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Driving Spot 〜日光・鬼怒川〜

1. 概要

Drive map お盆ということで, 徳川家康のお墓参りに行ってきました. ドライブコースはこんな感じです. クリックすると, フルサイズのマップが表示されます.(331KB)

まずは中禅寺湖・華厳の滝を見学, お食事はここでゆば定食を食しました. あまりうまくなかったけど. そして, 鬼怒川で温泉につかり, 最後に東照宮を見学しました. 思いっきりおのぼりさんコースですね. まあいいですけど.

2. 関越道〜東京外環道〜東北道 佐野藤岡I.C.

お盆の帰省ラッシュと重なっているので, いつもなら高速を使わずにのんびり行くところですが, 時間最優先で高速道路を利用してみました. もちろん, 事前に日本道路公団のページでお盆の渋滞情報をチェック. 本格的な渋滞が始まるのが館林I.C.付近が AM 8:00〜ということで, それまでに連れの待ち合わせ場所, JR 岩舟駅に着いておこうと思い, ちょっとはやめの 6:00くらいに出発しました.

関越道を上り, 大泉J.C.T.から東京外環道を三郷I.C.方面へ. 途中和光I.C.付近で多少渋滞しましたが, 2〜3km程度の軽いものだったのですぐに流れます. そして, 川口J.C.T.から東北自動車道へ乗り換え, あとは佐野藤岡I.C.に向けてまっしぐらです. そして・・・やはりありました. 帰省渋滞. 岩槻I.C.を越えたあたりからノロノロ運転開始です. MT車. しかも, 強化クラッチに換えて, フライホイールは重いノーマルなままな私の S15には, 左足に厳しいことこの上ない. 時間帯が速かったため 15km程度の渋滞ですみましたが, それでもえんえん30分ほどノロノロ運転は続きました. まだ中央道の渋滞と違って上り坂道でなかったことが救いです.

渋滞も脱して快調に飛ばしたところで, 佐野藤岡 I.C.で高速道路を降ります. 程なく, 待ち合わせ予定の JR 両毛線岩舟駅に一足お先に到着しました. しかし, ここで時刻表をチェックして重大な事実に気が付きました. ひええ, 一時間に一本しか電車がこないぃぃぃ!! ヤバイっす. というわけで, ここで予定変更. 角田氏と連絡をとって, 急遽, 角田氏が宿泊しているホテルの近い JR小山駅まで迎えに行くことにしました. 国道 50号線を小山市方面へ. この道はきちんと整備されていて, しかも結構空いています. 20分ほどで小山駅着. 無事に合流できました.

3. 国道4号線 〜 国道121号線 〜 杉並木

sugi-namiki 佐野藤岡I.C.を降りる前に仕入れた渋滞情報だと, 東北道鹿沼I.C.付近から渋滞60kmといっております. そこで, 東北道から日光宇都宮道路を抜けて日光入りという当初の予定を変更し, 一般道でいくことにしました. 幸い, 帰省ラッシュで高速道路は大渋滞ですが, その分一般道は比較的流れています. 小山駅から国道4号線を北上し, JR雀宮駅からすこし先に行ったところで国道121号線との交差点を左折. 国道121号線をさつきロードを抜けて, ひたすら国道121号線に沿って進みます.

鹿沼市内がちょっと混みますが, そこを抜けたときに現れるのが, 素晴らしい杉の並木. 鹿沼市内を抜けたところで 121号は例幣使街道と呼ばれる街道になるのですが, ここから道の両脇に杉がびっちり植えられ, なかなか風情があります. なんでも, 日光街道, 例幣使街道, 会津西街道の3つを合わせて「日光杉並木街道」と呼んでいるそうです. しかし, なんですな. 真夜中に一人でドライブするのはちょっと嫌な雰囲気です. (笑)

そして, しばらく杉並木を走ったところで 121号線とお別れ. 今市周辺の観光客渋滞を嫌って, 裏道へと突入します. 死ぬほど狭い道なので, 根性入れて走る必要があります. 確かに渋滞皆無で日光に入れる点は良いのですが, 激烈に狭い上にアップダウンも激しい道なので, ミニバンとかワンボックスのクルマは避けたほうが無難です. 軽自動車(ターボ付)とか, テンロク, テンハチクラスのクルマでないとキツイでしょう. S15シルビアですら, 離合時にはドキドキものでした.

4. 日光市内へ 〜 まずは華厳の滝

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やっとの思いで裏道を抜け, いよいよ日光市内に入ってきました. 混んでいる東照宮近辺の観光はいったんパスして, まずは華厳の滝を見に行くことに決定.

まずはその前に, お楽しみのいろは坂(登り道)です. 私はここを通るのは2回目なのですが, あいかわらずキツイ登りです. 前のミニバン, しくはくして登ってます. ここにくるときは, クルマを考えてきたほうがいいですよ. 登りも下りも, とんでもない峠道なので, 下手なクルマだと後続車に大迷惑をかけること必至です. ふもとに車を置いて, 路線バスでくるという選択肢もあることをお忘れなく.

ちなみにこの日はあいにくの大雨で, 明智平ではずうずうしいことこの上ないお猿さんを見ることはできませんでした. ここの猿, すっかり人間をナメきっていて, 平気でクルマの上で昼寝をしたりしやがるので, 気をつけましょう. 間違っても餌なんかやらないように. 「きゃー, かわいいー, 餌あげよー」なんて言う輩には, 華厳の滝で荒行の刑に処す.

さて, お目当ての華厳の滝はいろは坂をのぼって突き当たるT字路を右折してすぐのところにあります. 中禅寺湖方面とは反対側ですね. 華厳の滝のすぐ前にも駐車場はありますが, たいした距離でもないので, T字路のところの市営駐車場(1回 310円)にさっさととめてしまいましょう. 徒歩 5分で華厳の滝ですので, 歩いている最中に, お昼を食べる店を品定めするのが吉です. 華厳の滝では, エレベータ(往復 530円)を利用して展望台に移動します. いちおう無料で利用できる展望台があるのですが, ベストな写真撮影ポイントはエレベータで行った先にあるという, 非常に貧乏人泣かせなつくりです. とはいえ, エレベータで移動した先にも, 滝を見るところ以外に特になにがあるというわけでもなく, 530円を払う価値があるかというと, 結構微妙なところです. 今回は530円払って展望台を利用しましたが, 前回は無料のところで済ませてしまいました.

mune-pad ところで, エレベータの中で一緒にったおねぇちゃん. 始めてみたときから不自然な胸だなぁ・・・と思っていましたが, 横を向いた瞬間に上からモロ見えですよ. 巨大な胸パッドが. (笑) 胸パッドが大きすぎる&厚すぎるので, 服が浮いちゃってますし, 前から見てもラインがでてしまってます. こんどから, サイズを落としたほうがいいですよ. (笑)

5. 鬼怒川温泉で休憩

日光市内は激混みなので, いったん空いている日光宇都宮道路で日光I.C.まで市内をバイパスして引き返し, そこから国道 121号線にのって鬼怒川温泉郷に移動しました. ここのお目当ては, 鬼怒川公園内にある鬼怒川温泉岩風呂です. 入館料 500円で露天風呂が楽しめる, なかなかにお得なお風呂. タオルなどは館内で売っていますが, もったいないので, 自分でバスタオルなどを持参するのがよいでしょう. ちなみに, タオルは300円, バスタオルは1000円です. ロケーションは, 東部鬼怒川公園駅から徒歩5分. 定休日は火曜日なので, 注意してください.

6. 日光東照宮

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一応今回のメインイベント, 日光東照宮にやってまいりました. ここで, 東照宮に行くときのワンポイントアドバイス. 鬼怒川温泉方面から東照宮に行くときは, 真正直に日光街道(国道 119号線)に出てしまうと, もろに日光市内方向への渋滞に巻き込まれてしまいます. しかも, 駐車場満車率も高く, イライラも積もってしまいます. そこで, ここは裏道を利用しましょう. (地図参照) 鬼怒川方面から来ている場合, 国道121号線のウェスタン村の交差点を右折(西へ)します. しばらく道なりに進むと, ゴルフ場前に突き当たりますので, 右折. またしばらく走ると, 橋の袂の交差点に突き当たるので左折. 橋を渡って, すぐ丘に登る道へと右折すれば, 日光東照宮の裏の駐車場につきます. こちらの駐車場は比較的空いているので, そんなに待つことは無いと思います.

ちなみに, 私の東照宮の知識は「徳川家康」「猫の彫り物」「猿の彫り物」くらいです. その数少ない知識のひとつ, 見ざる言ざる着飾る を, 早速見ることができました. この彫り物は, 神厩舎という建物に彫られているのですが, これって元々は厩舎・・・馬小屋ってことなのでしょうか.
境内では五重塔も見れるんですが, どうも僕の趣味には合いません. 東照宮全般的に, 色彩がケバケバしくて趣味が悪い. 金閣もそうですが, 時の権力者が大々的に作った建物は悪趣味だと思います. (もっとも, 東照宮が豪華絢爛になったのは家光による改修のときだそうですが.)

さてさて, 左甚五郎のと, その裏側に刻まれたの彫物をくぐり, 200段もの階段を上ってやってきたところは東照宮の奥の院. 家康公のお墓でございます. 昔は将軍家ゆかりの者しか立ち入れなかったらしいですが, いまや将軍家とも, そのまた上のうっかり家(by 江戸むらさき特急)とも縁もゆかりのない私みたいな人間でも大手を振って入れます. いい世の中になったものです. しかし, 思ったより質素なお墓ですな. 昔の天皇家の, 一辺何10メートルもあるような巨大な古墳を作って人柱を埋めまくっていたのに比べると, 意外なほどあっさりしたもんです.
そうそう, 鳴竜ってのがあったんですが, 要は拍子木とか拍手の反響音が綺麗に聴こえる仕掛けになってる奴です. 横からは音が抜けやすくて, 上下の反響音しか残らないので, 綺麗な鳴竜になるのだと思います. ちなみに, 有明国際フォーラムでも鳴竜は聴こえるらしいですよ. ただしこちらは, 上下左右からの反響音の合成なので, あまり綺麗な音ではないようです.

もちろん, こんな建物も, こんな建物も, こんな建物だって, しっかり見てきました. もうおなかいっぱい.

7. 帰り道

帰りは, 東北道&宇都宮方面への交通の大渋滞を回避すべく, いったん国道122号線を足尾・桐生方面に抜けて, 国道50号線を小山方面に向かうルートを取りました. バッチリビンゴで, 渋滞も全く無く, 非常に快適に買えることができました.

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Daisuke TOKUNAGA(dai-chan@gray.plala.or.jp