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剥き出し型エアクリーナー「POWER INTAKE (A'PEXi社)」 (2001年10月21日 装着)

パーツについて

製品名剥き出し型エアクリーナー「POWER INTAKE
メーカーA'PEXi
購入価格平野タイヤ商会で 9,500円 (税込)

必要工具

TOK流 取り付け手順

  1. あらかじめエアクリのフィルタ部分のユニットを組み立てておく

    1. エアフィルタ,ガスケット,を組み立てる
    2. 20mm長ボルト 4本で固定(本締めしてしまって大丈夫です)

  2. バッテリーのマイナスプラグを外す

  3. エアフロのカプラを外す.カプラ裏側の爪を押して軽く引っ張れば抜けます.断線に注意

  4. 純正エアクリボックスのアッパー部分を取り外す

    1. エアフロとエアクリボックスとを接続しているボルト 4本を外す
    2. エアフロとエアクリの接合部にある Oリング(シリコンゴム製の輪ゴムみたいな部品)を外し,無くさないように保管する
    3. エアクリボックスのローアーとアッパーを留めている爪をパッチンと開く
    4. エアクリボックスアッパー部分を取り外す
    5. ゴミ,埃がエンジンに入らないように,すぐに布テープでエアフロの穴を塞ぐ

  5. エアクリローアー部分を取り外す

    1. ローアーとエンジンルームとを固定しているボルト 3本を外す
    2. 吸気ダクトとローアーを外す (手で引っ張れば外れます.ダクトを固定しているノーズ部分のクリップは外したほうが安全だが,無理に外さなくても大丈夫)
    3. ローアーを取り外す

  6. エアフロユニットを外す.

    1. 吸気ホースを固定している金属ベルトを緩める
    2. 熱でホースがエアフロに貼り付いている場合は,マイナスドライバーで継ぎ目部分を少しはがしてやる
    3. 手でエアフロをひねりながら,ホースから外す
    4. すぐに,布テープで吸気ホースを一時的にふさぐ.

  7. エアクリフィルタとエアフロユニットを仮組み

    1. エアクリ,エアフロ接続用ボルト穴 4本,それぞれが固定するものを確認する
      −エアフロカプラ固定用ステーが付いていたボルト穴:
      エアクリ,エアフロ,カプラ用ステーを固定
      −その対角線上のボルト穴:
      エアクリ,エアフロのみを固定
      −その他 2つ:
      エアクリ,エアフロ,及び エアクリをエンジンルームに取り付けるためのステーを固定
    2. エアフロ側に,Oリングを取り付け(これを忘れるとエア抜けしてしまいます)
    3. エアクリ,エアフロのみを固定するボルト穴 1本を使って仮組み
    4. 布テを使って,ズレないように仮に固定
    5. 念を入れたい人は,その他のボルト穴も使って仮組みしたほうがいいかも

  8. エアクリ固定用ステーをエンジンルームに仮組み

    1. L字型のステーの長さが短い側を,エアクリローアー部が取り付けられていた金属棒 2本のうちリア側に取り付け
    2. 棒状のステーの曲がり角が緩い側を,タンクを固定しているボルト穴にタンクといっしょに取り付け
    3. タンクの方に元から付いているネジは長さが少し短いので,純正ボックス固定に使われていた 30mm長のネジが1本余るはずなので,それを代用したほうが楽

  9. エアクリ・エアフロと吸気ホースとを接続する(抜けに注意)

  10. エンジンルーム固定用ステーと,エアクリ・エアフロとを固定する. 先に下側のステーを仮止めしてから上側を仮止めしたほうが楽.最後にカプラ固定用のステーを取り付けるのを忘れずに.

  11. 全部のネジを本締め.仮止めに使った布テープ等を忘れずにはがす.

熱でエアフロに貼り付いていたホースさえ外してしまえれば,楽勝でした. 慣れれば,20分もあれば余裕で終わるかな・・・. あと,エアクリ周辺はかなり狭いので,ラチェットのエクステンションバーや,小型のラチェットレンチとか,細かな作業用の工具があると作業が飛躍的に楽になると思います. 一応,手持ちの普通のラチェット/メガネレンチ/ドライバでも作業できましたが,中腰でずっと作業してたので腰が痛いです.(笑)

あと,これだけは言わせて! POWER INTAKE付属の説明書,不親切すぎ!! すっごくわかりにくいです. 説明とおりの順番をくそまじめにやると作業しにくくて仕方ないし. もう少し何とかしてほしいですよ.

インプレッション

効果ですが,てき面です. どノーマル状態からエアクリだけ交換した状態(2001年10月21日現在)なのですが,3000回転を越えてブーストがかかり始めると即効で 0.6kg/cm^2(メーター値)くらいまで回ります. (ちょっとだけ(0.5程度)ブースト圧も自然増.) おかげで 3,000〜5,000の回転域のスムーズさが大幅アップ. 気分だけは,ランエボ,インプに負けてません.(笑) もっとも,それ以上の回転域は市街地だと確認できませんでした.
ただ,1,000〜1,500回転域は,気持ちトルクが薄くなったかも. 気のせいの可能性はありだけど,気をつけるにこしたことはない. ま,発進時に多少回し気味にしとけば問題ないかな. 社外品マフラーと組み合わせたらどうなるかってのは未知数です.

吸気音は,ブーストがかからない間は,当然ながら純正と変わりない. しかし,3,000くらいからブーストがかかりはじめると「シュコォォォーーーッッ!」,アクセルを抜くと「ガフゥッ!」 かなり派手な音をさせています. はっきりいって,これだけ派手に音がなるのならば,はったりなブローオフバルブなんて必要ないです. 燃費走行してれば(ブーストかけなければ)五月蝿くないし,本気で走ると音が楽しいし,実は結構オススメなパーツかもしれません.

水平対向とAPEXiパワーインテークは相性悪いかもって噂は聞きましたが,真偽の程は不明. あと,最近のNA(S15 Spec-S含)は LEV対応でもとから相当燃料薄いので,剥き出しエアクリはやめた方がいいらしい. しかしながら,私の S15では今のところノッキングとかは感じられなく,すこぶる順調です. S15の燃調はエアクリとマフラーを変えることを前提にしてるのかと思うくらい濃く設定されているらしいので,この程度なら問題ないのでしょう. もっとも,今は冬場だからいいけど,夏場の温度だけが気になるところ. 遮熱板が必要ですね. そうそう,純正エアクリボックスの下って,なぜかダクト穴があいてるんですよ. これってやっぱり剥き出しつけるユーザを想定しての日産の確信犯なダクト穴なんでしょーか?

とりあえず,エアクリのインプレはこんなかんじです. 純正マフラー+剥き出しエアクリは,お手軽に気分転換できてオススメかな.

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Daisuke TOKUNAGA(dai-chan@gray.plala.or.jp