おとこだらけのねぶた祭り |
0,出発前夜・・・故障 | |
故障と言うよりは,むしろ事故。出発の1週間前,交差点で左折待ちをしていたところ,突然前の車が後退してきたのだった。呆気にとられているうちに衝突。 ぶつかったときの音を聞いたときは,前面がだいぶ変形したと思ったものの,意外と形はそのまま。バンパーって,だてじゃないのねぇ(当たり前か)。 フレームなどには問題が無く,旅行にも支障がないことが判明。しかし,バンパーの修理は旅行の後ですることになり,それなりに生々しい姿で出発となった。 不運はこれだけで終わらなかった。出発の5日前,愚弟とともに従弟(大学生)宅へ遊びに行く。もともとはクルマで行くつもりだったが,上記の事情により,なんとなく電車で行くことに。 仙台に戻ってきて一夜が過ぎて・・・朝,起きられない。発熱だ。そのころ,実家では愚弟が同じように発熱していた。そして,もう一つの共通点,下痢(汚い話になってすみません)。 どうやら,食あたりになってしまったようだ。そして,2日間寝込むことに・・・。 |
1,出発,十和田湖・奥入瀬渓流へ | 仙台市→(東北道)→十和田IC→(R103)→十和田湖→奥入瀬 |
さーて,いよいよ出発。体調は,何事もなかったかのように戻っていて,一安心。 今回の旅行参加者は,企画者のM氏(猿人間),その友達のT氏(1号)とT氏(2号),そして私(ダメ人間)。大阪人3人と山形人1人。 眠い目をこすりながら,セレスに乗って出発。東北道をひたすら北上し,十和田ICより国道103号線を通って,十和田湖へ。貸しボートを2艘借り,競争するようにずんずん漕いでいく。貸しボート屋のおじさんが,怪訝そうな顔でずっとこちらを見ていた・・・。 クルマに戻り,湖を眺めながら103号線をさらに進み,奥入瀬渓流に到着。クルマを道ばたの空きスペースに停め(一応,ごめんなさい)散策開始。比較的上流からのスタートであったため,ひたすら下流へと歩く。 数km歩いて,さて戻ろうかと言うことになったが,来た道を戻るのが面倒だと言うことで,ヒッチハイクにより一人がクルマを取りに行くことに。民主的な決定法(ジャンケン)により,M氏にその大役が任された。 |
十和田湖にて。 齢21にして初めてのボート漕ぎ。 なにやらはしゃいでいる人(?)が1匹。 |
奥入瀬の景色と+α。 |
2,青森に向かう(ねぶた見物) | 奥入瀬→(国103)→八甲田山→(国103)→青森市 |
無事セレスも取り戻し,国道103号線をひた走り,地獄沼・まんじゅうふかし等を見つつ青森に向かう。このころから雲行きがかなり怪しくなる。臨時駐車場にクルマを置き,ねぶた会場に向かう頃には本格的に雨が・・・。カッパを買い会場にて見学する頃には,土砂降りとなっていた。 祭りの感想としては,まず,踊っている人たちの何とも言えない楽しそうな雰囲気に拍手。カッパ着てうじうじするより,踊っていた方がよっぽど楽しいですな,というのは当然と言えば当然だけど。やっぱり,参加しての祭りであると言うことを改めて感じさせられた。そして,行列の最後で暴れまくっていたおっかない人々を見て・・・無言。 |
3,車中泊,なにも見えなかった寒風山 | 青森市→(国7)→浪岡町→(国7)→弘前市→(県3)→鰺ヶ沢町→(国101)→能代市→(国7)→八竜町→(県42・国101・県55)→寒風山 |
総員濡れ鼠状態でクルマに戻り,宿泊を求めて青森を発つ。車内を水蒸気が支配し,エアコンを効かせながら走るが・・・停車するたびにバッテリの電圧計が急降下するではないか!!そういえば,最近エンジンの掛かりが悪かったし,と今頃気付いてももう遅い。とりあえず,エンジンを吹かしながら走ることおよそ1時間,道の駅「なみおか」に到着。ここで車中泊をすることに。ただでさえ狭いと評判のセレスの車中で4人のいい大人が寝るのは当然のように「キツイ」の一言。その上,天気が天気だけに車内が曇る曇る。 朝,眠い目をこすり,体をほぐしつつ出発。弘前から岩木山の南西をかすめつつ日本海側に出て,国道101号線を能代に向かい走る。途中,深浦町で車を降り駅前をふらふらしてみるが,道ばたにいるばぁちゃんたちの会話・・・全く聞き取れず。秋田県に入り八森町にて温泉にて休憩,昼寝タイム,だらだらモード。総員,動く気をなくす。 またまた眠い目をこすりながら,一発奮起して出発。秋田を目指すも,途中寒風山に寄り道することに・・・キリのためなにも見えず。仕方なく山を下りて秋田市内へ。 |
4,秋田に向かう(竿灯見物) | 寒風山→(国101・県56)→秋田市 |
待ちに待った竿灯見物。それにしても,すごいパワー,そして技術。最終日だったらしく,祭の最後に見物客に竿灯の持ち上げ体験がありM氏が試してみるものの,なかなかうまく上がらない(写真)。いとも簡単に持ち上げていたおじさんたちに拍手。 |
歩道橋より祭を眺める。 (この旅の1年前に取ったものです) |
竿灯の持ち上げ挑戦中。 顔を真っ赤にするものの, なかなか持ち上がらない模様。 |
5,さっさと帰ろう | 秋田市→(国13)→横手市→(秋田道・東北道)→仙台市 |
祭の時には小降りだった雨が再び降り始める。しかも,雷鳴のサービス付き。途中,健康ランドなどで眠るといった案も出されたが,面倒なので迅速に仙台へ戻ることに。豪雨の秋田道・東北道をひた走り,何とか無事・・・帰宅。 |
傾向と対策 | |
ちなみに,この時の雨はただものではなく,私の実家の近く(南陽市や白鷹町)では土砂崩れを引き起こしたり,鉄道をストップさせたりしていたらしい。しかしながら,我々は天気予報をまじめに見ていなかった=こんなに雨が降ることを知らなかった。知ってたら,泊まりの場所ももう少し考えていたのだが・・・ また,そのうち思いついたら書きます。 |