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車高調サスペンションキット「オーリンズPCV車高調KIT (OHLINS社)」(2002年5月25日 装着)

パーツについて

製品名車高調サスペンションキット「オーリンズPCV車高調KIT
メーカーOhlins Racing AB
購入価格ショップでおよそ30万円程度 (税/工賃込)
形状ガス封入単筒式 フロント倒立/リア正立
減衰力調整機能全長調整式 20段
オーバーホール可能

必要工具

TOK流 取り付け手順

今回は取り付け作業をお店にお願いしたので,私の作業は無しです. さすがに一人でやるには厳しいかと.アライメント調整も必要なことですし,お高い工賃ですがお願いしてしまいました. ただ取り付けるだけなら個人でも可能ですが,きっちり組むノウハウをしらないので私にはお手上げです.

  1. ショップに行って車の鍵と代金を渡す

  2. 作業の間,ビデオオプションを見ながらひたすら待つ

  3. ならしとして,純正足回りをトランクにつんだまま,制限速度内&路面ギャップを踏まないように300kmの走行.

  4. できあがり(笑)

インプレッション

すっごい良いです. 純正からの乗り換えだから他のサスペンションキットを知らないのですが,減衰力を弱くしておけば純正よりもはるかに乗り心地良いです. もちろん,最強に堅くすれば街乗りに耐えられないくらい引き締まった足回りとなります. 現在は標準状態(7段戻し)に設定しているのですが,マンホール,踏み切り,わだち,何でもこいです. 変な跳ね方は皆無. ヘルパースプリングのガシャガシャ音,スプリングのキューキュー音,ショックのシューシュー音も皆無. とっても快適です. 但し,ピロアッパー特有のコトコト音はたま〜にしますが,気になるほどではありません.

とりあえずメーカー標準車高のままで取り付けていただきましたが,良い感じで車高が落ちています. 装着タイヤサイズでも違ってくると思いますが,215/45/R17でフェンダーとの間がおよそ指2本というところです. これ以上落とすと段差や車輪止めを気にしなくてはいけないので,ストリートユースではこれで十分でしょう.
標準車高での見た目

純正足との比較として,装着前/後の車高の落ち具合を写真でどうぞ. 左が装着前,右が装着後です.:-)

Front装着前 Front装着後

Rear装着前 Rear装着後

しばらく乗ってのインプレですが,足回りがしっかりした分,その他の部品の駄目なところが顕著に表れるようになってしまいました. 効きが悪くてバランスも悪いブレーキもへたった純正サスのぐにゃぐにゃさで誤魔化せていましたが,容赦なくあらが見えてしまいます. へたった純正ヘリカルLSDも,コーナー立ち上がりの全くの効かなさっぷりも体感できます. とはいっても,峠のコーナーでいくらアクセルを踏んでも怖くないくらい粘ってくれるのには大感動. ゆり戻しも解消され,オンザレールで走りやすくなりました. とりあえず次はブレーキ周りに手を入れる予定ですが,私のマシンの方向性を決めることが出来たという意味で,OHLINS導入は大成功というべきでしょう.

OHLINS PCVは,文句なしにオススメです. 価格が価格なので万人にはとておお勧めできないですが,予算が許すのならぜひとも入れましょう. こと車高調に関して言えば,性能と価格は確かに正比例するようです.

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Daisuke TOKUNAGA(dai-chan@gray.plala.or.jp