経済のこと
高校から進学するにあたり、4年間遊べればどこでもイイヤってノリでヘッポコ3流私大で経済を勉強しました。勉強したって言っても、大半の大学生がそうであるように、授業はほとんど受けてません(偏見?)。学校にはお昼ご飯を食べに毎日行ってました(ハヤシライス:350円)が、受講してたのは週に二時間ってところだったかな?そんなオレが経済の話なんて書けるハズがないんだけど、まあ世間には文学部でてるクセに漢字を知らないヤツとか、数学教員の免許持ってるクセにロック歌ってる有名シンガーとかがいるんだから…
比較生産費説って知ってます?まあ、簡単に言うと上手に輸出・入をすれば自国も相手国も利益があがるって理論なんだけど、日本って輸出で儲けスギなんだよね…オレ的にはそれで全然OKなんだけど、アメリカさんとかはそれが気に入らんらしくて、しきりにプレッシャーかけてくるでしょ?「日本は輸出ばっかりしやがって、ウチのモンも輸入しやがれ!」って…
その結果、牛肉・オレンジが輸入自由化になりましたね。そう、牛肉。安くておいけど安全かどうか最近話題の外国産牛肉。アレも日本の弱腰の産物ですな。それどころか数年前、ちょっと不作だからってなモンで米まで輸入してたでしょ?オイオイ、日本人は農耕民族だぞ?自国の主食を外国から買ってやるほどオヒトヨシか?米、余ってるぞ?逆に売る程あるぞ?
そんなこんなで近年しきりに内需拡大が叫ばれているワケです。内需拡大ってのがつまり、国内でもっと産業を発展させて貿易差益以外で儲けようってコト…なのに、消費税ってアンタ…。国民の購買欲を削るような税金作って何が内需拡大だ!その代わりに金利下げますから借金して買ってくださいってか?
何故このような事態になるのでしょうか?それはね、それらの事を決めてるのが議員先生たちだからです。国民に選ばれた先生たちは、スーパーに大根とか買いに行って、レジで「これまけてーや!」とか言って値切って財布から千円札を出したりしません。百歩譲って買い物する先生がいたとしても、「いらっしゃいませ、先生」とか言われていい気になってます。そんな人たちが北海道の酪農家のことや新潟の農家のことや会社休んでこんなこと書いてるオレのこととかが分かるワケがない。つまり民意を分かってもらえてないのですよ。
ここでモルダーの「日本改造論」