長野(ながの)地区

大正初めより，長野県からの入植した人達が作った集落です．高原にあり，気候が厳しく農耕には厳しい土地だったようで離農が相次ぎ，現在は集落は消滅しています．

　
人家が1−2軒あるだけです．離農した農家の納屋や，廃屋があるだけです．

舗装された道道621号線を進んでいくと，わきに入るぬかるんだ道がありました．

そこをさらに進んでいくと，こんな建物がありました．長野小学校です．昭和45年に閉校になっていますが，健在でした．なんとお洒落な小学校でしょう？

草生した校庭の隅に開拓碑がありました．昭和53年に，開拓60周年を記念して建立されたものだそうです．近くに神社があったという記録がありますが，今は跡形もなくなっていました．ここに集落があったことも知られることが少なくなってきました．

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