な項目を入力してください. | |
2. データを登録したら,続いてパソコンから MI-E1に転送しておいた地図を読み込みます.データの詳細画面で表示を「画像あり」に切り替え,画面左下の▲▼アイコンで画像の項目を「地図」に変更してください. | |
3. 項目を地図に変更したら,白紙のPHOTO 部分をタップして,画像表示画面にします(画像未登録なので,何も表示されません). ここで,「操作キー」→「通信」→「読込/送出」→「画像PCデータを読込」を選択し,先ほどあらかじめMI-E1に読み込んでおいた地図画像JPEGファイルを読み込んでください. | |
(備考) 2.のときに,「画像編集」をタップすると,手書きメモ画面が起動して,MI-E1でその場で絵を描いて登録することができます.(使い方はフォトメモリーと同じです.)この機能を使えば,MI-E1で地図の作成まで行うことができますね. |
PDB2から地図ビューアを連携起動 | |
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1. 丸印をつけた地図ボタンを押すと,地図ビューアが連携起動します. | |
2. 地図ビューアに位置に対応した地図データがあれば,その地図が表示されます.無いときは,地図ビューアがモバイルマップデータ表示に設定されているときは,インターネットから地図データをダウンロードしてよいかどうかを質問されます. 地図ビューアがプロアトラスデータ表示に設定されているときは,該当地図がなかった旨のメッセージが表示されるだけです. |
PDB2データベースのパソコンデータへの出力 | |
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1. 操作キーを押して操作メニューを表示し,「操作」→「複数選択」→「複数選択可」を選択します. 2. 項目左側に表示されたチェックボックスにすべてチェックを入れます. 3. 「操作」→「通信」→「読込/送出」→「PCデータに送出」します. 4. 出力したCSVファイルを,Webで公開してみましょう. |