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剥き出し型エアクリーナー用自作遮熱板 (11月24日)

材料

アルミ板側面作成用.0.3mm厚 435×930mm.1500円(めちゃめちゃ余った!!)
アルミ板上面蓋用.0.5mm厚 435×300mm.700円(ちょっと足りなかった!!)
厚紙型紙用.40c×50cm程度のものを2枚.200円
ステーL型 160円,段付き板型 160円
ボルトM6.60円
ナットM6.60円
ワッシャ内径 M6.外形 60円
マジックテープ580円
A'PEXiステッカーお飾り用

必要工具

計画

S15のエアクリの場所は,エンジンルーム向かって右下の部分です. 付近を観察してみると,純正エアクリボックスを止めていたボルト付近で区切ったブロックを仕切ればそっくり隔離できそうです. 底面はエンジンルームのフロアを流用できますので,底面部分の熱遮蔽板は不要っぽい. したがって,側面,上面を覆うようなものを作成すればよいでしょう.

材料は,加工のしやすさと軽さを考えてアルミ板にしました. 板厚をいくらにするのかは悩みましたが,端を折り込めば剛性は確保できるだろうと考え,普通のはさみでもカットできる 0.3mmのものを選択. 一部,ボディに載せて安定させる部分もありますので,傷防止に両面テープ付きの薄いスポンジ材も購入しました.

アルミ板の裏側に断熱シートを貼るかどうかは,正直悩みました. アルミは熱を持ちやすいですので,断熱材を貼らない状態だと,長時間運転すると遮熱板自体が熱を持ってしまい,せっかく隔離した部分の空気を暖めてしまいます. しかし,渋滞でもないかぎりエンジンルーム内に吸気が長時間とどまるわけではないので,とりあえず今回はパス. 熱に強い両面テープを入手すれば,いつでもあとから貼れますしね. 次回以降の宿題としておきます.

上面は,完成後の見栄えを考えて,なるべく加工が少なくても良いようにしたいですね. A'PEXiのステッカーでも貼って,かっこよく仕上げたいところ.

TOK流 取り付け手順

  1. 現物あわせで,側面遮熱板の型紙を作る

    1. 厚紙を現車に実際に合わせながら,ざくざく切って,だいたいの型紙を作る
    2. だいたいの型紙をもとに,細かく採寸し,本番用の型紙を作る
    作成した本番用の側面板型紙を PDFファイルで置いておきます. A4で印刷して,A3に拡大すればほぼ原寸になると思います. [側面板型紙(PDF 6.92KB)]

  2. 型紙を当てて,アルミ板をカット

  3. カットしたアルミ板の折りしろを,ハンマーと定規で折り込む

  4. 側面遮熱板の取り付け穴の位置を取ろうと思ったけど,面倒なのでアルミテープで固定

    1. L字ステーをフロアの純正エアクリBOX固定用ボルトに取り付け
    2. アルミテープで貼り付けて固定
    3. 上面蓋の止めしろ部分をアルコールで脱脂し,マジックテープ(オス)を貼り付け.

  5. 側面を取り付けると,こんな感じ.

  6. 側面と同様に,まずは上面板の取り付けイメージを考え,現車あわせで型紙作成.

  7. 上蓋をとりつけ

    1. 作成した型紙を元に0.5mmアルミ板をカット(ヤスリでバリと角の処理を忘れずに),曲げを入れて蓋を作成.
    2. 側面板との止めしろ部分をアルコールで脱脂し,マジックテープ(メス)を貼り付け.
    3. 取り付け. たぶん,一発だとうまく合わないので,その都度切ったり削ったりで現物あわせ.
    4. ステッカーを貼って,エアクリメーカー純正パーツと思わせて(重要),完成.

  8. 上板を取り付けた完成図は,こんな感じ.

インプレッション

エンジンルームの雰囲気はこのようになりました. 市販品に見えますかねぇ??
冬だからでしょうけど,ほとんど体感効果はなし. 来年夏までお預けですね.

さくっと流した感覚では,遮熱板がかなり熱を持ってしまっている感じです. 特に,エンジンと正対している側面板は熱をもちやすい模様. 熱くなるといっても手で触れる程度なのでたいしたことはないのですが,夏場の状況によっては断熱シートを内張りしたほうがよいのかも知れません.

あと,現状は空気の吸入場所は純正ダクトと,エンジンフロアに最初から空いている穴のみ. フロアの穴に外気ダクトを作ったほうがよさそうです. ダクトのフィルタ代わりに,パンストが使えないかとたくらみ中.

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Daisuke TOKUNAGA(dai-chan@gray.plala.or.jp