中足寄(なかあしょろ)地区
明治12年細川繁太郎が和人として初めて入植したところで,足寄発祥の地の碑があります.
市街は少し離れたところにあります.少し前までは小中学校もあったようですが,今はひっそりとしています.
商店もあるように見えますが,今は商いをしていないようです.昔は大きなアイヌコタンがあったとのことです.この地域には集団入植はなく,農業を営むのに,少しずつ移住が行われたようです.開墾の苦労は想像を絶するものであったでしょう.
やはり神社がありました.開墾のころからおそらくここにあるのでしょう.自然というとてつもない大きな力に挑んで開墾を行い,生活を安定させるために,信仰は非常に重要なものであったことが伺われます.